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朝日のびのび教育賞に5団体

  第7回「朝日のびのび教育賞」(朝日新聞社、ベルマーク教育助成財団共催)に5団体が決まりました。同賞は、学校や地域を舞台に多くの人が連携し、ユニークな視点で地道な活動を続け、成果をあげている団体を表彰しています。
  朝日新聞社からは正賞の盾と活動奨励金50万円、ベルマーク教育助成財団から副賞20万円をそれぞれ贈ります。今回の受賞団体は次のとおりです。
  ▽子ども料理教室「ぼくたちとわたしのたのしいクッキング」(北海道・帯広市)
  ▽大蔵の田んぼを育む会(東京・町田市)
  ▽名古屋青少年ビッグバンド「フリーヒルズ・ジャズオーケストラ」(愛知・名古屋市)
  ▽岡山県笠間市立白石中学校(岡山・笠岡市)
  ▽登校拒否を考える親の会(長崎・長崎市)
  5団体への贈呈式は11月5日、朝日新聞東京本社で行います。
(2005/10/26)


ベルマーク運動のビデオのリニューアル作業が進む

愛知県安城市と福井県敦賀市で撮影
ベルマーク運動の説明ビデオ「子供たちの笑顔と共に」をリニューアルするための撮影が、財団の委託した制作会社の手で進められています。新しいビデオには、ベルマーク運動で大切な学校・児童・PTA・地域が一体となった取り組みや、ボランティアグループの活動、「環境」をキーワードに大きく輪が広がるインクカートリッジの回収活動などをより詳しく織り込むことにしており、来春までに完成させて、ベルマーク運動説明会で上映したり、学校や地域で活用していただきます。
 10月9日には、愛知県安城市の福祉まつりで同市内の収集ボランティア「桜井コンパス」
が催した「ベルマーク体験コーナー」を撮影。桜井コンパスは、20年ほど前から社会福祉会館に市民や企業から届くベルマークを整理・集計して地元の養護学校へ贈っており、まつりのコーナーでは訪れた親子連れやお年寄りらがマークを整理したり、クイズを楽しむ様子をカメラに収めました。
                   ◆          ◆
同月17、18日には福井県敦賀市の敦賀南小学校の活動ぶりをロケ。同校ではベル週間をもうけて3年生以上のマークはみんなで(1・2年生の分は上級生が担当)仕分けし、整理・集計も保護者全員が参加して行っており、地域にもベル箱を置くなど精力的に取り組んでいます。
 ロケでは、子どもたちが昼休み時間にマークを仕分けしている様子、スーパーや美容室などに置いてあるベル箱を回収する場面などを撮影。マンションの郵便受けコーナーに置かれたインクカートリッジの回収箱、お父さんも参加した整理・集計の様子なども収めました。
 (2005/10/21)


エプソン販売がイラストコンテスト

  協賛会社のエプソン販売株式会社が、カートリッジ回収による環境保護への関心を深めてもらおうと、「エプソン・カートリッジ回収箱イラストコンテスト」を開催しています。詳しくは、エプソンのホームページ http://www.i-love-epson.co.jp/bell/ で応募要項を掲載しています。
(2005/10/19)


集計・クイズ・・・ 親子でベルマーク学ぶ

富山市の月岡小学校
 「お母さん、このマークはこの箱だよ」「計算、私にまかせて」。富山県の月岡小学校(油本進校長、445人)で、ベルマークを親子で学ぶ楽しい授業がありました。ベルへの認識を深めて、いっそう運動を盛り上げようと、PTAの文化教養部(部長・中嶋昌子さん)と学級委員が協力して開いたものです。
 月岡小では以前から親子でマークを仕分けるなどの学年活動を試みてきましたが、03年度から「ベル活動への理解を通してボランティアを学習しよう」と、この学年活動を総合学習に導入。一部の学年を選んで、授業参観日に親子での「ベルマーク活動ラリーゲーム」を催しており、今年度は3年生と4年生で企画しました。
  10月5日には4年生(2クラス81人)で実施。ベルマークのビデオを見たあと、6人ほどのグループに分かれて、お母さんとマークを番号別に小箱へ仕分けました。このあと、電卓を使って計算し、集計用紙へ記入していきましたが、どのグループもたちまち作業を終え、「みんなでやると簡単だね」。
 ついで、お楽しみの「ベルマーク○×クイズ」。「マークはお金にかえられる」(答えは×)、「ガムなど小さなものは切らずに出してもよい」(答えは○)など、10の出題に両手で○×を描いて答えます。
  ベル活動がすっかり定着している学校だけにほとんどが正解でしたが、○と×が分かれたのが「去年、月岡小で集めた点数は富山県内で15位でした」という問題。答えは×。「10万3367点で10位でした」と答えが明かされると、教室は「すごーい」「やった」の歓声と拍手に包まれました。
  最後にアンケートを出しておしまい。子どもたちが生きいきと作業する姿に、中嶋さんらは「親も子もベルマークへの関心が高まるとともに、力を合わせることの素晴らしさも学ぶと思う。ずっと続けて生きたいですね」などと話していました。
(2005/10/7)
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