節目の年「子どもたちの笑顔」のために
ベルマーク教育助成財団事務局長 末吉正憲
ことしは、ベルマーク運動がスタートして50年という、節目の年となります。
振り返りますと、運動のきっかけは1957年12月、全国へき地教育研究連盟から
朝日新聞社に寄せられた手紙からです。「設備が貧弱で十分な授業ができません。紙面で資金を募ってほしい」という内容でした。
国鉄(JR)の入場券が10円、もりソバが30~35円の時代でした。新聞には「教室にはフラスコも試験管もない」など厳しい実態が報じられていました。朝日新聞社では「息の長い運動でなければ」と、1960年に財団を設立、運動をスタートさせました。
初年度の参加校は2、263校でしたが、その後順調に増え続け、現在は2万8400校に上っています。平成の大合併と少子化。約3、200の自治体が1、800市町村ほどに減り、多くの学校が統廃合されました。が、なお参加校が増加傾向にあるのは、運動に対する高い関心の証明でしょう。
集められたベルマーク点数は、累計で237億点(2009年末)になっています。「原則として100円につき1点」で考えると、2兆3、700億円の買い物が必要です。これを単純計算すると、全国民が1万8000円ずつ買い物をしたことになります。加えてPTAの皆さんの労力を考えると、その価値は想像もつきません。
また、スタート時、協賛、協力会社は60社ほどでしたが、いま約80社になっています。入・脱会も含め、これまで支援して頂いた会社は延べ約160社に上ります。
PTAの皆さんのご苦労と関係会社のご支援に改めてお礼を申し上げます。
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この半世紀、日本も世界も激変しましたが、援助を待っている子どもたちは、へき地だけではなく都会にも、海外にも沢山います。運動を一層推進、充実させ、「子どもたちの笑顔」のためにお役に立てればと考えています。皆様のさらなるご協力をお願いします。
(2010/01/14)




