福岡市に本社がある民放テレビ局、TNCテレビ西日本とFBS福岡放送が、ベルマーク運動の特集を相次いで放映しました。
TNCは、毎週土曜日の午前10時30分〜11時45分の情報番組「土曜NEWSファイルCUBE(キューブ)」で、10月13日に「ベルマーク運動は今」と題して放送しました。女性リポーターがパネルを使い、PTAと協賛・協力会社、ベルマーク財団が一体になって取り組む運動の仕組みを説明したあと、福岡県前原市立波多江小学校の活動を紹介。同小は、07年度のベルマーク運動説明会(福岡会場)の体験発表校で、06年度の集票点数は34万点でした。毎月1回の「ベルマークの日」を取り上げ、PTA環境委員会のお母さんと児童がマークの整理、集計をしている作業風景、郵便局や商店に置いているマーク集票箱の回収の様子などを流しました。児童が「ベルマークはみんなのためになる」、お母さんは「親子、地域のコミュニケーションに役立っている」などと、インタビューに答えていました。
買い物紹介やインクカートリッジ回収で協賛しているエプソン担当者の「環境活動の推進と教育支援の両立ができる」というインタビュー、福岡県西方沖地震の被災校への援助を取り上げました。また、07年度のへき地援助校の前原市立怡土(いと)小学校王丸分校では、届けられたプレゼントの荷解きをして、ボディーボールなどで遊ぶ児童を収録、放映しています。
番組の最後は、女性リポーターが、ベルマークをプリントしたTシャツ姿で「みなさんもボランティア活動として、ベルマーク運動を改めて考えてみたらどうでしょう」、コメンテーターが「06年から公民館が参加できるようになり、ボランティアの輪が広がるのでは」などと応じ、締めくくりました。約12分の特集でしたが、丁寧な番組づくりで、ベルマーク運動の理解とPRにつながったのではないでしょうか。
FBSは、平日午後2時52分〜午後7時の情報・娯楽番組「めんたいワイド」で、11月19日にニュースや地域のトピックスを紹介する「夕刊めんタイムス」のコーナーで約6分間放送。男性リポーターが「きょうは生活の中にある、へぇーという情報です。みなさんベルマークをご存知ですか」と、切り出してスタート。「進化するベルマーク運動」のテーマで、パネルを使って、運動の仕組み、歴史、福岡県全体の集票状況、財団の現状などを説明しました。
ベルマーク預金の買い物紹介として、福岡市立宮竹小学校を取り上げました。同小は学校とPTAが共催して2000年から毎年11月に「宮竹生き域(いきいき)フェスタ」を開いていて、バザーで使うポップコーン製造機を購入したばかり。フェスタの当日に、ポップコーンづくりや販売風景、高木義則校長のインタビューなどを取材・撮影して、映像を流しました。
「個人でも地域でも学校に寄付したり、財団に送ったりすることでベルマークに協力できます」と、男性リポーターが締めくくり、こちらも好意的でした。
(2007/12/26-2)
|