改めて感心させられた「ベルマークに卒業はない」
ベルマーク教育助成財団広報部長 野中正治
ベルマーク運動紹介ビデオの撮影で訪ねた千葉県柏市のファミリーマート「みどりや豊住店」で、地域協力のお手本ともいえる光景に出会いました。
協賛会社ファミリーマートのベルマーク付きおむすびコーナー横の壁に「八小にベルマークを贈ろう!」の看板と、マークの回収箱。使用済みカートリッジの回収する箱も並んでいます。八小は、近くにある柏市立柏第八小学校のことです。
PTAからの依頼で、カウンターなどに回収箱を置いてくれるスーパーや銀行などは増えていますが、ここまで大がかりにやってくれるところはまだ少ない。今回の撮影も回収箱が置いてあるだけでも……のイメージだったので、これだけでも十分でした。
でも、もっと感心させられたというか、思わず「なるほど」とうなずかされることがありました。もう一つの呼びかけ文句、「学校は卒業しても、ベルマーク活動は卒業しない!」。オーナーの丹羽勝則さんのアイデアだそうです。
自分の子どもたちが通学しているときは、学校というレールがあり、普通にベルマークを集めていた。でも子供が卒業すると、お役目御免とばかりにしなくなる。自らもそうだった丹羽さんですが、八小のベルマーク運動を応援しようと考えたとき、このフレーズが自然にひらめいたそうです。「店には八小の卒業生やその父兄もくる。みんな子供の時にベルマークを集めた覚えがあるはず。その人たちに母校のために協力を呼びかけよう」と。
ベルマーク運動の中心は幼稚園、小学校などのPTAのお母さんたちです。しかし今、少子化、統廃合など取り巻く環境は厳しくなっています。運動をこれからも変わらずに続けて行くには、PTA以外の地域の人たちの協力は欠かせません。とくに、いったんベルマーク集めを卒業した人たち、一度経験している人たちは大きな力になります。財団に毎月のように寄贈マークを届けていただく皆さんも、そういった方たちです。
「ベルマーク活動に卒業はない」。財団としても改めて強調して行かなければ、と考えさせられました。
(2009/10/07)




