学校訪問


達成校目次

★ 1000万点達成校を訪ねました!

  高松市栗林小学校   香川県で初めて1000万点達成の高松市栗林小
「ベルマークは教育の一環」
畳の余裕教室使い 作業は和やかに

★ 600万点達成校を訪ねました!

  川崎市の高津小学校   来年は学校の創立90周年
ベル預金を蓄え記念品を

★ 300万点達成校を訪ねました!

  千葉県市川市の南行徳小学校   職員室前廊下に ベル箱置き回収
  大阪府寝屋川市の堀溝小学校   地域からも協力 昨年ピアノを購入
  神戸市の西須磨幼稚園   紙製卵パックで 整理が便利に

★ 200万点達成校

  埼玉県狭山市入間小学校   千葉県柏市増尾西小学校
  川崎市川崎区四谷小学校   神奈川県平塚市神田小学校
  大阪市木川小学校   兵庫県尼崎市大島小学校
  北九州市戸畑区あやめが丘小学校   福岡県田川市後藤寺小学校
  長崎市桜町小学校  

1000万点達成校を訪ねました!

香川県で初めて1000万点達成の高松市栗林小
「ベルマークは教育の一環」
畳の余裕教室使い 作業は和やかに

高松市栗林小学校
 高松市栗林小(多田洋一校長、1083人)の朝は、午前7時50分、ピアノの演奏に乗って「あいさつの歌」から始まります。毎日、コーラスの好きな30人から50人の子どもたちが校門の脇で合唱、登校の児童たちを迎えるのです。この栗林小が全国で10校目、県で初の1000万点を達成しました。参加から41年、93回の送票でした。
  PTA(早谷川悟会長)のクラス部(真鍋珠生部長)が毎月1回集まります。部員は各クラスから1人ずつ選ばれた32人です。今年から子どもたちにも協力を求め、お母さんたちが紅茶の入っていた紙パックで仕分け箱をつくり、各教室に設置しました。子どもたちは番号が書かれた箱に会社別に分けて入れることになりました。毎月「ベルマーク週間」を設け、子どもたちがマークを持ってくると、お母さんたちが教室を回って集めます。
  クラス部だけでは手が足りないので、一般のお母さんからボランティアを募ります。毎回、30人から40人が参加、畳の「余裕教室」でなごやかに午前中作業します。働くお母さんのために、1回の作業は平日と土曜日を組み合わせた2日間です。9月と3月に発送、1回の発送は10万点から15万点です。
  子どもたちが持ってくるマークのほかに校区の公民館とカメラ屋さんにベル箱を置かせてもらっています。「公民館だより」には協力依頼、集票結果、年度末には協力のお礼を載せます。安富美都華さん(6年)は「マークを集め、どんな物が買えるか考えると楽しい」。中原明彦教頭は「お母さんたちがいつも、誰かが学校に来て、教室を見てくれるのはいいことです。ベルマーク運動は教育の一環として子どもたちの中に生かされています」と話していました。

600万点達成校を訪ねました!

来年は学校の創立90周年
ベル預金を蓄え記念品を

川崎市の高津小学校
 川崎市高津区高津小(向井一哉校長)が、39年間の活動で600万点を達成しました。県で8校目でした。
  学校は多摩川の南側、江戸時代に脇往還として発達した矢倉沢街道と、府中街道が交差する交通の激しい一角にありますが、市立図書館や幼児教育センターに隣接していて緑が多く、4年前に改築した明るく斬新な校舎で児童880人が学んでいます。
  ベルマーク活動の担当は、この春、学年委員会からPTA執行部直属のベルマーク係へ移りました。整理作業の大半を家で行って、勤めている人も参加できるようにという従来からの方針を、さらに前進させたもの。メンバーを募ったところ160人が応じ、関心の高さを伺わせました。各学期を2学年ごとが受け持って、マークの収集から発送までを行います。
  マーク収集は年7回。月初めの一週間に児童たちが回収袋に入れてマークを持参し、担任の先生が職員室脇に置かれた「ベルマーク回収袋入れ」へ入れます。翌週、都合のつく人が学校に来てマークを人数分に分け、作業の流れを記したプリントと会社別の袋一式を備えた「仕分けセット」と一緒に、係のお子さんに家へ届けてもらいます。学期末の「計算会」に仕分けたマークを持ち寄って、集計して発送します。これまでに、ミシンやオルガンなどを購入しました。
  「ベル活動は会員同士が親しくなれる場」「PTA活動に参加する入り口です」と執行部の遠藤守正さんと平木伸枝さんは話していました。郵便局など校区3カ所に置いた収集箱にマークを寄せて、地域の人たちも協力しています。
  学校は来年創立90周年を迎えます。それに合わせて効果的な買い物をしようと、ベル資金を蓄えています。

300万点達成校を訪ねました!

