学校は、札幌駅からJR函館本線で25分程の江別駅のすぐ近くにあります。
このあたりは、明治11年に屯田兵が入って開拓を始めた記録が残っていて、広い北海道の中でもかなり早くから開かれてきました。
創立は明治19年で、間もなく120周年を迎えようとしています。
ひところは、29学級もあり、1000人を超す児童が学んだ学校も、新設校ができて分かれたことにより、今では7学級になりました。
ベルマーク運動への参加は、1963年からで、今年の3月に発送したマークで累計が400万点を超えました。1430校余りがベルマーク活動をする北海道で6校目だそうです。運動参加以来、ベルマーク活動に関わってくださった皆の努力の成果で「継続は力なり」ということを実感しています。
マークは、校内だけではなく、校外にも協力をお願いしています。
ベルマーク箱を地域の5ヶ所に置かせていただいています。このベル箱には、卒業生の家庭やお年寄りの方からもたくさんのマークが集まるため、学校の規模が縮小した分を補っていただいています。
新しくベルマークに参加する学校は、校区内で人が集まる場所にベル箱を置かせていただけるようにお願いすると良いと思います。
私たちの学校が、長い間、ベルマーク運動を続けてこれたのは、次のようなことが考えられます。
ベルマーク活動の運動の意義が理解され浸透している。学校の協力で作業できる場所と道具を保管する場所を確保できて、和気あいあいと活動していることなどです。
ベルマーク預金で、平成13年度には、児童図書を30万円で購入しました。「読書を愛する子どもを育てる」という学校の目標実践に役立っています。昨年度は、デジタルビデオカメラ、業務用掃除機2台、車椅子、黒板ふきクリーナー、ハンドベースボール、ゴムサッカーボール、ソフトバレーボールなどを購入しました。
次回の購入品は子どもたちが希望する遊具にすることになり、児童会の役員にカタログから選んでもらった「ロッククライミング」に決まりました。
72万点が必要で、まだまだ時間がかかりそうですが、子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿を思い浮かべながら、これからも、こつこつ活動を続けていきたいと思います。
=6月23日、札幌サンプラザホールで
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