ベルマーク運動説明会 6月11日(火)久留米


(2019/06/28)印刷する



久留米市立上津小学校

右から
財務委員長の村木陽子さん
同副委員長の平岡吏恵さん


 本日は、このような活動報告の機会を頂き、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

校内にビオトープや梨園

 上津小学校は、今現在生徒数696名、特別支援4学級を含め全24学級の学校です。久留米市南部に位置しており、3号線、上津バイパスと大きな道路沿いにお店や住宅が建ち並ぶとともに、東は耳納連山からなる丘陵地、中央には高良台の丘陵地がある地域です。

 上津小学校の教育目標は「かしこく みんなやさしく つよくたくましい子どもの育成」です。特に本年度は、「知・徳・体における正しい判断をしようとする子どもの育成」を重点目標に学校・PTA・地域が一体となって活動しています。

 この目標の下、学校内にある梨園や、ビオトープなどの自然に触れていきながら、のびのびと学校生活を送っています。そして、その子ども達を支えていこうとPTA活動が行われており、私たち財務委員会のベルマーク収集活動もその一環として行われています。

PTAは一人一役制度

 上津小学校には学年、保健、広報、財務、父親、地域という6つのPTAの委員会があります。先ほども述べましたが、ベルマーク活動は財務委員が担当しています。PTAの組織は、各学級から各委員会の委員、そしてその協力委員を決めていきます。1年間に全保護者が何らかの役割をもつという、一人一役制度で行っています。そして、各学級で決めた委員の中から、学校全体の委員長、そして副会長2名、会計1名を4月に決めます。そして、委員と協力委員で担当月などを分担して、収集作業に取り組んでいます。

 ベルマーク活動への参加は、1985年からと聞いています。つまり、今年度で36年目を迎えることになります。平成27年度は99,664点、平成28年度は44,455点、平成29年度は約130,000点、そして平成30年度は約59,000点とこの4年間で、約33万点のベルマークを集めました。

年度初めに年間予定表配布

 それでは、具体的な活動内容について説明します。収集作業は年6回あります。年度初めに、全校児童に収集日の日程を配布しています。そのことによって、各家庭でベルマークを集める時期がわかり、たくさんのベルマークが集まりやすくするとともに、お仕事をされてある委員の方にも、予定を立てやすく参加しやすいようになっていると思います。本年度は、6月上旬、6月下旬から7月上旬、9月、11月、2月上旬と下旬にベルマーク回収を計画しています。

 年度始めに予定表を配布することで、仕事をしている保護者の方も予定が立てやすく、参加率が上がっていると思います。この予定については、仕事を休む日をなるべく減らすことができるように、授業参観や懇談会といった学校行事に併せて設定しています。

 ベルマークを回収するにあたって、財務委員が作成した収集作業のお知らせと回収袋を、学校を通して児童に渡します。そして、1週間ほどの回収日を設定し、財務委員や協力委員で各教室を回りながらベルマークを回収していきます。他にも、職員室前にはプリンタのインクカートリッジなどの回収箱を設置しておき、児童や家庭のベルマーク回収への意識付けを図るとともに、回収日以外にも多くのベルマークが集まるような工夫をしています。

1回の作業時間は1時間半

 作業当日には、参加していただいた委員や協力委員の方に、出席のチェックを各自で入れていただいています。ほとんどの委員の皆さんが、作業当日に来ていただきます。平均30名ほどの方が来ていただき、作業を行っています。

 上津小学校は一人一役というPTA活動ですので、毎年委員が変わり、初めての方も毎年おられます。そこで、そうした方にも作業の仕方をわかりやすくするために、ホワイドボードに作業手順とベルマーク番号ごとの机の配置を掲示しています。作業時間は約1時間半としています。あまり長いと負担になりますので、その辺には気をつかって集中して行うようにしています。

 ただ、ベルマークそのものが小さいものもあり、収集した後の点数の内訳を確認する作業ではちょっと一苦労しています。仕分けする際には、牛乳パックや豆腐の容器といったものを使っています。

 1回の集計作業に平均約30名の方が参加していただいており、時には子どもたちも作業に参加してくれることがあり、子どもたちの中にも日ごろ食べているお菓子や飲みものにベルマークがついていないか、気にかけてくれる子もいるようです。作業時間は、集計まで含めて約1時間半程度としており、参加していただく方の負担にならないよう心がけています。

鉛筆削りやタイマーなど購入

 集まったベルマークでの購入物品については、小学校の財務委員の先生と相談して決定しています。おととしは、鉛筆削りを各学級1台ずつ、そして昨年度は、タイマーを低学年の各学級1つずつ、計7個購入しました。先生達からも喜ばれており、各教室でしっかり使われていると聞いています。

 ベルマーク回収は、一枚だけでは非常に弱いものですが、多くの人たちの協力があると非常に大きなものになると、具体的に数字で分かります。そのため、多くの保護者の協力、さらには児童を巻き込んでの活動が大切になります。PTA・学校がそれぞれ協力し、さらに多くのベルマークが回収できるように取り組んでいきたいと思います。

 本日お忙しい中、このような発表の場を与えていただき、聞いていただいた皆様、本当にありがとうございました。今後、さらに活動を進めていき、子どもの成長にとって少しでもよい環境を提供できるよう、頑張っていきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

=久留米商工会館 5階大ホール

ベルマーク商品

中ザラ糖500g

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/30までの受付分を作業中