枚方小学校は枚方市では一番古く、今年で創立135年を迎えました。児童数665人です。ベルマーク運動には1965年から参加しています。参加以来の累計が、このたび400万点を達成したことから体験発表をさせていただくようになりました。
ベルマーク活動について説明します。年度初めにベルマーク運動への協力お願いの文書を保護者に配ります。昨年度は集計日を5月29日、6月26日、9月25日、11月27日、1月29日、2月26日にしました。
月によって担当学年の保護者を決めておきます。5月が5年と6年、6月3、4年、9月1、2年、11月5、6年、1月3、4年、2月1、2年です。それに加えて担当委員会も決めておきます。5、9月は生活指導委員会、6月広報委員会、11月学級委員会、1月文教委員会、2月保健体育委員会です。
お願いの文書にはベルマークの切り方の注意も添付しています。
ベルマークの流れですが、第3火曜日に袋を渡し、第4火曜日に集計していました。2月の場合、19日に袋を渡し、20〜25日に学校に持ってきてもらい、26日に集計という具合です。
収集はベルマーク袋を配布する日に、私たちが企業別のプラスチックボックスを職員室前廊下に並べておきます。翌日から1週間、子どもたちが番号を見ながら入れていきます。1年生が仕分けするのは大変ですが、担任の先生から指導を受け、高学年のお兄さんお姉さんの手助けや教えを受けたりしながら、出来る範囲でしています。
空になった袋は回収箱へ戻してもらいます。この作業をすることにより、1〜6年の児童全員がベルマーク活動に直接関わり、参加しているという意識が高まるのではないかと思います。
また、インク・トナーカートリッジも回収箱を常設しています。近所のスーパーに置いてもらっているベルマーク回収箱からも集めます。
では、年6回の集計日について説明します。集計日には、お手伝い申し出の保護者、担当学年の保護者らがPTA集会室に集まり、子どもたちが仕分けしてくれた企業別ボックスを集め、集計します。その場で、企業別の担当者を決めて作業をしていきます。同じ点数のものを10枚ごとにセロテープで貼ったりホッチキスで留めたりします。集計したらベルマーク財団に発送します。
担当の委員会には児童から戻ってきた袋をクラス別に分けスタンプを押すという整理作業を主にやってもらいます。集計日の作業はわいわいしゃべりながら大体2時間ほどです。毎回1万点ほど集まります。集計後、空になった企業別ボックスは職員室前廊下の整理棚にしまっておきます。
年6回の集計なので、1年間で6万点ほど集まりますが、その年学校に必要なものがあれば購入します。平成19年度は、小さいサイズの一輪車4台を購入することが出来ました。
(スライドショーを使って発表)
=5月22日、梅田アクトVホールで
協賛会社ブースに社長自ら参加
協賛会社の寺西化学工業(本社・大阪市旭区)の寺西寿三社長が5月22日、ベルマーク運動説明会の大阪会場に顔を出し、協賛企業ブースでお母さんたちと交流を深めました=写真。協賛会社の社長自らが参加するのは珍しく、寺西社長は「(ベルマーク運動は)素晴しい草の根運動と思いました。お母さんたちの熱心さに触れ、大変よかった。会社としてもベルマークを通じ教育支援のために貢献したい」と話していました。
寺西化学工業はベルマーク番号2番でベルマーク運動発足当初から協賛会社として参加しており、マジックインキをはじめギター画材などを製造販売しています。
寺西化学工業は今年初めて全国42会場にブースを設けました。昨年末に販売を始めた新製品、水性顔料マーカー「アクアテック」を知ってもらいたい、というのがブース設置の理由です。
ブースには若い社員たちの中に寺西社長や北西英治営業部長らも加わり、説明会場を訪れるお母さんたちに応対していました。寺西社長は説明会開始から終了までの2時間、会場で立ちっぱなし、帰り際のお母さんたちとも談笑していました。
お母さんの中には「説明会で初めて、マジックインクが寺西化学で製造されたということが分かりました。協賛会社の生の情報も得られよかったです」と話す人もいました。 |
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