体験報告



近畿



5月9日(火)神戸【1】

神戸市立魚崎中学校
筒井 佳子さん
足立 真澄さん
小谷 摂子さん
八木 美香さん
(右から)
 昨年5月、魚崎中学校はベルマーク運動に参加以来の累計点数が1000万点に達しました。中学校では全国2番目です。ベルマークは緑化、あいさつ運動と並ぶ生徒会の重要な活動で、地域にも根付いています。
  数年前までは、各クラス間で点数を競う方法がとられていました。勝つために、他のクラスより少しだけ多く提出し、余りを翌月に取り置く「戦術」が取られることもありました。そのためか、学級数が今より多かったものの、点数がそれほど集まりませんでした。
  そこで全校の年間目標点数を定め、他クラスとの比較をやめて各クラスが5000点、1万点といった節目に達するごとに、特別表彰するといった絶対評価にかえました。その結果、出し惜しみがなくなり、飛躍的に得点が伸び始めました。特別表彰は生徒会から鉢植えの贈呈です。緑化運動の助けにもなっています。
  それでは、年間目標はどこに置けばよいのでしょうか。1学年5学級、全校で15クラスの頃は「年間20万点」を目標にしていました。1人あたり1ヶ月約40点になります。2001年〜2003年は達成できましたが、1クラス減の2004年は20万点を切りました。
  そこで13クラスになった2005年には、生徒たちが相談して年間目標を18万点に下方修正しました。幸い、20万点を超えたそうです。
  仕分け集計ですが、以前には生徒は仕分けせず、各クラス集計だけをしていて、後は保護者が仕分け、集計、発送作業をしていました。しかし保護者が音を上げてしまいました。これを解決するため、生徒らも企業ごと、点数ごとの仕分けまですることになりました。
  では現在の手順を説明します。毎月のベルマーク週間に、生徒は集計袋に点数を記入してクラスに持ち寄ります。クラス全員の合計点数を求める時に、この袋があると便利です。
  クラス備え付けの企業別回収袋に、各自仕分けします。クラス全員で企業ごとの点数別に、ポリ袋に仕分けます。クラス委員が企業別回収袋ひとそろいを、全校協議会に持ち寄ります。クラスの企業別回収袋から、全校の企業別回収袋に移し替えます。ここまでが生徒の担当です。
  保護者は学期ごとに集計と発送作業を行います。PTA役員が中心になり1学期は3年、2学期は2年、3学期は1年の保護者が2、3日間で作業を終えます。
 ベルマーク運動にクラス全員が参加できると、生徒会によって掲示板にリボンが付けられます。いつも満開とはいかないようです。そこで生徒の参加意識を高めようと、購入品を生徒たちが相談して決めています。
  ベルマーク運動を続けることは面倒でありますが、全員が運動に参加すれば、全員が達成感を得られるのです。
=5月9日、兵庫県民会館で (映像使用)


5月10日(水)大阪【1】

寝屋川市立北小学校
谷口由紀子さん
小谷しのぶさん
八木 智子さん
(右から)
 北小は創立132年目の歴史の古い学校です。いま、食指導に取り組んでおり、屋内、屋外「ランチルーム」での給食ができます。PTA農園で栽培した野菜を使っての給食は人気で、ほかに「親子ふれあい料理教室」では朝食づくりや味噌、豆腐つくりなど体験学習ができます。
  昨年、ベルマーク運動参加以来の累計が600万点を超えました。この間に木琴、アンプ、一輪車、竹馬など買いました。
 収集、仕分け、集計は各クラス2名の学級委員から成るPTA学年委員会で行っています。昨年度は40人の学級委員が作業にあたりました。
  各クラスに収集箱を置いています。いつでも入れていいようになっています。仕分けは、りんご箱に入っている緑色のクッションを利用して、会社ごとに分けています。同じ会社、同じ点数を10枚セロテープでとめます。10枚そろったのを会社別に別の引き出しに入れます。引き出しをテーブルの上に全部出し、会社別に数えて発送用の封筒に入れます。10枚つづりなので、数えやすく作業が早く終わります。
  体験発表するにあたり、初心に帰って考えました。活発にするには、子どもたちのために具体的にこれを買いたいという目標が大事だと、改めて思いました。そこで今年は、具体的に購入したい品物を決めて、それを各家庭にアッピールしていこうと話し合いました。今出ている案は「毎年もちつきをするので、きね・うす・せいろを」「テレビ放送がデジタルになったら、今のテレビでは見られなくなるから、新しいテレビを」「集まった点数の何割かを友愛事業に回すのはどうか」などです。
=5月10日、森ノ宮ピロティホールで(映像使用)