職員室前廊下に ベル箱置き回収

千葉県市川市の南行徳小学校
 千葉県市川市南行徳小 加藤平校長、862人。県で78校目。運動参加38年目で達成しました。
  すぐそばをゆったりと流れる江戸川をはさんで東京都と向き合っている市川市。中でも行徳地区は古い歴史を今に伝えています。来年は創立130周年。何代も前からこの地に住み、この学校を卒業した地域の人たちが130周年をどうやってお祝いしようか、と楽しげに準備を始めました。
  ベルマーク活動に取り組んでいるのはPTAの環境整備部に所属するベルマーク班(中野睦子班長)の21人のお母さんたちです。
  職員室の前の廊下には、児童たちがいつでもマークを入れられるようにプラスチックの箱がいくつも用意され、お母さんたちが毎月1回回収して仕分け、集計をします。
  中野さんたちは「子供たちにもベルマーク運動の意義などについて伝えて行きたいですね」と話していました。

300万点達成校を訪ねました!

地域からも協力 昨年ピアノを購入

大阪府寝屋川市の堀溝小学校
 大阪府寝屋川市堀溝小 岡田一正校長、495人。府で63校目。参加から31年、76回の送票でした。
  PTA(東村博一会長)の学級委員会(由村和子委員長)が担当。各クラスから2人ずつ選ばれた32人が、各学期に1回集まります。学級委員の中に4年生だけで作られたベルマーク係(坂本京子係長)は毎月1回学校に来てマークの整理をします。忙しい人は家に持ち帰ります。PTAが年に5回発行している広報誌「ひびき」に集計結果、お買物の内容を載せます。
  お年よりや学生からマークを郵送してくれるのは励みになります。昨年はピアノを買い、PTAのコーラスなどで役立っています。
  勝田敬子、前川恵子両PTA副会長は「年度最初の活動日には、前年度の委員さんが自主的に出席、歴代引き継がれた作業方法を教えてくれます」と,喜んでいました。

300万点達成校を訪ねました!

紙製卵パックで 整理が便利に

神戸市の西須磨幼稚園
 神戸市西須磨幼稚園 岸田元子園長、330人。県で114番目。参加から35年、53回の送票で達成です。
  PTA(田中眞和会長)の施設部(谷本和代部長)が担当。年少、年中、年長組から集まった約40人の有志が毎月第2木曜日に集まって仕分け、整理し、各学期に1回集計、発送します。小さい子どもを連れてきたお母さんのために子どもたちだけで遊べるプレールームが用意されています。
  昨年まで塩化ビニール製のクッキーの箱を使って仕分けしていましたが、静電気が起きてマークが引っ付くので、今年から厚手の紙製卵パックに替えました。小さいマークを整理するのにはとても便利です。お母さんたちは子どもが年少から年長までの3年間在籍している間、継続してベルマーク運動に参加してくれる人が多く「おしゃべりをしながら、友だちができるので楽しい」と言っています。

★ 200万点達成校


埼玉県狭山市入間小学校
 結城重雄校長、348人。県で158校目。PTA保健厚生委員会(景山孝子委員長、12人)が、毎月5日にマークを集めて整理し、年2回発送。年度初めにプリントで協力を呼びかけます。資金で自転車などを購入しました。

千葉県柏市増尾西小学校
 堀内青波校長、669人。県で189校目。PTAベルマーク係が推進。年5回、各教室にベルマーク箱を置いてマークを集め、その日のうちに整理して発送します。資金で買ったデジタルカメラは、授業で役立っています。

川崎市川崎区四谷小学校
 寺尾央校長、482人。県で317校目。 推進役はPTA福祉厚生委員会(宇田千佳子委員長、6人)。年3回ほど活動し、一輪車などを購入。来年創立50周年の学校で、児童たちは昔盛んだった「のり作り」を体験学習しています。

神奈川県平塚市神田小学校
 小泉一二三校長、614人。県で318校目。 PTA厚生保健委員会(新谷直美委員長)が推進。毎月10日のベルマークの日に集票し、学期ごとに発送します。各教室に番号別のベル箱を設置。自治会へも呼びかけています。

大阪市木川小学校
 酒井章校長、375人。参加から40年、送票49回。府で199校目。PTA(中澤勇会長)の学級委員会(佐藤すみ子委員長)が担当。クラスから1人ずつ選ばれた13人が学習参観日などにあわせて毎月、ミーティングルームに集まります。

兵庫県尼崎市大島小学校
 中島泰三校長、691人。参加から24年、送票63回。県で220校目。PTA(上山福栄会長)ベルマーク部(小川貴子部長)の6人が中心に、毎月1回程度集まります。月1回のクラブ活動で、グランドゴルフが役立っています。

北九州市戸畑区あやめが丘小学校
 秋永知之校長、520人。県で81校目。参加41年で達成。PTA生活委員会(34人)がベルマークと廃品回収を担当。「6月10日の初委員会で前年並みの10万点以上を目標にがんばりましょうと話し合いました」と平石孝子委員長。

福岡県田川市後藤寺小学校
 道富雄校長、291人。県で82校目。参加41年で達成。ベルマークはPTAの5常置委員会が受け持ち。図書館司書でPTA・ベルマーク担当の副田勝代さんは「1点、2点と小さな数字だが、物が買えた時の喜びはすばらしいですね」。

長崎市桜町小学校
 磯田隆司校長、377人。県で48校目。参加41年で達成。PTAのベルマーク委員会(18人)が担当。再来年1月に新校舎が完成予定。原田諭可委員長は「新校舎に合わせて新しいテントの購入を目指してがんばろうと申し合わせています」。
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