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ミツバチの童話と絵本のコンクール
受賞作品が決まる
協賛会社の山田養蜂場

 協賛会社「山田養蜂場」(ベルマーク番号38)が募集していた「ミツバチの童話と絵本のコンクール」の今年度の受賞者が決まりました。どれも、夢のある作品ばかりです。受賞作を中心に、たくさんの応募作品から選んだ絵を使って素敵なカレンダーが出来ました。1部1050円(消費税込み)です。同社は、「カレンダーの収益金は、新潟県中越地震で被災した子どもたちへの図書の寄贈などのために使わせていただきます」と話しています。
 このコンクールは「多くの皆さんの心身の健康に貢献したい」と同社が取り組んでいる社会活動の一環です。童話や絵本を通じて子どもたちに「豊かな心」をはぐくんでほしい、との願いから毎年実施しているもので、ことしで6回目。
 大人から子どもまで幅広い層から童話2727点、絵本604点の合わせて3331点もの作品が寄せられました。
 ポプラ社の協力のもと、静岡文化芸術大学学長の木村尚三郎さんや児童文学者の西本鶏介さん、童話作家の角野栄子さんらによる審査の結果、次の皆さんの作品が入賞と決まり、岡山県鏡野町の同社本社で授賞式が行われました。

 【一般の部(高校生以上)】
 <童話部門>
 ◇最優秀童話賞
  該当なし
 ◇優秀童話賞
  「きんいろのアメ、ぎんいろのメガネ」山口県 五嶋千夏さん
 ◇佳作
  「はちみつ色の涙」東京都 小林栗奈さん
  「さよならのむこうに」千葉県 藤原あずみさん
  「だじゃれ使い師」兵庫県 五月たぬきさん
  「昆虫博士」千葉県 森きなこさん
  「プロジェクトBee」愛知県 木次洋子さん
 <絵本部門>
 ◇最優秀絵本賞
  「ちいさなライオン」東京都 林あや子さん
 ◇優秀絵本賞
  「おいしいのは ど〜れだ?」富山県 森みちこさん
 ◇佳作
  「女王さまのはちみつ」埼玉県 うめだけえこさん
  「はじめまして ちょこちゃんです」大阪府 池崎美代子さん
  「みつばちのチチ」北海道 まうのすけさん

 【子どもの部】
 <童話部門>

 ◇最優秀童話賞
  「ハチミツ色の傘」東京都 鎌田佑里さん
 ◇優秀童話賞
  「ミツバチのゆう便」兵庫県 見瀬釆芽さん
 ◇佳作
  「ありがとうの花」愛媛県 平山桂子さん
  「はるおの夏」岡山県 久保晴美さん
  「ミツバチレポート」宮崎県 岡本有可さん
 <絵本部門>
 ◇最優秀絵本賞
  「みつばちはちこの たからさがし」香川県 細川和枝さん
 ◇優秀絵本賞
  「忘れないよ にじ海ワールド」岩手県 畑美由紀さん
 ◇佳作
  「夢の中のふしぎな出会い」千葉県 明石珠実さん
  「ま法のはちみつ」愛媛県 菅智昭さん

※2005年「ミツバチの絵本カレンダー」の購入申し込みは、
山田養蜂場のフリーダイヤル:0120−38−38−38、HP:http://www.3838.com へ
(2004/12/14-2)


お城の自由研究コンテスト
入賞作品が決まる

 ベルマーク教育助成財団の齋藤諦淳理事長が会長を務める日本城郭協会の「第3回お城の自由研究コンテスト」の入賞者が決まり、表彰式が行われました。
このコンテストは、朝日学生新聞社、くもん子ども研究所との共催、ベルマーク教育助成財団などが後援しています。今回からは、もっとも優れた作品に文部科学大臣奨励賞が贈られることになりました。
77人の応募者の中から見事、初のこの賞を射止めた長崎県佐世保市立江上小6年野田正彬君は「お城の研究を通じて、自分たちの祖先はどのように生きてきて、今の自分たちがあるのかということに、僕たちはもっと関心を持つ必要があると思いました」と述べ、大きな拍手を浴びていました。
入賞者とテーマは次の通りです。
【文部科学大臣奨励賞】
▽長崎県佐世保市立江上小6年野田正彬君「佐志方城かく群を考察する」
【日本城郭協会賞】
▽石川県金沢市立中央小4年鶴田大士君「金沢城の石垣探検」
【くもん子ども研究所賞】
▽兵庫県加古川市立氷丘小6年佐藤公泰君「秀吉の野望」
【朝日小学生新聞賞】
▽三重大学付属小6年藤田奈比古君「藤堂高虎と城 津城、宇和島城」
【学校賞】
▽静岡市立賤機南小6年生「江戸時代の城と城下町の研究、駿府城から江戸城へ、江戸時代の城と家康」
【優秀賞】
▽東京都・青山学院初等部6年菅野昂太君「城」
▽東京都・西戸山小3年玉田恭子さん「2つの城の物語(姫路城、ノイシュバンシュタイン城)
▽岡山大学付属小3年古賀優樹君「桃太郎伝説めぐり」
▽兵庫県姫路市立砥堀小5年馬場健太郎君「砥堀にもお城があった!」
▽広島県福山市立津之郷小5年平山映君、2年匠君「福山城の石垣と本谷川砂留」
▽高知市立新堀小4年吉澤八平太君「高知城と城下町のなりたち」
▽名古屋市立旗屋小4年福田諒君「名古屋城のできるまで」
【佳作】
▽東京都府中市立若松小6年大室裕也君、4年綾亮君「城めぐりと石垣―美しい石垣から歴史を学ぶ 小田原城、江戸城、八王子城、会津若松城ほか」
▽熊本大学付属小6年高野友晴君「姫路城を攻略せよ」
▽東京都豊島区立目白小5年長谷部諭以君「名古屋城」
▽静岡市立賤機南小4年白鳥武尊君「明治から現在までの天守閣について」
▽神奈川県・湘南白百合学園小2年平田愛英さん「姫路城」
▽横浜市立篠原小5年早川圭君「日本の城 小田原城、大阪城」
▽神戸市立本山小5年大待元輝君「幕末と二条城」
▽高知市立新堀小2年森なつ子さん「お城と花火(高知城)」
▽大阪府高槻市立阿武山小2年福家範浩君「思い出のお城研究」
▽大阪府吹田市立北山田小1年西森駿汰君「豊臣時代の大阪城」
(2004/12/14-1)