校長先生ら学校ぐるみ応援
  大阪府寝屋川市立北小学校PTAの体験発表には、宮島政美校長ら教職員3人が応援にかけつけるなど学校側の裏方ぶりも話題になりました。
  発表したのは、PTA副会長の八木智子さん、1006年度全学年長・谷口由紀子さん、2005年度全学年長・小谷しのぶさんの3人。
  それを支えたのが、学校職員の壬生祐造さんです。八木さんらの要望を受けて、ベルマークの活動場面などを撮影、図表などを重ね30カットほどで、見事な映像をつくり上げました。会場でのリハーサルも手伝いました。ダイナミックな映像に会場のお母さん方も感心していました。発表終了後、壬生さんは「うまくいき、ほっとしています」と笑顔を見せていました。
  発表に先立ち宮島校長は「わが校はベルマーク運動に一生懸命取り組んでいます」とあいさつ、PTA、学校一体で取り組んでいることを印象づけました。体験発表で校長自ら舞台に立つのは珍しいが、宮島校長は「何とかPTAのみなさんの応援に行きたいと思っていました」と話していました。


5月11日(木)和歌山


和歌山市立吹上小学校
宇都宮景子さん
戸村加依子さん
榎坂 好美さん
(右から)
 吹上小は和歌山城の南方にあります。ベルマーク活動はPTAの厚生部でおこなっています。収集は3つの活動から成り立っています。1つは5、6年生によるベルマーク委員活動、2つ目は地域の方々の協力、3つ目は育友会のベルマーク活動です。
  児童は5、6年生6人づつの計12人でベルマーク委員が構成されます。収集箱(通称ベルマークボーイ)を校区内のスーパー、コンビニ、郵便局、公民館などに置かさせていただいています。児童は担当箇所のベルボーイからベルマークを回収、月曜6時限の委員会の時間にメーカー、点数ごと仕分けします。
  育友会は、収集袋をクラスに配り、クラス単位でメーカーごとに仕分けます。そして学期に1度、厚生部会を開き、マークをメーカー別に集め、さらに点数ごとに10枚づつ集めてテープかホッチキスで止めます。
掛け時計、デジタルカメラ、ハンドベル、炊飯器、紅白の大玉など買いました。
=5月11日、和歌山県民文化会館で(映像使用)


5月12日(金)大津


滋賀県甲賀市立伴谷小学校
増山 耕三教諭
宿谷 恵子さん
(右から)
 伴谷小は1961年にベルマーク運動に参加し現在470万点を超えました。2005年度の年間収集点数は127870点と県内4番目の好成績になりました。
ベルマークはPTA厚生部で、毎年15人ほどの役員が担当しています。各地区の区長さんに回収のお願いの文書を配り回覧してもらっています。年2回、子どもたちが2000軒近くの家庭を手分けして1軒1軒回り回収しています。
  年2回(6月、12月)仕分け集計します。会社名と番号の書いてある容器を用いて分け、10枚単位の綴りを作り、数えやすいようにしました。1回目と同じ番号を2回目もなるべく担当してもらうようにしました。
  集計作業は一方ではお母さん方の情報交換の場にもなっています。最後に集計は部長が家で合計し発送しました。集計が終わった後はベルマーク便りを発行し報告しています。
  ベルマーク運動はマークを集めるだけでできる一番身近でお金のかからないボランティアです。「捨てればごみ、集めればボランティア」。まさにそのとおりです。子どもたち、もっともっとベルマークに関心をもってもらうことが大切だと思います。
=5月12日、大津市生涯学習センターホールで (映像使用)


