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子どもたちの健やかな成長をめざす運動
「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が発足

 文部科学省が後押している「早寝早起き朝ごはん」運動の設立総会が、4月24日、東京・千代田区の一橋記念講堂で開かれ、140を超す団体・個人が参加して全国協議会が発足しました。
  会長には有馬朗人氏(日本科学技術振興財団会長、元文部大臣)、副会長には鍵山秀三郎氏(日本を美しくする会創設者、潟Cエローハット相談役)や陰山英男氏(立命館小学校副校長、元尾道市立土堂小学校校長)、河合隼雄氏(文化庁長官)、遠山敦子氏(新国立劇場運営財団理事長、元文部科学大臣)、服部幸應氏(服部栄養専門学校校長)、日野原重明氏(聖路加国際病院理事長)、茂木友三郎氏(中央教育審議会副会長、キッコーマン椛纒\取締役会長)、赤田英博氏(日本PTA全国協議会会長)が選ばれ、監事に岡野俊一郎氏(全国ラジオ体操連盟会長)と宮田光朗氏(日本英語検定協会専務理事)が選ばれました。
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  この総会では、「子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。また、子どもがこうした生活習慣を身につけていくためには家庭の果たすべき役割は大きいところであります」「最近の子どもたちをみると、『よく体を動かし、よく食べ、よく眠る』という成長期の子どもにとって、当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れていますし、この乱れが学習意欲や体力、気力の低下の要因の1つとして指摘されております」「この運動は、国が実施するとかそういうものではなく、われわれ父親であり母親であり、祖父であり祖母であるような方々が力を合わせて、これから子どもたちをよりよい人間に育てるべく努力をしていきたいとかんがえます」などとあいさつしました。
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  いま「朝食を食べない」「夜ふかしをする」子どもたちが増えています。そこで地域、学校、家庭が一体となって、子どもたちの健やかな成長に必要な活動に取り組めるように、「早寝早起き朝ごはん」運動がスタートしました。全国協議会は、全国的な運動をめざしており、5月から春、夏、秋、冬を通して運動推進の全国キャンペーンを展開します。
  <問い合わせ先> 文部科学省生涯学習政策局「早寝早起き朝ごはん」国民運動プロジェクト室(電話 03−5253−4111=内線3462)
(2006/05/02)