私たちの学校は、今年で137周年を迎える歴史のある学校です。須賀川市の中心より南に位置し、国道4号線がすぐそばを通っています。
学校は、現在23学級、児童数613名と須賀川市内の大規模校でもあります。また、PTAは、PTA本会と音体(音楽体育)後援会の活動にわかれ、活発に活動しています。
ベルマーク運動は、教育設備の助成を目的とした運動で、ベルの形は「国内外のお友達に愛の金を鳴り響かせよう」という意味があるそうです。このような趣旨のもと、子どもたちのため、私たちPTAベルマーク委員会は活動しています。委員は、全員で46名になります。各学級から2名ずつ、そしてその中から選ばれた委員長・副委員長が中心となって、がんばっています。3年前に各学級1名だった委員の数を2名にふやしました。そのことによって、活動がより活発になりました。普段は、平日の午前中2時間くらい、年7回活動しています。毎回の活動に全委員が参加できるわけではありませんが、それぞれの委員ができる範囲で活動に携わってくれています。昨年は、仕事を持っているため、どうしても平日の活動に参加できないという委員が、自宅にベルマークを持ち帰り、集計作業をしてくれました。一人一人の委員の協力のおかげもあり、昨年度発送点数は、14万3,590点にのぼりました。これは、福島県内632校中、5番目に多い点数だそうです。みんなの努力の結果、このような成果が上げられたことに、とても感動しています。
ベルマークの収集方法ですが、私たちは、年7回の呼びかけをします。その都度、「ベルマーク委員会便り」を出し、その中に学年別の収集順位をのせて、意識を高めるようにしています。また、学校から出される、各学年の学年便りに、収集日と回収日をのせてもらい、全家庭にベルマークの収集日を知らせてもらっています。更に、高学年児童には、今年度は一人何点集めるか・・・という目標を決めさせて集めるようにしています。目標が明確だと、子どもたちの意識も高まってきます。そうして、各学級で集められたベルマークは、高学年児童で組織されたボランティア委員会によって回収され、私たちPTAベルマーク委員会の振り分け作業に間に合うように整えられます。
ベルマーク委員会では、年7回の活動の中で、点数の振り分け作業と集計作業を交互に行っています。各自がマイカップをもちより、お茶を飲みながら、和やかな雰囲気の中で作業しています。子どもたちのためのベルマーク運動で大変な部分も多いですが、私たちもこの活動を通して友達が増えたり、情報交換ができたり、気分転換できたりといい面もたくさんあります。
今後の課題として、私たちだけの活動では限界があるので、ボランティア委員会の児童とも協力していくことを考えています。今までは回収作業だけを手伝ってもらっていましたが、月1回の児童会委員会の時間にベルマークの整理作業も一緒にできるように、働きかけていきたいと思っています。
収集活動に頭を悩ませていたとき、地域に住む人や、一小の卒業生の家庭でもベルマークを集めてくださっているという話を聞きました。そこで、そのような皆さんのベルマークを集めるために、いろいろな場所にもベルマーク収集箱を設置することを思いつきました。話をしてみると、公民館やスーパー、コンビニ、個人商店などで快く設置を引き受けてくださいました。地域の皆さんの協力もあり、今までは気づかずにゴミにしていたベルマークも、意識が高まり、たくさん集まるようになりました。最近はインクカートリッジやトナーも多く集まるようになりました。ベルマークの輪が広がってきたことは、大変うれしいことです。
1963年6月26日から、ベルマーク活動に参加して、累計約490万点集まりました。過去に、グランドピアノ、大型スクリーンテレビ、書架、太陽電池式アウトドアクロックなどを購入して、子どもたちの学校生活に役立てています。また、一昨年度から拡大コピー機を購入予定の目標にして、頑張っているところです。
購入金額に応じた品物の10パーセントがいろいろなところに寄付され、役立っていることを子どもたちに理解してもらうための活動も必要だと思っています。ただ集めているということだけでも大きなボランティアになるということと、すばらしい意義のある活動であることを呼びかけたいと考えています。
=5月13日、ビッグパレットふくしまで
地元テレビ局も取材
説明会がスタートした13日、福島県郡山市のビッグパレットの会場には地元マスコミ3社が取材に駆けつけ関心の高さをうかがわせました。新聞の福島民友新聞社、福島民報、それにテレビ局の福島放送です、いわき、福島と続く福島県内3カ所である説明会の初日と言うことも理由のようです。
福島放送は、テレビ朝日系列のテレビ局で、説明会でも上映するビデオ「子どもたちの笑顔と共に」に登場する郡山第一中学校の映像取材では、ベルマーク財団に協力して頂いています。同放送は須賀川市立第一小学校の体験発表まで取材(写真)。この様子は、同日夕方の地元ニュース番組「スーパーJチャンネル」で放送されました。 |
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