ベルマーク運動説明会 6月7日(木)那覇


(2018/06/19)印刷する



那覇市立石嶺小学校

左から 大城やよいさん、兼島雅美さん、
    大城美豊さん


 おはようございます。

 本日、ベルマーク活動について発表させて頂きます。那覇市立石嶺小学校PTA会員の大城です。宜しくお願い致します。

 はじめに本校の紹介をさせて頂きます。

 那覇市立石嶺小学校は1979年に創立されました。今年は40周年の節目の年でもあり、周年事業活動も活発に行われています。那覇市の北東部に位置し、旧都首里城の城下首里石嶺町にあります。西原町や浦添市にも隣接しており、モノレール工事に伴い道路の拡張もあって交通の便が良い反面、子どもたちの安全の確保も工夫が必要となってまいりました。町の特徴としましては、多くの福祉施設に囲まれ、石嶺小学校区まちづくり協議会の協力も得ながら多くの方が子どもたちを見守る環境となっており『心豊かな子・よく考える子・たくましい子』を教育目標に日々先生方と保護者が協力し合っています。

 現在783名の児童が在籍し、首里地区では一番のマンモス校でもあります。特別支援学級は7学級あり、特別な支援を必要とする子ども達が協力学級で学習することが日常的に行われ、受容的な雰囲気の中で日々の授業や学校行事等、教育活動が進められていることも本校の特色の一つとなっています。

 PTAの組織については学年縦割りの一世帯一役制になっており、七つの専門部と六つの特別委員会そして学年委員会で構成されています。ベルマーク委員会は専門部に所属され、今年度は81名の会員が登録されております。年度の始めにPTA登録カードを配布し、希望の登録部会(または委員会)を聞き取りしながら、家庭の状況に合わせてPTA活動に参加できるような仕組みになっています。

子ども達に知ってもらうことで収集アップ

 続いて、活動内容の紹介をさせて頂きます。

 本校のベルマーク活動参加登録が1987年で30年間続いています。累計約1,585,000点にのぼり、年間の平均集票が52,000点となります。昨年度の累計は2018年1月時点で約44,300点でした。

 まず年度始めのベルマーク委員会の立ち上げとしまして、ベルマーク委員へ向けてベルマーク財団による『ベルマーク運動説明会』へのご案内をします。財団による説明会に参加することで知識・理解を深めてもらうのが大きな目的です。後日、ベルマーク委員会担当のPTA副会長さんが授業参観日に合わせて第一回の委員会を開きます。そこで全世帯へ配布するベルマーク回収袋や関係資料の準備を行い活動が開始します。

 授業参観日前の一週間をベルマーク週間として回収期間を設けており、ご家庭で集めたベルマーク(回収袋)、インクカートリッジ、テトラパック社製紙容器は専用の回収箱に児童又は保護者が自由に投函できるようになっています。回収箱は関連ポスターと並べて、職員室や体育館に向かう靴箱近くの廊下に設置することで、多くの児童の目に触れるようにし興味・関心を促しています。

 集められたベルマーク、インクカートリッジ、テトラパック社製紙容器は、授業参観日にコミュニティルーム(保護者連携室)にて開催される『ベルマーク委員会』で回収・集計作業します。作業の時間帯は授業参観の前後に設け、午前8:30~9:30、午前11:30~午後2:00の時間帯で、『都合の良い時間帯にできる作業をできるだけ』お手伝いしてもらいます。小さなお子さんを連れて参加する会員さんもおり、和やかな雰囲気の中、情報交換をしながら作業を進めていきます。その中で、作業に偏りがないように、委員長さんがこの日の役割分担をお伝えし、作業内容も細かく説明していきます。

 ベルマークは作業する方が数えやすいようにまとめ、使いやすい道具を準備することでスムーズに行うことができ、協賛会社の番号を付けた仕分け箱の工夫もしています。インクカートリッジは一度に専用箱いっぱいになることはないので、数回の作業を通して個数の把握を徹底するようにしています。その際に作業で手が汚れるので、ビニール手袋や新聞紙を活用しています。テトラパック社製紙容器に関しては、収集量も多く、大きな点数に繋がりやすく、そして作業もとても簡単です。汚れが目立つものもあり、テトラパックマークがついていない紙容器もあるので、一枚ずつ確認は必要になってきます。

 集計を終えたものは、できる限りその日のうちに整理袋や梱包まで仕上げるようにしており、後日、委員長さんと副委員長さんが内容を確認し発送しています。

 年間を通して、4~5回の作業回数ですが、年度内で集めたものは、ほぼ作業完了しています。

 集票アップの取り組みとしては、回収点数の報告や購入物品を載せたベルマーク便り発行や、近隣スーパーに回収箱の設置協力も頂いています。とにかく“知ってもらう”ことから根気強く行い、保護者だけではなく、一番は児童生徒に知ってもらうことで、親子でお買い物をする際にベルマーク見付けをしながら商品選びをして欲しいなと思っています。

 最後になりますが、昨年度は児童図書、特別支援学級で使用する知育時計、専用回収箱を購入することができました。これまでにも給食用エプロン購入など、PTA活動の中でも児童生徒に直接還元できる活動なのでとても魅力を感じています。

 しかし、活動内容把握やPTA会員への協力願いに関しては、とても根気がいり地道な活動だと思います。また、細かな作業過程を毎年引き継いでいくことも大きな課題ですが、丁寧に伝え続けることが一番のコツだと思います。

 挑戦としては、朝会などの時間に児童向けのベルマーク説明会を実施してみたいです。今後の目標は、とにかく地道に永く楽しくベルマーク運動の活動を続け、子どもたちの教育環境を整えていくことです。

 本日はこのような機会を与えて下さったベルマーク財団の皆さま、長い時間お話を聞いて下さった会場の皆さまどうもありがとうございました。

 これにて発表を終了いたします。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=沖縄県青年会館 2階大ホール

ベルマーク商品

こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5日記帳1ページ2日

ベルマーク検収

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