助任小学校では、毎月25日をベルマーク日としていますが、実際は、6年生と1年生、5年生と2年生、4年生と3年生に分かれて月に3日間の回収作業を行っています。1年生は4月に入学したばかりですが、6年生のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、ちゃんと自分で分けています。用意している箱は13種類と、残りはその他と大まかな分け方をしています。時間は始業前8時〜8時15分、2時間目と3時間目の間の20分休みや、お昼休みの1日3回です。朝ぎりぎりに登校しても20分休みや、お昼休みがあるので大丈夫なようです。
ベルマークを茶封筒の回収袋に入れて、回収日に集めるようにしています。新学期が始まったらすぐ、回収袋と一覧表を子どもたちに配ります。ベルマークは子どもたちの自主性だけでは、なかなか難しいところもあるので、家族の方にも分ってもらうため、お手紙も一緒に配布するようにしています。ベルマークの日のこと、マークの切り方、インクカートリッジ回収のお知らせ、ベルマーク運動の主旨などが書かれています。
子どもたちは月1回のベルマーク委員会の活動の中で細かく分けています。子どもたちがメーカー別に分けています。あまり無理することなく分別作業が終っています。
生活委員会が集計、発送をします。雰囲気は茶話会のようになごやかに、楽しく情報交換の場になっています。委員数は各クラス1人計24人ですが、常時10人前後です。やはり仕事をしている方が多いためです。でも欠席者の方には、子どもを通じ、点数計算をお願いした結果24人全員が活動することが出来ました。全員で行うことから、委員会の回数も少なくなり、仕事で今まで参加出来なかった保護者には好評でした。
助任小学校PTAには、できる人が、できる時に、できることを、という言葉があります。ベルマーク運動は、その言葉をモットーに児童、PTA、共に40年近く実践してきた活動です。(映像を使って説明)
=6月15日、徳島市のウエルシテイ徳島で
<夫婦共演ピッタリ>
助任小の体験発表で映像を担当したのは、今年度生活委員長木内久美子さんの夫の耕二さん。学校の紹介から子どもたちのベルマークの仕分けなど13分にわたり、映像が流れるように編集され、とても素人が撮ったように思えぬ見事な出来栄え。それもそのはず、耕二さんはカメラマン。撮影から編集まで約2ヶ月かけた。「子どものいきいきした表情を撮るのが大変だった」と耕二さん。発表では、前年度生活委員長の稲久一美さんのナレーションに合わせ耕二さんが映像を流し、久美子さんは映像に指示棒を出すなど見事なコンビネーションを見せていた。
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