普天間第二小学校は、ベルマーク便りコンクールで第17回、18回と入選し、去年の第19回は佳作と3年連続賞をいただき、ベルマーク活動にとても励みになっています。
学校の敷地が米軍基地に隣接するという環境にあるため、航空機の騒音も日常的です。児童数は660人で20クラスです。
ベルマーク活動は1988年からです。専門部会の総務部が担当していましたが、人手不足などでベルマーク運動に対する学校全体の意識は大変低く、集票点数も多くありませんでした。送られてくるベルマーク新聞は未開封のまま、ダンボール箱の中にため込まれている状態でした。
そんな環境の中で、2001年のベルマーク運動説明会に参加して、初めてベルマーク運動の詳しい内容を知り感銘を受けたのです。「この運動をもっと多くの会員に知ってもらいたい」、「みんなの意識を高めて、点数を増やしたい」という思いが一致し、お便りの発行がスタートしました。
これまで本校では誰もやらなかったことを始めたので、PTA会員の間からも「地味でサエない感じだったベルマークが、お便りのおかげでイメージアップし、身近に感じられるようになった」、「ベルマークがいろいろな教育援助に役立っていることを初めて知った」などの声が寄せられました。
総務部の中でコツコツとやっているうちに、ベルマーク運動に関心を寄せるPTA会員が増えてきました。そして2002年6月、総務部を離れ、専門部としてベルマーク部がスタートしました。
ベルマーク便りは年4回、春、夏、秋、冬の号を発行します。冬の号では、ベルちゃんクイズが定番になり、子どもたちに好評です。当選者10名に図書券をプレゼントします。
お便りを作成するときに気をつけていることは、○文字は、大きく見やすく読みやすいようにする○児童からお年寄りまで読んでもらえるように、むずかしい漢字や、ことばは使わない○子どもたちの興味を引くために、人気アニメ・キャラクターや、ベルマーク新聞から4こまマンガなどを載せたりします。
見て楽しく、読んで合点、参加してうれしいお便りを目指しています。(パソコン、プロジェクター使用)
=6月3日、那覇市のパレット市民劇場で
「説明会をビデオ撮影PTAや児童に上映普天間第二小のベルマーク部員」
説明会場では、PTAの体験発表をしている同僚をビデオカメラに収録している姿がよく見かけられます。
那覇市のパレット市民劇場では、宜野湾市の普天間第二小学校ベルマーク部の与那城律子さんが、観客席中央の前方で三脚にカメラを据えて、財団職員の資料説明や舞台上で体験談を発表している呉屋好江部長らを熱心に撮影していました。
与那城さんは「撮影したビデオはベルマーク部だけでなく、PTA役員会や総会、児童たちにも見せてベルマーク運動を理解してもらいます」と話していました。
「ベルマーク財団職員もかりゆしウェアで参加 沖縄の蒸し暑さにクール・ビズで」
説明会で沖縄入りした6月1〜3日の沖縄地方は、梅雨の真っ盛り。蒸し暑い沖縄では、夏の装いは半袖の「かりゆしウェア」が主流。正式の場で着用してもOKだそうです。
政府が提唱しているクール・ビズに便乗したわけではないのですが、沖縄、那覇の2会場の説明会では、ベルマーク財団職員2人も沖縄流に「かりゆしウェア」を着て説明会に望みました。
ライトアップされた舞台上でも涼しく、沖縄の夏の気候にぴったり。「初めて説明会で『かりゆしウェア』を着ました。似合いますか?」と問いかけると、会場のお母さんたちから「似合いますよ!」と、拍手が起こりました。
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