体験報告



四国



6月13日(月)松山


松山市立桑原小学校
藤原 明美さん
森山ひずるさん
奥本 美紀さん
重松 和子さん
  桑原小学校PTAは学年部のもとにベルマーク委員会を設けています。各クラス3〜4人で構成しています。児童の方もボランティア委員会があり5、6年生が各クラス2〜3人で構成しています。各自、ベルマークを毎月第3週に持ってきます。各クラスで仕分けする係りを決め、番号ごとに仕分けします。委員会のある日の昼休みに委員会の児童が回収しに行きます。
  活動は、集めたベルマークを各クラスのベルマーク係りが仕分けします。低学年は教師が手伝っています。それをボランティア委員が仕分けし、PTAベルマーク委員が持ち帰り家で3〜4社分の貼り付け、点数計算をします。ベルマーク委員責任者(クラス1名)は学校で全体の集計作業をしベルマーク正副委員長が荷つくり、発送します。
  ベルマークによる購入は平成16年度はソフトボール40個、サッカーボール20個、展示板1点、ライン引き1個、黒板消しクリーナーなどです。平成16年度には累計で4599159点に達しました。
  活動はベルマークの貼り方説明会を年1回(6月)を開きます。PTAだよりへ掲載も各学期ごとに出し、集まった点数や購入品の報告などお礼を兼ねて出しています。
=6月13日、松山市のピュアフル松山で 


6月14日(火)高松


高松市立平井小学校
若林 直美さん
鵜川 直美さん
堀尾 崇子さん
  平井小学校PTAのベルマーク委員会は、毎年4月に全校の保護者にベルマーク活動をしてくれるベルマークスタッフを募集しています。昨年度は15人、今年度は11人のスタッフが集まりました。毎月第2木曜日にベルマーク作業をしています。
  毎月1日がベルマーク集めの日です。学校の廊下に、メーカー別に分けるための缶を置いて家から持ってきたベルマークをそれぞれの缶に入れます。ほとんどがメーカー別に分けられますが、分けられないものは、その他の缶に入ります。その他の缶に入っているベルマークを、ベルマーク委員会に参加している人数分のいちごパックに入れメーカー別に分けていきます。次にメーカーごとの用紙に点数と枚数を数えます。ここまでが、毎月の仕分け作業になります。
  集計月の9月と2月は半年間仕分けしてきたベルマークを財団に送るための作業をしています。
  今までは、子どもたちが持ってきたベルマークを全部ひとまとめにして、PTAのスタッフが仕分け作業をしていました。結構大変でした。時には時間内に終らず持ち帰って作業したり別の日に集まって作業したりしたこともありました。これではスタッフの負担が大きく次の仕事につながっていかないということもありました。
  そこで昨年度から3〜6年生までの児童が、自宅から持ってきたマークを自分で仕分けして入れるようにしました。1、2年生の持ってきたベルマークは、5、6年生のボランティア委員会の子どもたちが委員会活動の時に分けてくれています。
  子どもたちが関わってくれたことで、私たちベルマーク委員会の作業がスムーズに進むようになりました。そして、ベルマーク活動に関わってきたボランティア委員会の子どもたちから、全児童に向けてベルマーク運動の購入品が紹介されたり、購入品のアンケートが実施されたり、児童のベルマーク運動への関心が高くなってきたと思います。
  「ベルマークのスタッフをしたくても仕事があって参加できない」との声があり、今年度はお持ち帰りスタッフを募集したところ約50人が引き受けてくれました。お持ち帰りの内容は、各メーカーごとの点数かぞえのお仕事です。
  子どもたちの参加、お持ち帰りスタッフの参加などの取り組みによって、ベルマーク運動は私たちベルマークのスタッフだけがかかわるものではなく、広く多くの人たちに知ってもらったり参加してもらったりしながら活動していけたのではないかと思います。がむしゃらにベルマークを集めるだけでなく人と人とのつながりを大切に、ベルマークの輪を広げていきたいと考えています。
=6月14日、高松市のウエルシテイ高松で


