体験報告



北海道



5月16日(木)釧 路


釧路市立芦野小学校
星川 はるみさん
小部 恵さん
青木 真理さん
 私たちの学校は平成元年の開校で、歴史は浅いのですが、「地域の風がいきかう学校」を目指し、家庭と地域、学校との連係を深めることに力を入れています。
 ベルマーク活動に参加したのは平成10年秋で、まだ4年目です。PTA活動は、活発で、6つある委員会のうち、「周年委員会」が担当。昼間は仕事などで忙しいお母さんのいるため、ふだんは午後7時から9時ごろまでPTA専用会議室でマークの仕分け作業などをしています。
 校区内の芦野郵便局は下校途中の児童が不審者に出合った場合の「避難場所」として児童の安全確保にご協力していただいており、「学校便り」も掲示してもらっていますが、同時に、ベルマークの収集箱も置かせていただいています。
 これからも地域の皆さんとのつながりを深め、一体となってベルマーク活動を進めていければ、と願っています。
=5月16日、釧路市観光国際交流センターで


5月16日(木)旭 川


旭川市立東光中学校
林 有子さん
 ベルマーク活動の主体は、PTAの生活部と生徒会のベルマーク委員会です。1964年以来の活動の成果が昨年、市内で初めての300万点突破という素晴らしい形となり、記念に各クラスに大型掃除機を備えることが出来ました。
 日ごろの活動は、まず、生徒会のベルマーク委員会が、「1クラス年間8千点」の目標を立ててスタートし、ポスターを貼って呼びかけたり、みんなに声をかけて集めます。そして、毎月の委員会の時間に仕分けしてPTAの生活部にバトンタッチ。PTAの作業は年6回で、生活部と学年ごとのほかの部のお母さんたちが半分ずつ、お茶を飲みながら和気あいあいで取り組んでいます。
 今後も生徒たちとの連係を大切にしながら、年間10万点ぐらいずつ、無理をしないで地道に集めていきたいと考えています。
=5月16日、旭川市の旭川北洋ビル小ホールで


5月17日(金)札 幌


札幌市立美園小学校
関口三智代さん
布川 節子さん
 私たちの学校では、PTAの環境委員が中心になってベルマーク活動に取り組んで来ました。この地域には、古くから住んでいる方や卒業生も多く、子供が卒業したあともマークを郵送してくださる方がたくさんいらっしゃいます。
 地域の皆さんも協力的で、スーパーや郵便局など3ヵ所にベル箱を置かせていただいています。
 昨年度は、新しい試みとして、高学年の教室にベル箱を置き、児童たちに活動の意義などを説明して協力を求めました。どのクラスもきちんと仕分けしてくれて助かりました。
 児童達が、ベルマークがへき地や被災地の学校などの教育環境の整備に役立っていることなどを、大人になっても忘れずに、次の世代に引き継いでいってくれたら、と願っています。
=5月17日、札幌サンプラザホールで


6月12日(水)函 館


函館市立港小学校
松本美佐子さん
佐藤 鈴子さん
工藤さだ子さん
 本校は今年で開校54年を迎えます。校区内には、北大水産学部があり、文教地区としての色彩の環境にあります。平成6年には、保護者と地域の願いが実り、新校舎が完成し、その後、体育館やプールなどが次々完成、設備は充実して快適な学校生活が営まれています。
 学校では「思いやりのある子、やりぬく子、よく考える子」を教育目標にして、今年度は「よりよく考え、行動できる子」の育成に力を入れています。
 ベルマーク運動の参加は、1970年からで昨年200万点を突破し、感謝状をいただきました。運動は、昨年度から研修委員会が中心になり取り組んでいます。収集は学期に1回「ベルマーク週間」を設け、各家庭や地域やOBにも呼びかけます。集まったマークは、児童会の厚生委員会が牛乳パックに番号別に仕分け、そのあとは研修委員が集計作業を行います。1回に集まる点数は2万点前後になります。
 これまでにビデオカメラなどを購入しました。集計作業を終えたあとは各家庭に集計結果を報告しています。運動が長い間受け継がれてきたのは、先輩のお母さん方が築きあげてきた地道な努力と会員の皆さんの協力と理解があったからだと思います。
=6月12日、函館市民会館で