体験報告



北海道



5月22日(木) 函 館


函館市本通小
榎本 郁恵さん
金浜ゆかりさん
 本通小のベルマーク運動参加は30年以上の歴史があり、昨年250万点を突破しました。児童会の友愛委員会とPTAの研修委員会が協力して活動しています。
 2年前「こどもが小学校を卒業したけど、集めたベルマークはどうしたらいいのかしら」という声をきっかけに、地域の方々にも協力を求めることにし、中道郵便局など3ヶ所に学校を通してお願いし、設置させていただけるようになりました。
 協力のお陰で購入できたものを写真で紹介したりしています。今ではたくさんのベルマークが集まるようになり、この運動を通して地域の方々とのつながりも深まったように思います。
=5月22日、函館市民会館小ホール


6月16日(月) 帯 広


帯広市立柏小
瀬尾美由紀さん
 1920年創立の帯広市では2番目に古い学校です。ベルマーク運動には1967年に参加、2001年に400万点を達成しました。
 「うっかり捨てるなベルマーク」を合言葉にコツコツと運動を進めています。2000年の開校80周年にはベルマークでスポットライト一式を購入しました。子供たちの身近なものを購入してベルマークが形になることを実感してもらおうと考えています。
 ベルマークを大切にする気持ちが、ものを大切にしたり、リサイクルを考えたり、何より心の教育になると信じています。
「継続は力なり」。地道にコツコツやっていくのがベルマーク運動だと思います。多くの人々の協力があってこそのベルマーク運動がいつまでも続くことを願っています。
=6月16日、帯広市民文化ホール第2会議室で


6月17日(火) 札 幌


札幌市立円山小
小形香織さん
 今年で創立128年です。学校では「学びのふるさとなる学校づくり」を目標に、地域の中の学校であり、子供達は地域の一員であるという自覚を育てる教育を目指しています。
 ベルマーク運動はPTA社会委員の中の6人ほどが中心となって活動しています。年4回の仕分け・集計作業はPTAの係活動に組み込まれており、年間延べ160人ほどの方が参加します。
 私たちの子供のころからベルマーク運動は行われていましたが、私自身、昨年の説明会に参加して、ベルマーク運動が誰でも参加できるボランティア活動であることや他校の取り組みも知りました。財団からベルマーク運動のビデオを借り、給食の時間にこどもたちにも見てもらいました。新入生のお母さん方に見てもらえば、運動への理解が深まり、家庭でも子供に説明することが出来て、より協力が得られると思います。
 これからも、ベルマーク便りで運動の理解を深め、多くのお母さん方に集計作業に参加していただくことで身近な運動を実感していただき、地道な活動を続けていきたいと思います。
=6月17日、札幌サンプラザホールで


6月18日(水) 旭 川


旭川市忠和小
菊地 康夫さん
 私たちの忠和小学校は神居小学校から分離、独立して昭和53年に開校しました。現在644人の児童が通っています。
 学校では、「心もからだも健康な子」という教育目標を掲げ、@よく考え、やりぬく子A心豊かで、親切な子Bよく遊び、喜んで働く子、の育成に力を入れています。
 ベルマークの参加は学校創立時と同じで25年になります。活動はPTAの施設部が受け持っています。構成メンバーは各クラス1人と部長を含め19人です。その他に全体集計では、各クラスからお手伝いをいただいています。収集は学期ごとの年3回、それに合わせて全体集計をして、年3回発送しています。
 ベルマークは各クラスに箱を置き、子供たちに入れてもらっています。それを施設部員が回収し、家で会社別に仕分け点数計算をして、全体集計に持ち寄ります。
 25年間続けられたのは、@全PTAあてに、収集日のお知らせを作成して配布を続けている事A先生方にも協力をいただけ、学年通信や学級通信と一緒にベルマークのお知らせなど載せてもらったり、普段の生活の中でも呼びかけをしてもらっている事B全体集計の結果やお礼をプリントにして配っていること、などが挙げられます。
 さらに、学校にお願いをして、ゆったりと作業できる場所を借りていただき、気兼ねなく和やかに活動できることもあります。特に呼びかけてはいませんが、ベルマークを集めている方がおられ、学校に直接に届けてくれること年に数回あります。
 これまでに購入したものには、黒板消しクリーナー、サッカーネット、パソコン、耕運機などがあります。より一層ベルマーク活動を活性化させるためにも、協賛会社を増やしていただきたいと思います。
 今後の目標は、運動の意義がさらにPTAや子供たちに理解され、協力していただけるよう幅広く呼びかけて行きたいと考えています。
=6月18日、旭川北洋ビルで