本校は、高知市の北西部に位置し、地名を「みかづき」と称し、7つの地区があります。「みかづき」地区は、近年人口が集中しドーナツ化現象に伴い、宅地化が進み人口が急増しています。児童数は千人弱の大規模校です。
活動は初めに、各学年、クラスから4人のベルマーク委員を選出します。収集作業は月1回開きます。PTA会議室が狭いため低学年(1〜3年)、高学年(4年〜6年)の2日にわたって行っています。作業に参加する部員は当番制で、各クラスから2人ずつの参加をお願いして、すべての部員が必ず出席していただくようにしています。仕事があり作業への参加が難しい人には、毎年7月に学校を開放して開いている「みかづきまつり」のお手伝いに参加していただいています。「みかづきまつり」は、地域のふれあいと親睦を兼ねた行事で、ベルマーク部も全部員で取り組み、カレーを調理して販売して人気です。
ベルマーク運動に少しでも興味を持っていただくために、毎月1回「ベルマーク通信」を発行し、収集のお知らせ、収集したベルマークの統計グラフなどを載せ、収集率を上げる工夫をしています。収集袋の裏には、人気のキャラクターのスタンプを受領印として使っています。
先日、第1回の収集作業が終わり、収集袋を子供たちに返したところ、ある1年生の男の子が「僕はベルマークを持ってきたのに、袋にプーサンのスタンプがない」と泣きそうになって、担任の先生に訴えたそうです。子供たちはこのスタンプを大変楽しみにしています。
収集、整理は毎月10日を袋の収集日と決めています。収集活動は近くのスーパー2店舗にも協力をお願いして収集箱を置かせていただいています。この2店舗には、お礼のかわりに、「みかづきまつり」の時に作るカレーの材料を調達しています。
最後に、昨年ベルマークで日よけのワンタッチテントを購入した際、商品が届いて1カ月もたたないうちに突風でテントの支柱が折れて、使えなくなるアクシデントがありました。そこで予期せぬ出来事についてベルマーク財団に相談したところ、快く協力会社へ部品交換を掛け合っていただき、無料で修理をしていただきました。財団とメーカーの方たちに大変感謝しております。ありがとうございました。
厳しい経済状況です。運動の発展のために私どもも協力していきたいと思っています。
=6月17日、高知市の高知共済会館で
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