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ベルマーク説明会を5〜7月に開催 (日程と会場)

2008年度「ベルマーク運動説明会」の日程と会場が決まりました⇒説明会マップ。5月13日(火)から7月4日(金)までの2ヵ月間、全都道府県の93都市・地区で延べ102回催します。いずれも午前10時から正午までです。

この説明会は、新しくPTAのベルマーク担当になられた方などを対象に、運動の意義やノウハウを、ビデオなどを使って財団職員がわかりやすく説明するほか、ベルマーク運動の実績を上げたPTAが体験発表します。昨年度の説明会には計5407校、1万6017人も参加していただき、「とても参考になった」と好評でした。各会場の近隣の学校のPTAはもちろん、一昨年から参加できるようになった大学・公民館の方や運動に関心のある一般の方も、ぜひご参加ください。

参加申し込みはがきは、開催日の前月第2週をめどに、参加小中高の学校長・PTA会長あて、参加大学・公民館あてに郵送します。これから運動に参加される学校・幼稚園・大学・公民館などの方は、事前にベルマーク教育助成財団にご連絡ください(電話 03・3572・4937)。説明会のご案内は、ベルマーク新聞の新学期号(4月10日発行)にも掲載します。


環境DVDを小学校にプレゼント 朝日新聞社

 ベルマーク財団を創設した朝日新聞社が、創刊130周年記念事業として小学生向けに作った環境教育のDVDと教材をプレゼントします。詳しいことは以下をご覧下さい。
                        ◇
  朝日新聞社は創刊130周年記念事業として、小学生高学年向けの環境フォトムービー「地球はいま」(DVD)とテキストをつくり、希望する小学校3000校(テキストは1学年の児童数分)にプレゼントします。環境教育にぜひお役立て下さい。
  DVDは、海面上昇で沈む恐れがある南太平洋の島国や、海氷が解けた北極海で暮らすホッキョクグマの親子など、世界各地で取材した写真を動画のように編集しました。
  テキストは、A4判16n。なぜ温暖化が起きるのか、美しい地球を守るために私たちに何ができるか、などを考えながら学ぶことができます。対象は4〜6年生で、DVDと一緒に活用できます。
  企業協賛により制作した環境教材「地球教室」も併せてお贈りしますので、こちらもお役立て下さい。
  お申し込み方法は、@小学校名A郵便番号B住所C電話番号D教材使用学年とその児童数(1学校1学年分に限ります)E担当教諭名および担当教科F担当教諭の連絡先、を明記のうえ、はがき、FAXまたはインターネットでお申し込み下さい。問い合わせは、03・5211・7286(月〜金の午前10時から午後5時)か、info@jpic.or.jpへ。
  【はがき】〒101・0051東京都千代田区神田神保町3の9 JPIC内 朝日新聞地球環境プロジェクト・教材受付係
  【FAX】03・5211・7285
  【インターネット】http://www.asahi.com/chikyu

<写真> プレゼントするDVDとテキスト
(2008/3/28)


