ベルマーク運動説明会 6月25日(木)岡山
(2015/07/01)印刷する
岡山市立岡山中央小学校
市田恭子さん(左)と片桐玲子さん |
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苦労、工夫、楽しさ、嬉しさ…豊かな気持ちに
みなさんこんにちは。
私たちは昨年度岡山中央小学校でベルマーク活動に関わりました、PTA事業部でございます。
本日はわたくし市田と片桐が代表して、昨年度のベルマーク活動について発表いたします。
今年度ベルマーク活動に携わる方々がこちらにいらっしゃるわけですが、自ら立候補で活動される方もいれば、推薦やなかにはクジで渋々・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
実は他でもないわたくしが昨年はくじでこの事業部の部長になってしまうという状況でした。
一年前のこの説明会で右も左もわからず、真剣に耳を傾けていたときのことを思いだします。
今日はわたくしたち中央小学校のベルマーク活動報告が少しでも今年度のみなさまの活動のお役にたてればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
はじめに岡山中央小学校のご紹介をいたします。
岡山中央小学校は岡山市中心部に位置しています。
周辺には岡山県庁等の行政施設や、後楽園、オリエント美術館、シンフォニーホール等の文化施設、また、デパート、商店街などの商業施設があります。
もともとあった岡山市中心部の4つの小学校が統合された学校で、昨年創立10周年を迎えた比較的新しい小学校です。
次に岡山中央小学校のPTA活動をご説明いたします。
PTAは全体を統括する総務部を筆頭に、学級部、保健部、広報部、地域活動部、そして私たち事業部の5つの専門部で構成されています。
事業部は
ベルマーク、インクカートリッジ収集を中心に学校の体操服や算数セットのリユース活動も行っております。
PTA役員は各クラスから募りますが、事業部は比較的人気がある専門部です。人気の理由は後ほどお知らせいたします。
昨年度は私たちを含め29名の部員で活動をしてまいりました。
春には今までの活動が認められ、累計600万点達成校となり、感謝状をいただきました。
大変名誉なことでしたが、これは前年度までの各ご家庭のご協力、事業部の成果であり、私たちにとっては少しプレッシャーとなりましたが、前年度の部長からの丁寧な引き継ぎとあたたかい励ましで、何とか活動をスタートさせました。
ここからは実際のベルマーク活動についてです。
中央小学校では毎月一回ベルマーク便りを発行しています。
その月の回収日やベルマークの切り方、購入代金の10パーセントの行方などをお知らせしていました。
このベルマーク便りは回収日の前の週に回収用の封筒とともに各クラスに配布していました。
ベルマーク回収は月に一回、連続した3日間で行っています。
登校前の時間を利用して、ベルマーク番号ごとのBOXに入れます。
事業部員が立ち会いますが、ほとんどの児童が自ら番号ごとに仕分けをしてくれます。
子どもたちが協力的で本当に助かりました。
また事業部員の立ち会いですが、学年ごとにグループを組み、当番制にしました。
そうすることで個人の負担を減らし、働いていて朝の立ち会いが難しい部員をサポートすることができました。
回収したベルマークは月一回の作業部会で
切り取り、計算、集計します。
こちらが学校のPTAルームで行われている実際の作業の様子です。
作業部会は平日の朝10時から夕方4時まで開き、たくさんの部員がそれぞれ都合のよい時間帯に来られるように工夫しました。
私たちを含め働いている部員もたくさんおります。
その場合は自宅持ち帰り作業も可能としました。
「出張の移動中の新幹線で数えてくる!」という頼もしい方もいました。
このように色々な方法で活動に参加できること、小さいお子さんも作業部会に連れてこられることが、代々伝達され、冒頭でふれました「人気の事業部」の理由のひとつとなっているのだと思います。
ベルマークの他にインクカートリッジも収集しています。
中央小学校は地域柄、ご商売をされているご家庭もあり、業務用トナーカートリッジも集まりやすく、比較的大きな点数となります。
年賀状シーズンあとには大量のインクカートリッジをお持ちいただき、嬉しいながらもかなり集計が大変でした。
ご存じの方も多いと思いますが、インクを数えるときにはビニール手袋が必須アイテムです。
またメーカごとに専用の段ボールがあり、送付方法も異なりますので最初は覚えるのが大変でした。
苦労したこと、工夫したこととしては、
役員が毎年変わることから、ベルマークのまとめ方(10枚ごとにテープをとめる)がうまく伝わらなかったことです。
⇒最終的にはベルマーク番号ごとの封筒を渡して、番号ごとの集計までしてもらうことで一連の流れを理解してもらうことに成功しました。
楽しかったこと、嬉しかったことは
たくさん集まったベルマークをみんなで協力して仕分けをし、集計をして送った時の達成感を味わえたことや部会を開く度に学年の違う部員さんと話す機会ができたことです。
冒頭にもお伝えしましたが、一年前ベルマーク活動を仕切らなければならないと決まったとき、本当にどうしてよいかわかりませんでした。
ふたをあけてみれば、ベルマーク活動は絶対ひとりでがんばってもできないということがすぐにわかりました。
同じ事業部の仲間、保護者の方、なにより笑顔でベルマークをもってきてくれるこどもたち、みんなの力があわさって、はじめてベルマーク活動なのだと実感しています。
さまざまな過程を経て今日こちらにお集まりのことと思います。
子どもたちのためというのはもちろんですが、ベルマーク活動を通してみなさまが豊かな気持ちになれることを願っております。
これで本日の発表を終わります。
=岡山県総合福祉会館大ホール