こんにちは。これから郡山市立郡山第一中学校のベルマーク運動について発表します。
わたしは、郡山一中ベルマーク専門委員会委員長の村上 実里です。
わたしは、副専門委員長の小川恵です。
わたしたちの学校は、静かな環境に恵まれた菜根地区にあります。
いまでは、【一中といえばベルマーク】と言われるほど、ベルマーク運動が盛んです。
学校では、「健康・勉強・奉仕」という教育目標を掲げ、
・心身ともに健康で、たくましい生徒
・心理を求め、主体的に学習する生徒
・勤労を重んじ、進んで奉仕する生徒
の育成に力を入れています。
わが校のベルマーク運動は、ベルマーク専門委員会が中心になって取り組んでおります。
ベルマーク専門委員会の組織構成は、各クラス2名以上ベルマーク委員として選出し、
各クラスのベルマーク部長を決めます。部長は月1回ある専門委員会に出席します。
その専門委員会で選ばれる役員と専門委員長が、更に専門委員会の中心となって活動します。
それでは次に、一中のベルマークの歴史を見てみます。
昭和36年にベルマーク収集を開始し、
昭和51年に、ついにベルマーク収集点数が全国一位になり、
それから着々と合計収集点数を伸ばしてきました。
昭和63年には1000万点を超え、
平成13年には1500万点、平成14年1600万点を突破しました。
次に、一中のベルマークの収集方法について紹介します。
収集は、毎月月の終わりの4日間に行います。
そのときに、全校生に個人用封筒と個人用集計表を配付します。
生徒は個人用封筒にベルマークを入れ、個人用集計表に、入れた分のベルマークを
計算して記入し、各クラスのベルマーク部の人に提出します。
各クラスのベルマーク部は、収集最終日から3日以内に、
ベルマークを番号別に分けて番号別封筒に入れ、
学級別集計表にその月にクラスで集まった点数を記入し、ベルマーク室へ提出します。
ベルマーク室に提出されたベルマークは、ベルボックスという、
ベルマーク番号の書いてある引き出しに移し変えられます。
そのときに、全校生の合計点数を計算します。
1月の各クラスのベルマーク合計点数は、毎月発行されるベルニュースにて発表し、
ベルマークに対する生徒の意識の向上を図っています。
広報活動については、朝と帰りの短学活に各クラス呼びかけを行ったり、
収集期間中に昇降口で呼びかけを行ったりします。
各クラス年に2回ポスター作成もし、視覚からもベルマークを持ってくるように呼びかけています。
また、一中のベルマーク運動は校内だけに収まらず、地域の方々とも密接に活動しています。
学校沿いにあるベルマークポストは、
「ベルマークを集めているけれど、家族が一中生でないので出す機会がない」
「学校に直接ベルマークを持っていくのには抵抗がある」という地域の方のために、
ベルマークのシンボルのある、一中出会いの広場に設置してあります。
元一中生は、大人になってもベルマークを集める癖がついてしまうらしく、
タクシーの運転手さんが掃除の時間に一中にきて、
ベルマークを生徒に渡したというエピソードもあります。
また、最近では、大型店へベルマークポストの設置をお願いし、
2店へポスターと共にベルマークボックスを置かせていただいています。
つぎは、購入物についてです。ベルマークが集まると、学校の備品などが買えます。
7月に購入物調査を全校生に行い、ここで意見の多かったもの、学校に必要なものを決めます。
また、先ほどでてきたベルボックスですが、
ここに1年間ベルマークを番号別に保管しておき、9月に全校生で全体集計を行います。
そして10月に購入物発注となります。
いままでに、パソコンやプリンター、ピアノ、本、キーボード、テレビ、
市に寄贈するための点字タイプライターなどを購入してきました。
ベルマーク運動をするにあたっての苦労は何よりも、
細かい作業なので時間が物凄くかかるということです。
集計・計算などをしていると、あっという間に最終下校時刻になってしまいます。
しかし、作業が大変な分、やりがいもあり、
ベルマークがたくさん集まり、それなりの結果が出たときは、
満足感や充実感もひとしおです。
また、地域の方からの協力があったときも、応援されているんだな、と嬉しくなります。
これからは、全校生毎月一人70点持ってくることを目標とし、
年間70万点を目指して頑張っていきたいと思います。
これで郡山一中のベルマーク運動についての発表を終わります。
(スライドショーを使って説明)
=6月22日、郡山市のビッグパレットふくしまで
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