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★ 600万点達成校を訪ねました!

  千葉市草野小学校   各クラスでポスター使い仕組み説明

600万点達成校を訪ねました!

各クラスでポスター使い仕組み説明

千葉市草野小学校
具体的で分かりやすいポスター。とても印象に残ります。右から鈴木佳菜恵副委員長、福田委員長、押村桂子副委員長  新学期には、各クラスを回り手作りのポスター3枚を使った紙芝居で、子どもたちに運動の仕組みを説明―千葉市立草野小学校(秋元六夫校長、820人)が、県内では10校目に600万点を達成しました。学校の創立と同時にベルマーク運動に参加して35年、熱心なPR活動が特徴です。
 活動の担い手は、PTAベルマーク委員会(福田恵美子委員長、14人)です。ポスターには、「ベルマーク1点が1円になり、集めた点数で学校の設備品をお買い物することができます。見落とさないように気をつけて教室の回収箱に集めてください」などと具体的に説明。熱心に呼びかけて成果を上げています。 600万点の感謝状を持つ福田委員長と秋元校長(中央)、石川光平教頭(その右)とPTAベルマーク委員会のみなさん
 ベルマーク委員は教室に設置した回収ボックスから2カ月おきに回収し、月1回、整理から仕分け、点数計算まで行っています。お勤めしている方が多いため、委員は少人数ですが、皆さんは年間の予定に合わせ調整して参加します。途中で帰る人も、自主的に自宅に持ち帰り作業を行っているそうです。発送は年2回位を予定にしています。テーブルには整理が終わったマークがきれいに並んでいます。検収結果の送り状にも「きれいに整理していただきましてありがとうございます」と財団からのコメントが記載してありました。
 天川えみ子PTA会長は、「達成の感謝状を頂きうれしい気持ちでいっぱいです。今までに多くの方々のご協力と努力を考えるとありがたさと同時に、重責を感じます。今後、児童の委員会を作り、ベルマーク仕分け作業が一緒にできればもっと関心が深まると思うので、工夫していきたい」と話していました。 手を休めることなく和やかな雰囲気。作業も楽しそうです=千葉市立草野小学校で
 ベルマーク預金でのお買い物は、2005年にサッカーと陸上のユニフォームをそろえました。昨年男子のサッカーチームは地区大会で優勝、保護者の方々もコツコツ集めたマークが、子どもたちのためになり喜んでいるそうです。
 同小は、年間を通して週3日、朝読書に取り組み、落ち着いた雰囲気の中で1日がスタートします。周辺には、住友重機などの工場群や千葉市動物公園、スポーツセンターがあります。旧川崎製鉄の住宅団地の造成により誕生した学校で、地域の方々は「我が学校」の意識を強く持ち、学校行事にも熱心に協力しているそうです。

<写真=上> 具体的で分かりやすいポスター。とても印象に残ります。右から鈴木佳菜恵副委員長、福田委員長、押村桂子副委員長。
<写真=中> 600万点の感謝状を持つ福田委員長と秋元校長(中央)、石川光平教頭(その右)とPTAベルマーク委員会のみなさん。
<写真=下> 手を休めることなく和やかな雰囲気。作業も楽しそうです=いずれも千葉市立草野小学校で
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