★ 300万点達成校を訪ねました!
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子どもたちの「三の丸歴史ロード」清掃は近隣の人たちに喜ばれています
茨城県水戸市の三の丸小学校
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茨城県水戸市の三の丸小(中川英夫校長、485人)は、県内39校目の300万点校になりました。
JR水戸駅から北に約400メートル。昔風のりっぱな門と白壁の塀に囲まれた学校は、徳川斉昭が開いた水戸藩校・弘道館や旧県庁、図書館が隣接している「三の丸歴史ロード」の一角にあります。 子どもたちは、朝のあいさつ運動と「三の丸歴史ロード」のボランティア清掃をして近隣の人たちから喜ばれています。 この学校のベルマーク活動は、PTAの学級委員で構成する保健厚生委員会(安一義委員長)の18人が中心です。 各教室にベルマーク箱を置き、毎月月末にマークを回収しています。以前は毎月学校で仕分け作業をしていましたが、現在は家庭に持ち帰り、各クラス分のマークの仕分け作業をしています。お勤めしているお母さんや小さいお子さんのいるお母さんにはとても好評です。 公民館や金融機関、スーパーなどの協力で回収箱を置かせてもらい、地域の協力もベル活動を盛り上げています。 「昨年度はベル預金で、ジャングルジムとすべり台を購入しました。これからも子どもたちの喜ぶ笑顔を励みに、この運動を長く続けていきたいと思います」と副委員長の長谷川かほるさんと飯村智子さんは話していました。 |
先生たちの熱心な指導の下 子どもたちだけで取り組み
愛知県蒲郡市形原北小学校
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マークの整理作業も子どもたちだけで取り組んでいる愛知県蒲郡市形原北小学校(伊藤政志校長、509人)が、300万点校の仲間になりました。1967年の参加。子どもたちだけでの取り組みがいつから行われているのかなどの経緯は定かではありませんが、先生方の熱心な指導もあってきちんとした活動ぶりです。
率いるのは児童会の4〜6年生で構成するベルマーク委員会。子どもたちはマークを学校へ持ってくると、2年生以上はそれぞれ自分で番号別に仕分け。委員会ではこれらをクラスから集め、月2回の委員会活動で1年生の分とともに整理します。 小さなマークの整理は大変ですが、先輩たちから引き継いだノウハウもあってなかなか見事。ベル担当の大竹峰子先生は「大変ですが、子どもたちがよくやってくれており、私が教えてもらっているのが実情です」と話します。 |
応援の一般会員も先生たちと夜間一緒に作業する機会も
福井県敦賀市の粟野南小学校
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福井県敦賀市の粟野南小学校(広瀬愃校長、548人)が、県内23校目の300万点校になりました。1976年の参加以来、児童会とお母さんたちの連携プレーの成果です。
児童会のボランティア委員会が呼びかけて集めます。これを委員会活動や友だちらも加わって大まかに整理し、PTA総務委員会のお母さんたちへ。総務委員会では委員だけでなく、授業参観日などに一般会員にも応援を求めて整理・集計にあたります。先生たちと夜間、一緒に作業する機会もあります。 校区はこのところ宅地開発が盛ん。児童数も年毎に増え、健やかで活力ある学校づくりと取り組んでいます。健やかといえば、学校のホームページを拝見して目にとまったのが「給食室から」。メニューの紹介とともに、栄養士さんによる素材にまつわる話や健康に関する話などがコラム風に書かれていて、おいしさと楽しさが伝わってきました。 |
ベル活動「再建元年」 活発化に向けて意欲
延岡市の恒富小学校
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宮崎県延岡市の恒富小学校(伊東忠俊校長、279人)が参加42年で、県内21校目に累計300万点を達成しました。
PTA学年部(古谷留美部長ら24人)は4月のスタートにあたって、前年度の未処理ベルマークが多数あって活動が停滞気味だったことから、今年度を「ベルマーク活動 再建元年」の年と位置付けて、活動を活発化させていくことを決めました。 まず、4月に年間計画を作成。これまでベルマークの収集日を決めていなかったことから、毎月1日をベルマーク回収日にしました。6月―10月までは、クラスごとに集計します。集計作業は、学年部とは別組織のクラスのベルマーク委員(4―10人)が行います。最終集計は学年部がして11月に発送します。11月―3月は回収日が無いために、ベルマークは自宅で保管します。 300万点達成について古谷留美部長と宮田泰子副部長は「再建1年目なので、まず毎月1回ベルマークを回収することを決めました。マーク収集も地域の協力を得たり、整理方法を改めたり、次の目標に向かってがんばります」と意欲を見せていました。 伊東校長は「200万点から18年かかっているが、これも活動を継続してきたからできたことです。これからはPTAが活発な活動を続けていけるように、学校も協力していきたい」と話していました。 |
★ 200万点達成校 |