5月23日(火)京都


京都市立大宅小学校
日紫喜美紀さん
森本 真美さん
(右から)
 ベルマークの回収はベル袋を子どもに配って行っています。子どもたちは、袋にマークを入れ、15日締め切りで学校に持ってきます。クラスの学級委員が20日ごろ袋を受け取り、自宅でベル番号ごとに仕分けし、番号別の封筒に入れます。
  そして年3回(6、11、2月)、全学年の学級委員を集めて集計を行います。各学年ごとに6テーブル用意して分かれて座ってもらいます。どこの家にもあるような容器に番号を書き置きます。
  各委員が仕分けしてきたクラス分のマークをその番号の容器に振り分けてもらい、そこで目の前のベルマークをテーブルの担当者が集計・計算します。このときまとめたものを、ベルマーク委員が財団に送ります。
  ベルマークを意識してもらうため、各家庭に年数回、手紙を配布しています。また収集箱を職員室、郵便局などに設置させていただいています。
=5月23日、京都市女性総合センター(ウイングス京都)で


5月24日(水)奈良


大和郡山市立片桐西小学校
河野 真弓さん
山平 文子さん  
竹之内睦美さん
小川 京子さん
芦阪 光代さん
新堂 早苗さん
(右から)
 PTA文化厚生委員が担当し年8回、回収しました。最初に年間活動予定表を作成しました。回収封筒は表に回収日、裏にきり方などの注意事項を印刷しています。回収3日前に、回収封筒と分別BOXを教室に配ります。
  1年生は封筒にベルマークを入れたまま提出してもらいます。2年生以上は持ってきたベルマークを児童自身が番号ごとに分別BOXに入れます。分別BOXにはベルマーク番号がついているので、2年生でも分別できます。子どもたちも結構楽しんでいるようです。
  第1金曜日の始業前に、委員が封筒と分別BOXを回収します。2〜6年生の分別BOXから、番号別にまとめていき、その後、1年生のをみんなで振り分けていきます。各担当者が家に持ち帰り、会社ごとに点数別に分け、10枚ごと台紙に貼ります。台紙は統一し、細い両面テープで貼り付けします。9、3月に台紙を持ち寄り集計し、発送します。
  昨年の活動で13万9000点集まりました。前年度までの分と合わせて、冷水機4台、掃除機2台を買いました。
  1年間の活動で良かったことは、台紙を統一したため集計がしやすくなった▽両面テープ使用で小さなマークが貼りやすくなった▽自宅に持ち帰る際、番号別半透明袋を利用したことで他の番号と混じることがなく保管しやすくなった▽保護者の職場、近所から寄せられたマークがたくさんあったーーなどです。
  要望としては、1年生も分別できるように指導したり、回収を手伝ったりする「高学年のベルマーク係り」を置いてもらうよう、学校にお願いしています。
  ベルマーク財団、協賛会社にもお願いです。脱退通知から、せめて1、2年間はベルマークの取り扱いをしてほしい。昨年度もテイッシュペーパーなどのベルマークを大量に処分しました。各家庭の購入から、ベルマークが回収されるまでには、かなりの時間差がございますので、ぜひご検討、ご改善願います。
=5月24日、なら100年会館で(映像使用)


