能代市の第四小から来ました。私は男の子が3人おりますので、このベルマーク運動に携わって12年になります。今年初め「300万点を突破しましたよ」と連絡を受け、先輩方が積み重ねてきた長い歴史の成果だと思います。
創立は明治12年、今年で124歳になりました。市内では一番児童数が多い学校です。中日球団監督の山田久志さんの出身校でもあります。「明るく、正しく、たくましく」の校訓のもとに「あかしや運動」に取り組んでいます。
ベルマーク作業は、児童会ベルマーク委員とPTA母親委員会が中心になり、取り組んでいます。年度初め、例年目標点数を10万点と決め、それに向かってがんばっています。
多くのベルマークを収集できるのは、学校内に調理場があり、毎日約1,800食の給食を作っており、そこから出る調味料などのマークを毎年1万点以上提供していただいておりますのが、一つの要因だと思います。
毎月、担任の先生にお願いして、学校集金袋と一緒にマークの切り方などを印刷してあるベルマーク袋を配布していただいています。各家庭から集まった袋は、会議室で児童会の委員が、カップラーメンなどのケースに大まかに分類し、袋には日付とシールを貼り、各クラスの先生に返却します。
2カ月に1回、当番学年のお母さんたち20名ほどで、細かく分類、番号ごとに保管しておきます。集計時は、母親委員会が担当しています。年1回、年度末の荷物の混雑時を避けて12月に発送しています。
ベルマーク作業日の学校の会議室は、お母さんたちとの交流の場となり、世間話に花を咲かせながら和気あいあいと進められています。多くの人の手を借りて生まれた300万点という記録を忘れず、「無理なく、無駄なく、根気よく」を合言葉に、これからもがんばって行きたいと思います。
=6月5日、秋田市の県生涯学習センター分館(ジョイナス)で
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