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 公民館・地域ニュース


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三重県名張市の蔵持公民館がお買い物 親子で楽しく遊ぶパラシュート

 三重県名張市の蔵持公民館(山中孝允館長)が、ベルマーク預金でパラシュートという遊具を購入しました。公民館のベルマーク預金でのお買い物は、全国で2番目です。
パラシュートを使い親子で楽しく遊びます 同市では、各地域の公民館や市民センターなどで月に1〜3回、未就園児とその親が楽しく集う子育ての「広場」が開かれています。蔵持公民館でも毎月1回、蔵持地区まちづくり委員会福祉・健康増進部と市こども支援センター、ボランティアの人たちの協力で「くらっこ広場」が開かれ、毎回20〜40組の親子が参加しています。
 子どもたちには同じ年ごろの子どもたちと遊ぶいい機会で、母親たちはお互い同士、またこども支援センターの保育士さんやまちづくり委員会、ボランティアの「先輩母親」に、子育ての悩みなどを相談できる場になっています。
 「広場」には、子どもたちが自由に遊べる遊具や絵本をそろえています。「広場」をスタートさせた2007年2月に地域に呼びかけ、寄付してもらうなどしたものです。これをさらに充実させるため、ベルマーク預金を活用しました。
入り口にベルマーク回収箱を置き、来館者に協力を求めています  蔵持公民館がベルマークの輪に加わったのは07年7月です。公民館もベルマークに参加できるようになったのを知った、まちづくり委員会の長田まち子さんが、周囲に働きかけて実現しました。
  ベルマークは、公民館の入り口にベルマークとインクカートリッジの回収箱を置くなどして地域の協力を求めています。近くの小学校で活動していないため、「これまでどこに持っていっていいか分からなかった」と、古いマークを含めて持参する人も多かったそうです。「広場」に参加するお母さん方にも協力を呼びかけています。
  集まったベルマークは長田さんが中心になって仕分けをし、年に2回、まちづくり委員会の有志に手伝ってもらって点数計算をしています。1年半ほどで約2万点になり、5千円ほど補足して直径6メートルのパラシュート(本体価格2万5千円)を購入しました。
  パラシュートはカラフルなナイロン素材で、みんなで縁を持って上下に揺らして遊びます。4月下旬に開いた今年度最初の「広場」では、子どもたちが中に潜りこむなどして大喜びでした。長田さんは「次は大きな積み木を目標にします」と話していました。

《写真上から》
・パラシュートを使い親子で楽しく遊びます
・入り口にベルマーク回収箱を置き、来館者に協力を求めています=いずれも三重県名張市の蔵持公民館で

(2009/04/28)

千葉県匝瑳市八日市場公民館 公民館で初のお買い物、大型時計を購入

 千葉県匝瑳市の八日市場公民館(若梅和巳館長)が、大型電波時計1万5675円を購入しました。公民館のお買い物、第1号です。時計は、すぐにエントランスホールに設置され、脇には手作りの黄色い紙の花を添えた、お礼のポスターがはられています。 エントランスホール中央の天井近くにある大型時計を、はしごに登り紹介する平野さん(右側)と大木さん
 2006年4月、公民館でもベルマーク運動に参加できるようになったことを、9月末にあった千葉県公民館連絡協議会で知り、10月には申込みました。
 八日市場公民館は、図書館やギャラリーなどを併設した複合施設です。講座数は50位あり、約1000人の受講者が利用しています。
 活動の全てを行っているのが、事務職員の平野和子さんと大木多賀子さんです。今までベルマーク運動について経験の無かった2人は、軽い気持ちで受けたそうです。まず、運動に取り組んでいることのお知らせと、収集の協力を呼びかけるポスターを作り、館内の数カ所にベルマーク回収箱と一緒に設置することから始めました。整理作業は事務仕事の合間に行います。
 少しずつマークが集まり、「1階入口のホールに時計が有れば便利だなぁー」と、日付と曜日が入った大型時計を目標にしました。時計代まであと何点と計算しながら、ベルマークを送ること3回目、2008年11月に念願の注文ができました。
利用者の方から、ここに時計があるようになりとても助かります、といわれ「苦労が報われた思いです。ベルマーク運動をやって良かった」と2人は話していました。次はホワイトボードを目指しているそうです。

《写真》 エントランスホール中央の天井近くにある大型時計を、はしごに登り紹介する平野さん(右側)と大木さん
(2009/01/27)