法吉小学校の保護者と教師の会福祉厚生部の竹谷裕子です。法吉小学校は松江市の橋北にあり、現在479名の児童が通学しています。私は保教の会、いわゆるPTAに入会して6年目を迎えました。福祉厚生部長に就任して3年目となります。
2年前にベルマーク運動の説明会に不安な気持ちで参加しました。PTA活動が減ってきており、ベルマークも年々集まる枚数が減っていたからです。そこで、まず1年生の最初の学級懇談会に顔を出し、ベルマークを集め始めていただくようお願いしました。PTA総会でも呼びかけました。プリント1枚の通信文書を作成し、ベルマーク一覧表と一緒に全児童に配布しました。法吉公民館に収集箱を置かせてもいただきました。また児童の皆さんに家庭や地域の人に協力してもらってくださいとお願いしました。児童の皆さんの提出は学期に1度、5日間の期限付きでお便りを出し、古封筒の回収箱を昇降口に置き、その中に入れてもらうか、担任の先生に提出してもらっています。
整理は15クラス各1名の部員さんに朝9時より集まっていただき、昼休憩を45分とり、15時までには終わるようにしていますが、今年は枚数が少なく、11時40分で終わりました。番号ごとの袋の表書きをした後、引き出しを並べておき、古封筒を開け、トレーや牛乳パックを使い、番号別に引き出しに入れます。すべてのベルマークを番号ごとに入れ終わりましたら、点数別に分け、集計し、表に書き入れ、袋に詰めておきます。最後に糊付けし、宅配便の荷造りをし、全体の集計用紙に記入し、こちらは郵便とします。
最近はおおよそ1万点のベルマークが1回の収集点数です。児童の3分の1強が提出してくれます。中には趣味や業務で使用されたものを切り取っていただいたんだろうなと思われる枚数のベルマークが入っていることもあり、嬉しく思います。一昨年は6年生がボランティアをテーマにした総合学習で、1グループがベルマーク運動を取り上げてくれ、整理も体験発表してくれました。その児童さんは細かな作業に驚いて、「大変だなと感じました」と言っていました。
部員の半数以上が就業しておられるので、整理日には休暇をとっていただくことを不満におもったり、提出されたベルマークが脱退した会社もので残念に思ったり、ということもありますが、ベルマークを集めることが家庭や地域の方のコミュニケーションにつながると信じて活動しています。 今年の運動会で活躍した大玉転がしのカラーボールはベルマークで購入したもので、皆さんにお礼を言われたことをご報告させていただき、発表を終わらせていただきます。
(パソコン、プロジェクター使用)
=6月22日、松江市総合文化センター・プラバホール視聴覚室で
|