5月25日(木)神戸【2】

神戸市立板宿小学校
岩島 祥子さん
森田 和美さん
秋江千佳子さん
宮地 豊子さん
(右から)
 わが校は、「もとめる、つながる、きたえる」を教育目標に解かる授業、楽しい授業づくりを進めています。
  PTAベルマーク委員会では、多くのベルマークを集めるため、学校のOBや地域団体の協力を仰ぎ、地域全体で収集しようということになりました。幸い学校近くに商店街、市場、スーパーがあり、多くの買い物客が訪れます。このことを生かせば予想外の収集ができるのではないか、と考えました。商店街などの代表者と会い、ベルマーク収集箱を置かせてもらいました。おかげさまで、平成17年度は兵庫県内4位、全国45位の成果をあげることになりました。
  仕分け、集計は大変でした。ベルマーク部員が当番の保護者とでやります。当番の方は月1回、2時間ほど、仕分けと集計のお手伝いをしていただきました。
  当日の作業は、地域の収集箱を回収し、ベルマーク部の部長、副部長が家でできる分だけ番号別に仕分けし、整理・集計の日に学校へもって行きます。当日は集計に時間をかけてもらうようにし、整理は短時間で終わらせるようにしました。時間を短縮した分、お茶休憩でお母さん同士の貴重な交流の場ができました。収集方法、整理の仕方を学校の実情に合わせて工夫することで、気がつけば23万5000点というのが私たちの実績です。
  貯まったマークは子どもたちの教育活動に使わせていただきます。今回は、鉄琴を購入、鉄琴が届いたら子どもたちにもベルマーク活動の意義を話したい、と考えています。
  ベルマークをお手伝いさせていただき、小さな1点が集まって子どもたちの喜ぶ笑顔に変わることの素晴らしさを感じました。
=5月25日、兵庫県民会館で(映像使用)

「非常に良い発表」校長も感心
 板宿小PTAベルマーク部の森田和美さんらの体験発表に、会場にかけつけた清水篤校長が「わかりやすく、大変良い発表内容でした」と感心していました。
  PTAと学校は一体、全保護者が年1回、ベルマークの収集、仕分け整理に関わっています。ベルマーク運動を通じて保護者とのつながりを強めようと学校側も大変協力的です。この日の説明会終了後、せっかくの良い発表だから全保護者にもその内容を伝え、ベルマーク運動への理解を求め、運動を推進していったらどうか、との声も出ていました。


6月7日(水)大阪【2】

大阪市立北田辺小学校
福島 悦子さん
三浦 淳子さん
森 恵津子さん
大西とみ子さん
上杉富滋子さん
(右から)
  北田辺小は創立73周年を迎えました。自ら学ぶ子ども。たくましい子ども、思いやりのある子ども、という教育目標のもと、のびのびと学校生活を送っています。ベルマーク運動は各学年6人で構成される学級委員会が中心に活動しています。
  以前、ある学級でベルマーク箱を透明のケースに換えたところ、ベルマークが増えていくのがよくわかり、子どもたち意欲的に集めだしました。そこで、今年度から、すべての箱を透明に切り替えました。年度初めには、協力のお願いの便りと協賛会社一覧を配布しています。広報誌で取り上げたり収集点数を報告したりしてもらっています。
  年数回、学級委員がベルマーク箱から回収し分別、10枚ごとまとめます。最終的に、2月に全委員が10枚つづりのベルマークを持ち寄り、ボランティアも加わり、担当の企業を決め集計します。最後に6年学級委員が再点検し、財団に送ります。
  多くの人にベルマーク運動のことを知ってもらいたいと思います。そのために、11点=1円、と書かれたベルマーク回収用の封筒の配布、協力のお願いの便りに、具体的にベルマークつき商品のイラストなどを、手書きで記載したり、子どもにわかるような言葉で書いたりしています。
=6月7日、森ノ宮ピロティホール(映像使用)