6月15日(水)徳島


徳島市立助任小学校
木内 耕二さん
木内久美子さん
稲久 一美さん
  助任小学校では、毎月25日をベルマーク日としていますが、実際は、6年生と1年生、5年生と2年生、4年生と3年生に分かれて月に3日間の回収作業を行っています。1年生は4月に入学したばかりですが、6年生のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、ちゃんと自分で分けています。用意している箱は13種類と、残りはその他と大まかな分け方をしています。時間は始業前8時〜8時15分、2時間目と3時間目の間の20分休みや、お昼休みの1日3回です。朝ぎりぎりに登校しても20分休みや、お昼休みがあるので大丈夫なようです。
  ベルマークを茶封筒の回収袋に入れて、回収日に集めるようにしています。新学期が始まったらすぐ、回収袋と一覧表を子どもたちに配ります。ベルマークは子どもたちの自主性だけでは、なかなか難しいところもあるので、家族の方にも分ってもらうため、お手紙も一緒に配布するようにしています。ベルマークの日のこと、マークの切り方、インクカートリッジ回収のお知らせ、ベルマーク運動の主旨などが書かれています。
  子どもたちは月1回のベルマーク委員会の活動の中で細かく分けています。子どもたちがメーカー別に分けています。あまり無理することなく分別作業が終っています。
  生活委員会が集計、発送をします。雰囲気は茶話会のようになごやかに、楽しく情報交換の場になっています。委員数は各クラス1人計24人ですが、常時10人前後です。やはり仕事をしている方が多いためです。でも欠席者の方には、子どもを通じ、点数計算をお願いした結果24人全員が活動することが出来ました。全員で行うことから、委員会の回数も少なくなり、仕事で今まで参加出来なかった保護者には好評でした。
  助任小学校PTAには、できる人が、できる時に、できることを、という言葉があります。ベルマーク運動は、その言葉をモットーに児童、PTA、共に40年近く実践してきた活動です。(映像を使って説明)
=6月15日、徳島市のウエルシテイ徳島で
<夫婦共演ピッタリ>
  助任小の体験発表で映像を担当したのは、今年度生活委員長木内久美子さんの夫の耕二さん。学校の紹介から子どもたちのベルマークの仕分けなど13分にわたり、映像が流れるように編集され、とても素人が撮ったように思えぬ見事な出来栄え。それもそのはず、耕二さんはカメラマン。撮影から編集まで約2ヶ月かけた。「子どものいきいきした表情を撮るのが大変だった」と耕二さん。発表では、前年度生活委員長の稲久一美さんのナレーションに合わせ耕二さんが映像を流し、久美子さんは映像に指示棒を出すなど見事なコンビネーションを見せていた。


6月16日(木)高知


高知市立小高坂小学校
新谷真理子さん
  小高坂小学校は高知城の北に位置し、今年80周年を迎えることになりました。以前は1000人以上いた児童も今は400人足らずとなっています。
  ベルマーク運動は事業部を中心に取り組み、今年は地域より4人、学年より3人、執行部より1人の計8人で構成しています。昨年は累計で400万点を突破しました。しかし家庭数の減少もあり、最近では年間6万点ほどしか集まりません。それには、わが校では一番集まりのよかった協賛会社が撤退したことも多小あるかもしれません。
  ベルマーク作業は年間3回、学期に1回やっています。1週間ほど前にベルマーク便りと袋を配っています。ベルマーク便りにはお手伝いをしていただけるかどうかの返信をつけています。作業は細かいものを扱いますので、途中コーヒーやお菓子などでリフレッシュするための人数を把握するためです。毎回、20〜30人集まり朝9時半から2時間ほどします。2時間ほどの作業ですが、お手伝いの返信にも無理なくしていただくために少しの時間の手伝いでもいいことを付け加えています。ベルマーク袋にも無理に集める必要のないこと、1枚でもいいこと、ない時は袋だけでもいいことなど決して無理することがないことをいつも意識して行っています。
  作業につきましては、以前はマークの周りをきちんと切る作業に時間を費やしていましたが、今ではよほど大きいもの以外はそのままにしています。各企業ごとに分けて点数計算をして発送しています。毎回、いつも楽しくおしゃべりしながら作業をしています。
  一昨年は紫外線対策のため運動会にテントを張るようようになりましたので、テントを購入しました。去年は掃除機を買いました。
=6月16日、高知市の高知共済会館で