参加団体の活動


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市のフェスティバルに仕分け体験コーナー
 愛知県豊川のNTTボランティア

 愛知県豊川市の社会福祉会館で10月末に開かれた「ふれ愛フェスティバル」に、ベルマーク仕分け体験コーナーがお目見えしました。市内のボランティアグループ「NTT・OB豊川の会」(杉本栄代表、17人)が開いたもので、会員らは訪れた親子連れらにマークの切り方や番号別の仕分けを指導し、ベルマークへの関心を高めていました。 会場を訪れた子どもにベルマークの切り方を指導するNTT・OB豊川の会のメンバー
 同会は、ボランティア活動を始めようというNTTや関連企業の退職者らが1995年に結成。翌年4月からベルマークやロータスクーポンの収集、整理に取り組んでいます。収集は市内8カ所に置いた収集箱で市民の協力を受け、毎月第4月曜に会員が集まって仕分けをしています。
 整理したベルマークは、定期的に市内の県立豊川養護学校に寄贈しています。同校の運動参加は同会がベルマークに取り組んだのと同じ1996年で、参加から12年で送票累計が134万点に達しています。同校では、これらのベルマーク預金でプリンターを購入するなど、有効に活用しています。
 「ふれ愛フェスティバル」は市社会福祉協議会などの主催で、今年で18回目。「みんなでつくるふれあいのまち」をキャッチフレーズに、各福祉団体の紹介コーナーやバザー、模擬店などが設けられました。小雨まじりの、あいにくの空模様にもかかわらず、約2000人の市民で賑わいました。 会場には訪れた人たちが持参したベルマークを入れる箱(左下)も用意しました
 スタンプをいくつか集めると記念品がもらえる福祉体験スタンプラリーの企画もあり、そのコースにベルマーク仕分け体験コーナーも組み込まれました。参加者は小さいマークをはさみで切りそろえたり、番号を書いたケースに仕分けして入れたりしていました。中には家からベルマークを持ってきてくれた人もあり、コーナーの一角に置いた収集箱にはたくさんのベルマークが入っていました。
 体験参加者には、ベルマーク集めに加わってもらおうという呼びかけとベルマーク一覧表のほか、豊川養護学校の生徒の作品による絵はがきがプレゼントされました。

《写真上》会場を訪れた子どもにベルマークの切り方を指導するNTT・OB豊川の会のメンバー
《写真下》会場には訪れた人たちが持参したベルマークを入れる箱(左下)も用意しました=いずれも愛知県豊川市社会福祉会館で

(2008/11/07)
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