協賛・協力会社と懇談会

 ベルマーク運動の現況と2008年度事業計画・予算を説明する協力、協賛会社懇談会が3月18日(火)と21日(金)、東京・銀座で開かれました。
  朝日新聞社の大道裕宣事業担当補佐が「ベルマーク運動は朝日新聞社が提唱して始まった社会貢献活動で、間もなく半世紀を迎えますが、スタート時の参加2263校から、今年2月には約2万8500校、ベルマーク累計229億円を超す大きな運動に発展しました。これも協賛・協力会社とPTAのみなさんの温かいご支援とご協力によるものです。この運動は、未来を担う子どものために我々が我慢をする『現代版米百俵』といえます。最近では朝日新聞の販売所、ASAも支援を広げています。朝日新聞社としても今後もベルマーク運動を全面的にバックアップしますので、皆さんのご支援を引き続きよろしくお願いします」とあいさつしました。
  森精一郎常務理事・事務局長は、現況を、参加PTA・団体は147増え、2万8497。2007年度にPTA・団体の皆さんが集めたベルマークの点数は4億3797万6406点で、前年度の4億2287万8055点と比べると1500万点ほど増加しましたが、このように集票点数が前年度実績を上回ったのは2000年度以来のことです。累計は229億3389万2426点になりました。また、教育設備品の購入額は5億0204万1249円で、再び5億円台に戻りました。累計では214億8035万0393円になります、と報告。
  2008年度事業計画では「ベルマーク集票点数の目標を前年と同じ4億4000万点に設定しました。援助予算は5970万円で微増ですが、夕張の子どもたちを支援する特別援助を2年連続で100万円計上したほか、災害予備費を増額、絵画教室、走り方教室、一輪車教室、理科実験教室といった出前教室も継続します。これからも教育環境に恵まれない子どもたちを助けるという運動の理念を常に訴えながら、教育支援活動を一層強力に推進し、地域との結びつきを強めて、心豊かな人づくりと地球規模での教育の機会均等の実現に努めていきます」と述べました。また具体的な事業活動として@5月中旬から7月第1週にかけて開くベルマーク運動説明会に向けて、参加校を増やすため運動未参加の小中学校にも案内葉書きを送るA運動の仕組み、活動の仕方などをイラスト入りで分かりやすく解説するベルマーク手帳は、縦書きだったものを横書きに改め、大きさもお買いものガイドと同じB5判に大きくし、より読みやすいものにする、ことなどをあげました。
  また末吉正憲総務・業務部長からは、消耗品としてお買い物できなかったものの一部も購入出来るよう、購入品の対象を広げたことを説明。「以前から要望があり財団で検討しました。購入品の付属品であり、みんなで繰り返し使うものは原則OKとしたものです」。具体的には、ウオータークーラーのカートリッジ、パソコンのUSBメモリー、メモリーカードなどの記録メディアやプリンターのトナーカートリッジ、インクカートリッジなどが含まれます。
  協賛会社懇談会では、新参加のファミリーマート、キリンビバレッジ(欠席)の2社を紹介。ファミリーマートの高橋哲社会・環境推進部マネジャーは「流通業界からは初めての参加で、4月1日からはおいしさと品質にこだわるおむすび全品にベルマークを付けます。事業計画でも『あなたの家族になりたい』を掲げました。ベルマーク参加を機会に、学校、PTAと家族的なつきあいを深めていきたい」などと抱負を述べました。

<写真> ベルマーク財団の事業計画を聞く協賛会社の皆さん=東京・銀座のホテルで
(2008/3/26-3)


ジョイセフが黒板募金 お礼にカレンダー

 ベルマーク財団の友愛援助でおなじみのNGO(非政府組織)「ジョイセフ」(家族計画国際協力財団)が、内戦が続くアフガニスタンの子どもたちのために、黒板を贈る2000円募金をしています。協力した人には、写真家内堀たけしさんが撮ったランドセルを背負った子どもの写真をあしらったカレンダー(4月〜2009年3月)をプレゼントしています。
  アフガニスタンは長年の内戦により、国土が荒廃し多くの建物や学校が破壊されました。ジョイセフは、激戦地で大きな被害を受けた東部のナンガハール州で、地域に根ざした健康教育を推進して、妊産婦死亡率と乳児死亡率を下げたり、 果樹・森林の苗木畑作りや小口無担保融資で地域の人びとが自立出来る生活環境を整備したり、子どもたちの教育機会を増やすことなどを目標に、診療所を開設し、助産師を養成するなど様々な活動をしています。その一つが子どもたちの学習環境の充実です。いまだに校舎のない学校が多くあり、木の下や壊れた建物の壁を利用した臨時の教室で勉強しています。しかし、黒板やノートといった学習用品がなく、困っています。片道10キロを歩いて通学しても、小学校の施設が余りにも乏しいために、多くの子どもたちは中途退学をして読み書きを習う機会を失っています。また女子教育が認められなかったことなどから女性の80パーセントは読み書きができず、これが多くのお母さんや赤ちゃんが命を落とす大きな原因のひとつになっています。アフガンの妊産婦死亡率は世界で2番目に高く、日本の328 倍。乳幼児死亡率も世界で3番目の高さです。
  黒板を贈る狙いは−黒板を使い読み書きを習得した子どもたちは、文字が読めない家族に多くの正しい情報を届けることが出来るようになります。アフガンの農村では、小学校を卒業する年齢から女性の結婚が始まりますが、読み書きができる母親になることで、妊娠中に栄養を摂り、健康な体の大切さを理解できるようにもなります。
  ジョイセフによると、べニヤ板製の1 枚2000円の黒板が、ナンガハール州だけで3200 枚不足しています。黒板は、現地で購入して届けます。募金はインターネット募金、郵便振込 、銀行振込の3つの方法で出来ます。入金確認後、カレンダー を送付します。サイズは(820mm ×594mm)です。問い合わせは、ジョイセフ国際協力推進グループ(〒162-0843東京都新宿区市谷田町1-10保健会館新館、рO3−3268−5877、fax03−3235−9774、ホームページはwww.joicfp.or.jp)へ。
  ジョイセフでは、この他、再生したランドセルをアフガニスタンの子どもたちに届ける「思い出のランドセル募金」や学用品、クレヨンなどを届けるなどの募金活動もしています。