第6回朝日のびのび教育賞に5団体
ベルマーク財団から副賞を贈呈

 学校独自で創意工夫をこらし、あるいは地域住民と共に個性豊かな教育活動を繰り広げる団体に贈る「第6回朝日のびのび教育賞」の授賞式が11月27日、朝日新聞東京本社の浜離宮朝日ホールで行われました。
 受賞したのは、@バスケットボールを通じて障害者や地域の皆さんとの交流を深めている秋田県立能代工業高校生徒会A手づくりの土鈴の売上金を福祉に役立てている愛知県岡崎市立常磐中生徒会B間伐材の活用を通じて森や木の大切さを訴え、「地球環境を守ろう」とのアピールを発信する三重県いなべ市立大安中テクニカルボランティア部Cチャリティーマラソンでネパールの子どもたちの教育支援を続ける大阪府立長吉高校の生徒らD江戸時代の先祖の偉業を自ら調べ、「五庄屋物語」という劇にして公演してきた福岡県北野町立金島小学校―、の5団体です。
 この「のびのび教育賞」は、朝日新聞社が創刊120周年を記念し、さまざまな教育活動に光をあてるためにつくった賞です。今回も300団体を超える候補の中から選ばれました。
 受賞団体には朝日新聞社から正賞や記念品が、また、ベルマーク教育助成財団の齋藤諦淳理事長から20万円の副賞が贈られ、大きな拍手に包まれました。
(2004/12/7-2)


朝日のびのび教育賞授賞式
晴れ舞台で5団体が活動報告

 ユニークでゆとりある教育活動を支援する朝日のびのび教育賞の授賞式には、ベルマーク教育助成財団から、齋藤諦淳理事長をはじめ、吉川俊夫常務理事や森精一郎総務部長らが出席。晴れの舞台に立った5団体の皆さんを祝福しました。
 「受賞団体の皆さんの努力に敬意を表します。これからも、全国の教育活動を支援してまいります」。朝日新聞社の箱島信一社長は、きっぱりと決意を述べました。ちょっぴり緊張した面持ちで聴き入る受賞団体の人たち。
 その雰囲気が突然、大きく変わりました。式典のあとの祝賀会。トップを切って秋田県立能代工業高校の生徒たちがバスケットボールを持って登場し、バスケを通じて障害者らと交流している日ごろの様子をアピール。直径1bもある赤いボールを参列者の中に回し、最後は、大きな大きなゴールに、みごとにシュートしました。
 すっかりリラックスした会場に軽やかな打楽器の音色が響きました。演奏するのは、三重県いなべ市立大安中の生徒たちです。太鼓や木魚みたいな音色を出す楽器は、すべて間伐材をくり抜いたりしてつくった「世界でひとつだけ」のオリジナルです。
 会場には、先の台風や集中豪雨で山から流れてきた同県宮川村の流木から作った見事なベンチが置かれ、参列者は「こんなにすばらしいものが出来るんですね」と見入っていました。
 このほか、愛知県岡崎市立常磐中の金澤強校長先生は、謝辞の中で、生徒が作った土鈴を紹介。大阪府立長吉高校のチャリティーマラソンの様子や福岡県北野町立金島小の劇の上演の様子などがスクリーンで映し出され、会場はすっかり「のびのび教育」の世界に引き込まれていました。
(2004/12/7-1)


「歩くベルマーク」
ベルマークが付いた「支援Tシャツ」が出来ました
グッドスピード社とライセンス契約
2月から発売、支援金は学校の援助に

 新潟県中越地震の被災校に対し、全国のPTAのみなさんの温かい支援を得て緊急友愛援助を展開しているベルマーク教育助成財団(齋藤諦淳理事長)は、12月22日、ベルマーク運動を支援する目的でライセンス衣料専門会社の有限会社グッドスピード(本社・東京、小佐野剛代表取締役)と「支援Tシャツ」でライセンス契約をしました。
 ベルマークの図柄をデザインしたTシャツを製造・販売することを認める取り決めで、「支援Tシャツ」は、1着3900円。ホワイト、グリーン、グレー、ブラックなどカラフルな生地に、ベルマークをあしらった7種類です。小売価格の3%がベルマーク財団の教育援助資金に振り向けられます。発売は05年2月から全国の専門衣料店で始まります。
 「支援Tシャツ」の問い合わせ先は、有限会社グッドスピード(電話03・5773・3451)です。
 ベルマーク財団では、支援Tシャツで得た資金を新潟県の被災校支援やへき地学校などの教育設備援助に使う予定です。多くの若い人たちに、ぜひ着ていただきたいと思います。
(2004/12/27)
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