学校訪問


達成校目次

★ 500万点達成校を訪ねました!

  香川県三木町の平井小学校   自主参加方式で明るく

★ 400万点達成校を訪ねました!

  田辺市の田辺第二小学校
  小さな1枚で親子の会話弾む
  東京都足立区の都立城北養護学校   地域との長い付き合いを結んだ
『ギブ・アンド・テーク』方式

★ 200万点達成校!

  福島市立三河台小学校   茨城県大洗町大貫小学校
  千葉県佐倉市下志津小学校  

500万点達成校を訪ねました!

自主参加方式で明るく

香川県三木町の平井小学校
 香川県三木町の平井小学校(杉山恵子校長、700人)は参加から45年、県で15校目の達成です。
  PTAを担当するのはベルマーク委員会です。委員は希望者を募る形のボランティア制で05年度は堀尾崇子委員長ら11人でした。
  収集、仕分けは、毎月1日のベルマーク収集日に集めたのを、クラスのベルマーク係りの児童が中心になって、子供たち自ら会社別の缶に入れていきます。低学年には高学年の子が手伝ったりします。その後は、お母さんたちの出番。毎月1回、子供たちの仕分け残り分などを整理します。また9、2月に最終集計し発送します。これらの際、委員らは、一般のお母さん方にも仕分け整理、集計のお手伝いを募ります。
  ベルマーク委員を今の自主参加方式に代えて5年ほどになりますが、堀尾さんは「参加しやすくなった、明るくなった、といわれています」と話しています。授業参観などお母さんたちが集まる時にベルマークの仕分けなどを体験できる機会を作り、より多くのお母さん方にベルマーク運動を知ってもらいたいと考えています。
  平井小には、「再会の庭」というのがあります。卒業生が書いた作文、習字などの作品を高床式の建物に保管していたものを、10年後に再会の庭で開けるというものです。毎年、多くの卒業生が集まってくるそうです。
  子供たちのボランティア活動が盛んなのも特徴です。ベルマーク運動をはじめ空き缶回収、牛乳パック集め、さわやか掃除、花の栽培などに取り組んでいます。

400万点達成校を訪ねました!

小さな1枚で親子の会話弾む

田辺市の田辺第二小学校
和歌山県田辺市の田辺第二小学校(久保善計校長、537人)は参加から45年、県で4校目の達成です。
  毎月、各家庭から持ち寄ったのを、クラスのベルマーク委員の児童が中心になって、仕分け整理をします。PTAは学年部(各クラスから2人選出)が担当します。毎月、保護者に仕分け参加を呼びかけ、20人ほどで1時間半ほどかけて仕分け整理をします。年1回の発送です。
  ベルマーク収集箱は校区内スーパーや個人商店など10カ所に置かせてもらっています。PTA本部役員でベルマーク運動を担当した宮本小百合さんは、ベルマーク運動をやって良かったこととして、「買い物するのでも小さなマークを意識するようになった」「小さな1枚で親子の会話が弾むようになった」ことをあげています。また、子供たちにボランティア活動を教える良い機会になったそうです。子供たちは中越地震の被災校へベルマーク財団を通じて寄付、その感謝状も会議室に飾られていました。
  400万点の大台は前回の300万点達成から12年かかりました。先人たちの積み重ねの結果ですが、宮本さんは「これを機に年間10万点を目標にがんばりたい」と張り切っていました。
  田辺第二小は、2002年度に文科省の学力向上フロンテイアスクール事業指定研究校に認定されてから、基礎学力の定着を目指してきました。週2回、漢字、計算の学びタイム(15分)。ほかに週1回、素読・朗読・暗唱の読書タイムを設け、卒業までに百人一首を全部覚えることを目指しています。昨年からは週4回、剛健タイムを設け、全員が走ったり鉄棒するなどの体力づくりに挑戦しています。

400万点達成校を訪ねました!

地域との長い付き合いを結んだ 『ギブ・アンド・テーク』方式

東京都足立区の都立城北養護学校
校長室の真ん中の壁には、財団から届いたばかりの真新しい400万点達成の感謝状が飾られていました。東京都足立区内の東京都立城北養護学校(土井富夫校長、児童・生徒数145人)は運動に参加して26年目の達成です。
  城北養護学校は、肢体不自由児のための養護学校として城北地区(校区は足立区と荒川区)の請願によって開校しました。当時の写真をみると、校舎5棟と体育館があるだけで、あたり一面は田畑が広がり緑の中にありましたが、今は都市化が進み足立区車検場や住宅地に囲まれています。隣には東京都立北療育医療センター城北分園があり、子どもたちの心と体の健康管理の面でも万全な医療施設が整っています。
  運動はPTAの研修部がベルマークの整理、発送、注文を担当しています。年度始め、PTA会員にベルマーク回収へのご協力のお願いに回収用封筒をつけて配布、研修部員は月に1回集まり作業をしています。
  地域からの協力団体として、@足立区内では「ぐるーぷ・あい」A荒川区内の「東京ガス南千住支店」B卒業生から寄贈マークが届けられています。「ぐるーぷ・あい」からベルマークを寄贈していただいたお返しに、養護学校からは、先方が集めているテレホンカード、パスネット、古切手や書き損じた葉書などを届けています。
  「この『ギブ・アンド・テーク』方式が、地域との長い連携につながっています。これからも長いお付き合いができればと思っています」と17年度PTA会長・鈴木真理子さんは話しました。
  「私はこの学校に赴任して2年になりますが、この学校のベルマーク活動は派手にやっているわけではないのに、これだけの成果が上がっているのに驚いています。担当者のみなさんの努力だと思います」と土井校長。
  「ベルマークの担当をするまでは、無関心でしたが、部員として活動したことをきっかけにベルマークの付いている商品を選んで買うようになりました」(16年度研修部長・筒井弘子さん)
  「ベルマークは1点が1円ということ会員へもっとアピールすれば回収率がアップしたかもしれません」(17年度同副部長・和田久美子さん)
  それぞれベルマークについて話してくれました。

200万点達成校!

★ 200万点達成校!


福島市立三河台小学校
川上光男校長、503人。「思いやりの心」「一人ひとりの個性」を生かすことに力を入れています。活動はPTA学年委員会が担当。学年委員と保護者は児童に配布したベル回収袋を学期ごとに集めて仕分け、計算、送票まで1日で行います。

茨城県大洗町大貫小学校
大場攻校長、232人。学区内には大洗フェリーターミナルや大洗産ビーチがあり、海がきれいな所です。PTAの環境福祉委員会と児童会のベルマーク委員会が作業を分担しています。これまでにデジタルカメラ、紙折り機を購入しました。

千葉県佐倉市下志津小学校
若松高明校長、409人。活動はPTAの文化委員会の8人が担当しています。教室に置いてあるベル箱を月に1度、文化委員が回収してPTA会議室で行います。地域や校区内に6カ所置かせていただいています。これまでに和太鼓などを購入しました。
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