ベルマーク運動説明会 6月12日(火)岐阜


(2018/06/28)印刷する



各務原市立蘇原第一小学校

各務原市立蘇原第一小学校29年度PTA
左から 髙嶋奈津子さん、小野みゆきさん

 


 

1.挨拶と学校紹介

 私たちは、各務原市立蘇原第一小学校の29年度PTA本部役員、学級委員会委員長の小野と副委員長の高嶋です。このような発表は初めてですので、お聞き苦しい点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は1873年に創立された100年以上の歴史を持つ学校です。30年度の全校児童数は949人、全32クラスの岐阜県の中でも毎年1位、2位を競う大規模校です。毎年ベルマーク集票点数ランキングの上位に入っているのは大規模校であるということが1番の要因ではないかと思います。ちなみに、2017年度は集票点数199,097点で、岐阜県で1位、全国で35位となっております。

 蘇原第一小学校では子供達と先生方で「笑顔でつながる蘇一小ピース」を合言葉にしています。「蘇一小ピース」は2本指のピースに蘇一の1をプラスした3本指ピースです。毎朝6年生が、校門・各学年玄関に並び、登校してくる児童に「蘇一小ピース」でタッチしながら挨拶をしています。

 

 PTAは本部5役・校外生活委員会・研修委員会・広報委員会・学級委員会に分かれています。ベルマークを担当するのは学級委員会で、学級委員会は委員長・副委員長に加え各クラス2名ずつの保護者の学級委員より構成されています。29年度は学級委員61名に委員長・副委員長を加え63名で活動しました。

 

 

2.ベルマーク収集の実務作業(呼びかけ→回収→仕分け&集計→発送)

 蘇原第一小学校では、年4回ベルマーク集計をしています。

 まず、「ベルマークを集めてください」という呼びかけは、年に2回、5月と12月に行っています。年度初めの5月に「ベルマーク通信」を作成し、ベルマークの一覧表と一緒に全校で配布し、ご家庭でベルマークやインクカートリッジ、テトラパックを気にかけて頂けるよう収集の呼びかけをしています。

 

 回収方法は、各クラスにベルマークの回収箱を設置しています。また、子供達の正面昇降口に回収量の多い企業のトレーを設置して、子供達にベルマークを入れてもらっています。近隣のスーパー2か所にもご協力を頂き、ベルマークの回収箱を置かせて頂き、私達が回収しています。

 カートリッジとテトラパックは主に年2回実施されるリサイクル活動と週1回学校で行われているエコ回収の時に集められます。ほとんどがリサイクル活動で集まってきますので、リサイクル活動後はかなりの数のカートリッジとテトラパックが集まります。

 

 仕分けは、年4回、学校で行っています。

 まず初めに、インクカートリッジとテトラパックの仕分け作業について説明させて頂きます。

 テトラパックは学校の担当の先生が10キロごとに指定の箱に詰めて発送して下さっています。

 インクカートリッジの仕分け作業はPTA本部役員で行いました。だいたい4,5人です。カートリッジが多い時は1回の仕分け作業で、キャノン・エプソンは1箱ずつはありました。5人いて1時間くらいの作業でした。作業の際は、インクが付くため手袋をし、汚れても良い服装で作業することをお勧めします。

 まず、卓球台の上に新聞紙を引き、そこにカートリッジを置きます。カートリッジが袋に入っていたり、キャップがついたままになっていたりするので、台のところにゴミ袋を貼り付けておくと便利でした。それぞれキャノン、エプソンなどメーカーを決めて仕分けをしていきます。後々、数を数えやすいよう10個単位で並べることと、ダンボールに入れる時にたくさん入れることができるように同じような形をした者同士で分けていきます。

 仕分けが終わりましたら、2人ひと組で箱に詰めていきます。一人は箱に入れ、一人は数を箱に記入していきます。10個単位で入れていき、入れる毎に「正」の字で箱に記載していきました。箱がいっぱいになりましたら、数を計算し箱を閉じます。蘇原第一小学校では、一杯になった箱は担当の先生が発送の手続きをして下さいました。

 一つ問題点として、純正でない互換性の製品も多く含まれていました。純正のみということ周知徹底していく必要があるのかなと感じました。

 

 

 次に、ベルマークの仕分け作業について説明させて頂きます。

 2学年ずつの保護者の学級委員、20名程度で仕分け作業をしています。

 まず、回収してきたベルマークを机の上にのせ、リンゴトレーを使って企業別に仕分けをします。リンゴトレーが一杯になったら、前方に設置してある企業番号が張り付けてあるトレー(苺パック)に入れます。仕分けするベルマークがなくなれば作業は終了です。

 

 集計作業も保護者の学級委員にご協力を頂いています。先ほどの仕分け作業の後、企業別に分けられたベルマークを各自持ち帰り頂き、自宅にて集計作業をお願いしています。集計したものを学校に提出して頂き、私達が回収するという流れです。

 では集計方法について、説明させて頂きます。

 最終的には、ベルマーク整理袋にベルマークを入れ、点数と枚数の合計を記入します。その為に、これから説明する2つの方法で、蘇原第一小学校では作業をしてもらいました。

 1つ目が、点数ごとに分けて10枚ずつまとめる方法です。テープで貼り合わせる、ホチキスでとめる、紙に貼り付ける、どれでも自分のやり易い方法でして頂いています。2つ目が、点数ごとに小袋に分ける方法です。作業を軽減するために、量が多い、点数の種類が多いものを対象にしていました。小袋に点数と枚数を記入して頂きます。

 こうして整理袋を使って集計し、全校でまとめたものをベルマーク財団へ発送しています。発送は年に2回、9月末と1月末です。年4回ベルマーク集計の活動をしているので、2回分ずつ発送しています。

 

3.ベルマークでの購入品と集票を増やすための取り組みについて

 ベルマークでの購入品は蘇原第一小学校では教務主任の先生に選定をお願いしています。昨年度は、各学年の希望の品を「お買い物ガイド」で見て決めて頂きました。液晶テレビを含む30万円相当の品を購入することができ、子供達のより良い学校環境づくりに役立っています。ベルマークで購入させて頂いた品物は先生より校内放送で映像と共に全校に紹介して頂き、大切に使わせて頂く事も呼びかけて下さっています。

 また、昨年度より、家庭での収集等に協力して下さった保護者の皆様が「活動の成果」を少しでも実感して頂けるよう、購入品の一覧を「ベルマーク通信」で目立つように案内させて頂きました。これによりベルマーク活動がより良い学校環境づくりに役に立っているということを認識して頂き、引き続き協力して頂けるように働きかけました。

 

4.学校・PTA&保護者・子供との連携

 蘇原第一小学校は、学校・PTAと保護者・生徒たちの連携が上手くできている印象があります。

 先生方もPTAの活動に協力的で、収集に協力的な保護者の方も多数おられます。また、子供達は喜んでベルマークを学校に持ってきてくれています。子を持つ親また大人として、自分の子供たちが通う学校がより良くなれば…という想いは共通するものなのかもしれません。良心的に関わって下さる先生方、保護者、子供達がいて下さるのは本当にありがたいことであり、ベルマーク活動を通してそれを実感させて頂きました。

 今後も引き続き、ベルマーク活動が推進され、学校や子供たちの為に役立っていく事を願っています。

 最後までご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=岐阜市文化センター 2階小劇場

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今週の作業日:4/22~4/26
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