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ベル支援キャンペーンへ意見交換 北海道内の協賛会社7社

 「ベルマークの鐘を鳴らすのは、あなた!」という名前のキャンペーンが北海道で始まりました。北海道ファミリーマートが道内のベルマーク協賛会社の現地法人や支社・支店などに呼びかけて実現したもので、12月12日に関係者20数人が札幌市にある朝日新聞北海道支社に集まってキックオフミーティングが開かれました。多数の協賛会社の関係者が地域単位でベルマークのためのキャンペーンに乗り出すのは画期的なことで、支社創立50周年記念事業として道内の新聞販売店がベルマーク収集・寄贈運動に取り組んでいる朝日新聞北海道支社も全面協力してくれます。
 参加したのは北海道ファミリーマート、北海道キリンビバレッジ、アサヒ飲料、ロッテ商事、北海道味の素、白鶴酒造、キユーピーの計7社。ファミリーマートとキリンビバレッジの両社は12月16日から29日まで生茶とおむすびをセットで購入すると50円引きにするキャンペーンを全国で実施するが、北海道では他の協賛会社にも呼びかけてベルマーク支援運動をすることにしたもの。キャンペーンの名前は北海道ファミリーマート商品部の芳野祐之係長が考えました。
 ミーティングでは、ベルマーク教育助成財団の森精一郎常務理事が「北海道のベルマーク運動参加校は計1425校で全国第3位です」と普及状況を説明し、ベルマークの収集・寄贈運動に取り組んでいる新聞販売店を代表して北海道朝日会の米原雅敏50周年実行委員長(ASA啓明所長)が「ベルマークの収集と学校への寄贈は50周年だけでなく、ずっとつづけていくつもりです」とあいさつしました。参加した企業の代表者からは「私たちは社会や地域への貢献活動に力を入れています。企業は世の中の役に立つ存在であることが大事で、社会との共生が必要なのです。ベルマーク運動をより広げていきたい」という言葉が出ました。
(2008/12/19)

喜田川さん、郷里で初の作品展

 ベルマーク新聞の漫画やお絵かき教室でおなじみの「わらべ絵画家」喜田川昌之さん(69)が12月13〜19日、郷里の津市一志町で「わらべ絵展」を開きました。郷里を離れて50年ですが、ふるさとで作品展を開くのは初めて。会場のJA三重中央郷土資料館にはたくさんの幼なじみや同級生らが訪れ、懐かしさを誘う作品を前に、昔話に花を咲かせていました。幼い日の懐かしい思い出をしのばせる作品を前にする喜田川昌之さん
 展示した作品は12点で、ほとんどが幼い日の遊びや年中行事がテーマです。「新米わらで祝いましょう」という絵は、子どもたちが新婚さんの家を回り、「嫁さんは寝とるかな、起きてかな。新米わらで祝いましょう」とはやしたてる様子を描いています。新婚さんの家でお菓子をもらえるのが楽しみだったそうです。訪れた地元の人は「今もやっとるよ」などと話していました。
 「感字絵」は、一つの漢字を選び、その意味を感じながら子どもたちの姿を絡ませる作品。「水」や「雨」「魚」など5点を並べました。ほかに地元神社の絵馬やベルマーク財団カレンダーの下絵などが展示され、受付ではカレンダーが当たるくじ引きも行われました。
 会場の郷土資料館は、喜田川さんが小学生の頃、1年間だけ教室として使われたことがある懐かしい建物です。「久しぶりに訪れて、周囲の田んぼや垣根に60年前と変わらぬ風景が残っていた」とうれしそうでした。
 初日は、ここでJAの催し「むかしフェスタ」が開かれ、昔の遊びコーナーや石臼粉ひき体験、もちつき大会、特産品販売などがあったこともあり、大勢の入場者でにぎわっていました。
《写真》幼い日の懐かしい思い出をしのばせる作品を前にする喜田川昌之さん=津市一志町のJA三重中央郷土資料館で
(2008/12/19)