<写真> ジョイセフの「ランドセルは海を越えて」カレンダー
(2008/3/26-2)


紀北はまち座が地元教委にマーク寄贈

 三重県尾鷲庁舎に入っている県の地域機関の職員有志による紀北はまち座が、07年9月から半年かけて集めたベルマーク計約1万7800点を、地元の尾鷲市と紀北町の教育委員会に贈りました。メンバーは「今後も活動を続けたい」と張り切っています。
  「はまち座」は、県の地域機関である尾鷲県民センター、紀州県税事務所、尾鷲建設事務所などを横断した中堅・若手職員9人によるワーキンググループ。07年度の社会貢献活動として教育ボランティアであるベルマーク運動に着目、各職場や売店など10カ所に収集箱を置くなどしてベルマークの収集を始めました。集めるだけでなく、毎月1回、仕分け・集計にも取り組んでいます。
  年度末の3月上旬、「はまち座」の代表が両市町の教育委員会を訪れ、それぞれに約8900点ずつベルマークが入った段ボール箱を手渡しました。これらは両教委によって、ベルマーク運動に取り組んでいる管内の学校に届けられました。
  「はまち座」の事務局役の東淳さん(尾鷲県民センター県民防災課)は「私たちが収集に取り組んでいるのを知った地域住民からベルマークが寄せられるという波及効果もありました。08年度も継続して活動して行きます」と話していました。
(2008/3/26-1)


財団の事業計画や予算を承認
理事2氏を選任し評議員3氏が交代

 財団法人ベルマーク教育助成財団の理事会と評議員会が3月7日に開かれ、2008年度の事業計画と予算が承認されました。事業計画のうち教育助成事業は前年度から微増で、昨年度に引き続き、北海道夕張市の子どもたちを支援する援助事業が盛り込まれました。また、へき地学校、養護学校、盲学校、ろう学校への教育設備助成、へき地学校へのソフト援助、海外の小規模日本人学校やシェア=国際保健協力市民の会、シャンティ国際ボランティア会(SVA)などと連携した海外援助を行うほか、日本ユネスコ協会連盟や日本ユニセフ協会、国際NGOジョイセフなどへの友愛援助6事業の寄付も呼びかけます。
  人事では、理事に玉田太朗自治医科大学名誉教授と内海孝東京外国語大学教授の2人を選任。評議員では、日本PTA全国協議会会長・梅田昭博氏が退任し赤田英博氏に、全日本中学校長会会長・高橋秀美氏が退任、草野一紀氏に、日本放送協会理事・原田豊彦氏が退任、後藤雅実氏に、それぞれ交代しました。また日本学校視聴覚教育連盟会長・天野和雄氏は2月に死去され、後任の人選中です。
(2008/3/18)


住友信託銀行にベルマーク財団から感謝状

 ベルマーク教育助成財団は、協力銀行である住友信託銀行(本社・東京都千代田区丸の内)に対し感謝状を贈りました。同銀行が、ベルマーク運動に参加している小中学校などのPTAのベルマーク預金口座を1983年以来、25年間にわたり管理するなどの事務委託作業により運動の推進と発展に貢献したことが理由です。3月3日、同銀行本社で、ベルマーク財団森精一郎常務理事・事務局長から感謝状を受け取った同銀行高橋温代表取締役会長は「こうしたことが評価されてありがたい。今後もベルマークへの協力を強めていく」などと話していました。

<写真> 住友信託銀行高橋温代表取締役会長(左)にベルマーク財団森精一郎常務理事・事務局長から感謝状が渡されました=東京・丸の内の住友信託銀行本社で
(2008/3/13)