6月8日(木)姫路


姫路市立広峰小学校
久保 美和さん
青山 悦子さん
(右から)
 広峰小学校は地域に開かれた学校として積極的な教育活動をしています。
 ベルマーク部は1年生の保護者が担当しています。各クラスから役員を選出し7人が中心に1年生の保護者全員で活動しています。3年前、累計400万点を達成しました。昨年度は児童図書を112冊購入しました。
 ベルマークと使用済みカートリッジは毎月15日が収集日です。月末に役員7人でベルマークの袋出し・仕分けをします。翌月第2火曜日に役員とクラスの当番6〜7人で集計し毎月発送しています。これが大きな流れですが、多くの人に関心を持ってもらうため、ベルマーク便りを年3回発行しています。担任の先生が収集日の前日、子どもたちに「明日はベルマーク収集日」と連絡帳に書くよう指示してくれます。連絡帳は毎日、保護者が見ますので効果あると思います。
 袋出し・仕分けは月末にします。袋出ししたマークを各自、仕切りのある箱で仕分けします。袋出し作業と並行して2人が出し終わった封筒にスタンプを押します。
 本校の工夫とは、このスタンプを押すことにより、子どもたちにやる気を起こさせています。スタンプは色分けや、0〜9枚は赤で「ありがとう」、10〜14枚は銀で「そのちょうし」、15枚以上は金で「やったね」というふうにしています。子どもたちはオール金を目指しがんばっています。仕分けしたベルマークは企業別保管ボックスに入れ、翌月の収集日まで保管します。
 集計は毎月第2火曜日に役員とクラス当番(6〜7人)でやります。当番は年2回回ってきます。当日はベルマークをクラス均等に分け、点数別に10枚づつ束ねていきます。役員が最終の点数計算をし発送です。
 ベルマーク運動を円滑に進めるポイントは@連絡帳でのベルマーク収集日の確認Aキャラクターつき封筒の使用Bスタンプの使用C集計当番用紙の連絡帳への貼り付けDベルマーク便りの発行の5点です
=6月8日、姫路キャスパホール(映像使用)


6月17日(土)大阪【3】

交野市立郡津小学校
別役  泉さん
原田 優子さん
富田 純子さん
岡田 和子さん
松下 晴美さん
(右から)
 郡津小学校は創立39年を迎える学校で児童は833人全校23クラスです。ベルマーク運動に参加して20年ですが、累計で250万点を達成しました。この間にピアノ、校庭遊具などを買いました。
  広報活動ですが、ベルマーク便りを年9回発行しています。どれだけ子どもたちに関心を持ってもらえるかがポイントです。そこで私たちは、その年ごとにキャラクターを決めるようにしています。2002年にはスヌーピーをメインキャラクターにデザインを考えました。他に今年はベルマークに関するクイズを載せるなどしています。
  ベルマーク袋は回収した後スタンプを押すようにしています。すごろく風に押すデザインにするなど工夫をこらしています。
  収集は子どもたちが持ち寄った袋を教室のベルマークかごに入れます。もうひとつは昇降口2ケ所と職員室にベルマーク箱を常設しています。学校でもよく使っているインクカートリッジ回収に便利です。
  集計は各学期1日、年3回です。PTA全員に呼びかけ協力してもらいます。参加しやすいように和やかな雰囲気をつくるようにしています。1日の集計作業で、のべ100人が集まります。
  工夫した点は、子どもたちに興味を持ってもらうために、キャラクターを使う▽運動を知ってもらうため「ベルマーク便り」を充実▽集計に多くの協力を得るため、和やかで参加しやすい雰囲気をつくる――の3点です。自分たちが集めたベルマークが、学校で役立っていて、それだけでなく、ボランティアとして世界につながっているんだ、そこでも役にたっているんだ、ということに、子どもたちに気付いてもらえれば、と願っています。
=6月17日、アピオ大阪小ホールで(映像使用)


6月30日(金)堺

堺市立金岡小学校
南野ひとみさん
熊田 則義さん
(右から)
 金岡小学校は、児童910人、26クラスです。134年の歴史があり、堺市から奈良県に通ずる竹内街道のすぐ側にあります。日本書紀に書かれている「自難波至京置大道」は日本最古の「大道」(官道)と言われ、竹内街道とルートが重なっていることから、地元の人たちは「この辺を掘れば遺跡はいくらでも出てくる」と古い歴史を誇りにしています。
  こうした中で学校では、地域との交流を大事にしています。学校周辺には緑も残っており、地元のお年寄りを先生役に、しろかき、田植え、草取り、稲刈りまでの米つくりの体験学習をしています。
  ベルマーク運動には1961年から参加、昨年9月、累計で600万点に達しました。府内4校目だそうです。
  ベルマーク収集は年5回実施し、仕分け整理はPTA学年委員会が担当しています。1,2年生はお母さんたちと一緒にゲーム感覚で仕分けして楽しんでいます。3年生以上はPTAが行っています。
  本年度も600万点を励みにベルマーク収集に一層力を入れていきたい、と思います。
=6月30日、サンスクエア堺で(映像使用)