神奈川の地域イベントでベルマークPR

 家族連れなどでにぎわう神奈川県の地域交流イベントの会場にベルマーク運動を進めるポスターや回収箱が置かれました。11月2日、座間市の「座間市民ふるさと祭り」、8、9日の「やまと産業フェア」、15、16日の「城下町おだわらツーデーマーチ」の3会場です。地域貢献にとベルマーク運動に取り組んでいる朝日新聞の販売店、ASA(朝日新聞サービスアンカー)で作る同県北部朝日会(55店)が企画しました。集まったベルマークは地元の学校に寄贈されます。小田原城址公園の「城下町おだわらツーデーマーチ」の会場で
 「座間市民ふるさと祭り」は、パレードや野菜即売、模擬店などが行われ、座間市立中学校など3会場に約9万4千人が訪れました。「やまと産業フェア」は大和駅東西プロムナードなどを会場に、物産展、職人の技紹介コーナーなどが設けられ、約8万人が訪れました。「おだわらツーデーマーチ」は、秋の相模路10コースを歩く催しで、雨にもかかわらず約1万2千人が参加しました。
 各会場には「ASAはベルマーク運動を応援しています」というのぼりや「ベルマーク運動に参加しませんか」などと書かれたポスターも登場しました。事前にベルマーク運動紹介や回収を呼びかけるチラシを各家庭に配布しており、20人以上の方からマークが寄贈されました。訪れた方は「のぼりを見て、懐かしいわ」、「集めているけれど、ASAに持っていけばいいのね」などと話していました。
 この企画の中心になった北部朝日会の岩崎公則会長は25年ほど前から、店の会議室を地元PTAや自治会の会議に開放したり、広報紙の作成を支援したりしており、「今後もベルマーク運動を支援し、盛り上げていきたい」と話しています。
《写真》小田原城址公園の「城下町おだわらツーデーマーチ」の会場で(神奈川県北部朝日会提供)
(2008/12/12)

朝日ウオーキンググランプリに特別協力 来年開催の24大会

 ベルマーク教育助成財団は、朝日新聞社が、2009年に行う「朝日ウオーキンググランプリ」(共催日本ウオーキング協会)に特別協力します。これは、朝日新聞社が、ウオーキング愛好者を応援するために全国24のウオーキング大会で、完歩した回数に応じて賞状や記念品を贈るもので、創刊130周年の記念事業です。ご存知のようにベルマーク財団は朝日新聞創刊80周年記念に創設された運動で、グランプリが、将来をになう子どもたちにも、歩く楽しさを広げたい、として「歩育」をテーマにしたことなどから、応援することになりました。
 ウオーキングは愛好者が4千万人、人気が1番ある市民スポーツといわれます。グランプリの対象は、1月10、11日の下田水仙ツーデーマーチ(静岡県下田市)を皮切りに、11月28、29日の大和路まほろばツーデーウオーク(奈良市)まで24大会。3日間で約10万人が歩く国内最大の「日本スリーデーマーチ」(11月1〜3日、埼玉県東松山市)から、1日だけの「北海道を歩こう」(9月13日、札幌−支笏湖)まで様々で、誰でも、自分の脚力に合わせて参加できるのが特徴です。
 ウオーキングは、中高年、若者の参加者が目立ちますが、グランプリでは、日本ウオーキング協会の進める「歩育」をテーマにしています。「歩育」とは、歩いて自然や社会に触れ、五感を開いて体で学ぶ体験を通して、子どもたちの豊かな心、生きる力を育てようという基礎教育です。
 グランプリ大会では、参加パスポートに、ベルマーク運動の紹介が掲載される他、子どもの参加者にはベルマークの入ったピンバッジが配られます。グランプリでは、5大会を完歩したら「健歩賞」として表彰。10大会で銅賞、15大会で銀賞、20大会で金賞になります。それぞれ賞状とピンバッジ、記念品も贈られます。詳しいことは以下にお問い合わせ下さい。ウオーキンググランプリ事務局(電話03−5540−7435、平日午前10時〜午後5時。メールアドレスwalking-gp@asahi.com 公式サイトhttp://aspara.asahi.com/walkinggp
(2008/12/12)