ベルマーク運動説明会 5月17日(木)福井


(2018/05/31)印刷する



福井市立豊小学校

左から 蓑輪恵理子さん、森知亜紀さん、
    吉田美晴さん、石塚英美さん


 豊小学校ベルマーク委員会です。只今より私たちのべルマーク運動の体験発表を始めます。宜しくお願いいたします。

 まず、簡単に学校紹介をさせていただきます。  豊小学校は今年で創立146年を迎えます。 児童数は18学級、515名です。教育目標に「豊かな心をもち、生き生きと学ぶ、たくましい児童の育成」、めざす児童像に「考える子、助け合う子、たくましい子」をかかげています。

 本校は、福井市中心部からやや南、足羽三山と呼ばれる足羽山、兎越山、八幡山に囲まれた落ち着いた雰囲気の住宅街にあります。中でも八幡山は校庭のすぐ裏側に位置し、様々な学習の場を提供してくれたりします。

 特筆すべきは、40年以上近く続いている八幡山マラソンです。 本校では、春と秋を中心に体力づくりを目的として、大休みや体育の時間を利用してマラソンにとりくみ、年一回八幡山マラソン大会を実施しています。

 その一方で幹線道路が縦断する地域でもあり、商店街や、公共施設なども多くあります。2004年7月の福井豪雨では甚大な水害のあった地域でもありますが、それを機にますます助け合いの意識がより強くなった地域とも言えると思います。

 次に私たちベルマーク委員会についてお話します。 本校のPTAは豊教育振興会という名称で活動しています。その中には、専門委員会として広報、教養、母親、環境、安全対策、各クラスの代表である学級委員、そしてベルマーク委員会があります。  22年度からは専門委員及び学級委員の全員登録制になり、ベルマーク委員会も人数が倍に増えました。今年度の登録人数は74名ほどです。前期・後期に分かれ、ベルマーク、テトラ、インクカートリッジの仕分けや点数計算を前期、後期で各4回ずつ活動しています。

 ベルマーク運動には、1965年3月から参加して、運動歴は53年になります。

 毎年、次年度の新入生に電動シャープナーや跳び箱などを購入しています。平成27年、28年度のベルマーク点数では体育館用の電動ジェットストーブを購入しました。若干の不足分は学校から出していただきましたが……。おかげでこの年から卒業式では寒い思いをせず心身ともに暖かな卒業式を送れました。

 次に、実際の活動についてお話します。5、6年の児童と先生方とで運営する児童会の中のベルマーク委員とも連携してベルマーク運動を展開しています。  まず、4月の下旬頃、ベルマーク委員の児童が全校児童分のベルマーク袋を作ります。毎年このような学校で余った図書購入の袋を再利用し、ラベルを貼ります。  さて5月からが私たち保護者のベルマーク委員の活動の始まりです。活動は、前半=5月・6月・7月・9月、後半=10月・11月・12月・1月の計8回を予定しています。  活動日の1週間ほど前に児童がベルマーク袋を持ち帰ります。袋に各家庭で貯まったベルマークを入れて学校へ持ち寄ります。  そして、児童のベルマーク委員が、各家庭分のベルマークを大箱に一括します。 その後、袋にシールを貼ります。これは、お礼と児童1人1人がベルマーク運動に参加しているという意識づけのためです。

 毎月第3火曜日が私たちベルマーク委員会の活動日です。  午前中9:30~11:30の約2時間くらいが作業時間です。活動場所にはだいたい作業室など4人掛けの机がある教室を使わせてもらいます。

 まず、委員各自が前日集めてもらった大箱からいちごパックを再利用した容器に取り分けたベルマークと、このようなトレイを持って各テーブルに着きます。このトレイは以前委員として活動されていた方から寄付して頂いたものです。大体4名くらいが1つのテーブルで作業します。

 以前はマークを適当な大きさに切り、このトレイに番号別に分けて入れていましたが、この作業は手間がかかるとの意見があり、協会へ確認しましたところ、ある程度の大きさであればよいとのことでしたので、作業の手間も随分と簡素化され、効率も上がっています。  途中10:30頃になると、おやつタイムがあり、お茶とお菓子を出しています。皆さん、最初は慣れるまでは緊張気味に黙々と作業をされますが、おやつタイムの後では和気藹々とおしゃべりをしながら作業されています。各々の情報交換の場にもなっているようです。

 また、ベルマークの仕分けと同時にテトラパックとインクカートリッジの仕分け、計算も行っています。児童玄関の下足入れのところに回収したインクカートリッジを入れる「カトリーヌちゃん」と、テトラパックを入れる「テトラくん」が置いてあり、各家庭より預かってきた児童が入れています。ちなみにこのネーミングは児童より募集したものです。  活動日に、テトラパックはアルミと紙に分け、それぞれ箱詰めし、重さを量り、発送します。インクカートリッジはメーカーごとに分け、純正品以外のものは破棄します。これも箱いっぱいにたまったら発送しています。

 皆さん手際がよく、11:00頃には仕分け、点数計算の作業もほぼ終了しています。 

 仕分けが大体終わると、次はトレイに分別された各ベルマークを、1つの机にずらりと並べられた各番号を振った容器に移し変えます。 全員が移し終えたところで最後に番号別のジップロックの大袋に移し変えて封をして終えます。

 次の月も同様に仕分けし、前期最終月の9月、後期最終月の1月はいよいよ点数計算です。  厚みのあるものは比較的数えやすいのですが、薄いフィルム状のものは丸まったりして数えにくいものなど様々です。以前は10枚ごとにホチキスやテープなどでまとめていましたが、現在はその工程も省いて枚数を計算しています。  また、枚数の少ない番号のマークは1人で担当しますが、枚数の多い番号のマークは、テーブルごとで手分けします。そして、各番号の整理袋に入れて発送します。

 このように小さめのジップロックに、数え終えたマークと点数の小計を書き記したメモを入れて、点数計算の日まで保管しておきます。そして、年2回の点数計算の日に一括するわけです。

 次に、ベルマーク収集箱についてお話します。  先ほどお話した通り、ここ10年の集票点数は減少傾向にあります。これは全国的な傾向だそうですが、何か減少を食い止める方法はないかと、以前から子供のいない家庭や卒業してしまった家庭などで、捨てられたり眠ったりしていているベルマークを集められないかと、スーパーや金融機関、公民館、保育園などにベルマーク収集箱を設置させていただいています。  公民館の場合は、もともと学校との連携がありますし、保育園の場合は「園児の多くが豊小学校に入学するので喜んで協力します。」と言ってくださっていて、現在14箇所に収集箱を置かせて頂いています。

 収集箱の回収は前半1回、後半1回の年2回。収集箱回収表を作り、委員が各々の予定に合わせて都合のよい箇所を選んで回収をしています。1箇所の量はわずかですが、塵も積もれば……で、とても助かっています。

 以上で私たちの発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。

 

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(パワーポイントを使って説明)

=福井市地域交流プラザ 研修室601A

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