私どもの学校は、明治元年10月1日に学校が創立した日本一古い公立小学校です。小千谷市のほぼ中心部に位置し、信濃川や山本山があり自然に恵まれた環境にあります。児童数は948名と県下でも有数の大規模校です。
学校では、「心をみがく」(学ぶ心・やさしい心・強い心)という教育目標を掲げています。地域に開かれた学校を目指し、学習参加、学習参画、学校ボランティアなどの取り組みをしています。保護者はもちろん、地域の人たちと共に活動することも多くあります。
運動に参加し42年目。「愛のベルマーク運動」というキャッチフレーズで、活動して参りました。昨年1月に400万点を達成して感謝状をいただきました。
運動は、PTAのベルマーク委員会が中心になり、5、6年生のグリーン・キャンペーン・リサイクル委員会と連携して進めています。ベルマーク委員会はみなさんに人気のある委員会の1つです。活動は、毎月第3水曜日の昼と夜の2回行い、働く人たちのことを考え、希望する方に出ていただいています。年度の引き継ぎには、旧委員長は新年度の最初の活動日に出席して確実に事務をバトンタッチしています。
ベルマークの収集には、3つの方法があります。
@毎月10日をベルマークの日と決め、児童に配り家庭から持ち寄った袋は、各クラスの前の回収箱に入れます。それを子どもたちの委員会が回収して、それぞれの袋ごとの枚数を記入し返却します。この作業が、子どもたちに集める楽しみと励みになっています。その後の仕分けも出来る範囲で手伝ってくれます。
A地域の病院、スーパー、幼稚園など10ヶ所に、ベルマーク箱をお願いして、委員が作業日前に回収に行きます。
B毎年、秋に児童会主催の子ども祭りが開かれますが、その出店などでベルマークを紙幣がわりに使います。昨年は1日で45000枚も集まり、約10万点に相当するマークが集まりました。子どもたちは驚き、昨年度の学校10大ニュースのトップになりました。
子どもたちのアイディアで、このような結果が生まれたことがとてもうれしく、連帯感も生まれました。作業は細かく根気のいる仕事ですが、まず、無理をせずに楽しく進めることが、長く続ける秘訣だと思っています。400万点をステップにさらに500万点に向けて続けて行きたいと思います。
=5月28日、新潟市の新潟ユニゾンプラザで
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