ベルマーク運動説明会 5月10日(木)大宮①


(2018/05/24)印刷する



さいたま市立春野小学校

保護者と教職員の会 H29年度
学級学年部部長の坂井智恵子さん(左)と
副会長の西納朱乃さん

 みなさん、こんにちは。

 私たちは「春野小学校保護者と教職員の会」学級学年部の西納、坂井です。どうぞよろしくお願いいたします。私たちの活動がどのくらい参考になるかはわかりませんが、この一年取り組んできたことをお伝えしたいと思います。

 まず簡単に学校の説明をさせてください。

 春野小学校は旧大宮市の北東部に1993年、大宮市立春野小学校として開校し、平29年度に創立25周年を迎えました。現在の児童数は716名、教職員は45名です。

 春野小を初めて訪れると、まるで小都市の一部のようで、学校であることに気が付かれないかも知れません。市内で唯一、門扉・フェンスがなく、「アーバンみらい」高層マンションの三角屋根と一体化したモダンな外観、年間を通して野鳥の観察できる自然ビオトープ(多目的遊水地)、体育館の上にある見晴らしの良い屋外プールなど、15の特色があります。

 校庭には欅の木が植えられた「欅広場」があります。ベンチや街灯もあり、まるで大学のキャンパスのようです。

 ガラス張りの明るい校舎の中は、オープンスペースさながら、教室と廊下とを合わせた広さが自慢です。それを利用して、異年齢学級による仲良し給食、高齢者の方をお招きしたふれあい給食など幅広く活用しています。また、天井からの遠赤外線暖房により真冬でも快適に活動ができます。

 こうした素晴らしい環境の下、校歌でも表現されている「思いやりのある子」「がんばり強い子」「みずから学ぶ子」の育成を教育目標にあげられています。「元気いっぱい 笑顔いっぱい 感動いっぱい 春野っ子」をテーマに、確かな学力と豊かな心と体を育成するために先生方が取り組んでくださっています。

 

 続いて、活動内容の発表をさせていただきます。

 春野小学校では、「保護者と教職員が思いを一つにして、子どもたちを見守って行こう、そして、お互いのふれあいの場、学びあいの場でありたい」との願いから、PTAという名称は用いていません。「保護者と教職員の会」と言っています。

 会の構成は、本部に運営委員会があり、その中に学級学年部、広報部、保健部、はるのまつり部があります。このうちベルマークを担当するのは学級学年部です。

 学級学年部23名と保護者による一人ひとつお手伝いの方40名ほどでベルマーク回収・集計、使用済みインクカートリッジ、テトラパックの収集をしています。

 ベルマークのことを知ってもらうため、年度始めに一覧表を配布し、ベルマーク新聞の発行を年2回行っています。

 ベルマーク回収は毎月の学校便り、学年便りでお知らせをし、学期に1回、各家庭に回収袋を配布しています。地域との連携は、近隣のスーパー、図書館などに回収箱の設置依頼をして、収集日前日までに部員が回収しています。

 たくさんのベルマークを集める工夫として、春野小学校ではクラス対抗ベルマーク大会を行っています。各クラスごとに集められたベルマークの枚数を集計し、学年末には一年間の合計枚数から順位が出され、上位5位までのクラスが表彰されます。

 部員の学年代表が各教室を回り、担任の先生にお礼を言って、直接表彰状を渡しています。表彰状は教室内の掲示板に貼っていただいています。こうしたフィードバックが、ベルマーク集めに対する子どもたちの関心を高めるのに役立っているようです。

 

 続いて作業の説明に移ります。

 作業日は部員と、一人ひとつお手伝いの方に手紙で通知して、各学期に2回、PTA会議室で9時から12時まで作業をしています。なにせ長時間の作業ですから、同じクラスや塾、地域の話題で雑談もはずみますが、手は休めずに、しっかり動かします。

 回収したベルマークはまず協賛会社に仕分けをします。私たちはスーパーに分けていただいたリンゴなどの果物用トレイを利用し、くぼみ一つひとつにベルマーク番号をふり、協賛会社ごとに仕分けをします。

 仕分けたベルマークは、番号と会社名を書いたジッパーつきのビニール袋に入れ、1番から10番、11番から20番のように袋をリングでまとめて、分かりやすくしています。

 次に、袋ごとに点数を集計し、ベルマーク番号ごとに集計用紙に記入し、集計袋に入れます。発送前には全体集計をします。計算ミス、記入漏れがないように集計用紙をチェックし、ベルマーク整理袋に記載します。

 まとめたベルマークを箱詰めして、ベルマーク財団に年に1回、11月に送っています。

 春野小学校では児童数が減少して、それに伴い点数も年々減少していました。このため29年度は、テトラパック回収に力を入れることにしました。

 テトラパックと使用済みインクカートリッジ回収ボックスを昇降口や職員玄関に設置しました。ベルマーク便りでは、テトラパックの「切って、洗って、乾かして」を図入りで分かりやすく解説し、回収を呼びかけています。

 テトラパックはアルミパック、紙パックに分別し、重さ10㎏になったら郵送します。使用済みインクカートリッジは協賛会社別送り箱に分別し、送り箱がいっぱいになったら数を数えて郵送します。

 今年度の結果報告として、ベルマークが135,848点、テトラパックが1,508点、インクカートリッジが5.240点、合計142,596点でした。

 今年度購入品は当初、跳び箱の予定でしたが、図書司書の先生と部長の希望で、図書室の書籍57冊、傘立て4台を購入しました。

 各家庭、教職員、地域の皆様のご協力によって、集まったベルマークで購入した品を子どもたちが使ってくれている姿を見ると、頑張って作業をしてきてよかったなぁ、と、つくづく思いました。

 今後の課題としては、さきほども申し上げましたが、児童数減少に伴い、ベルマーク点数減少への対応と、作業人数の確保が挙げられます。作業効率を上げるにはどうしたら良いか、みんなで智恵を出し合っているところです。

 昨年のベルマーク説明会で配布された資料の中には、湖池屋さんのポテトチップスのプレゼントキャンペーンがありました。ダメもとで応募したところ、運良く当選しました。財団のホームページには、こうした点数アップのキャンペーンの情報もありますので、小まめにチェックすることをお勧めします。

 小さな一枚でも、たくさん集まれば大きな財産に変えられることを呼びかけて、これからも頑張っていきたいと思っています。

 これで発表は終わりです。私たちの発表が少しでも皆様たちの活動にお役に立てたらと願っております。ご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=大宮ソニックシティ 2階小ホール

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