今年度の「ベルマーク運動説明会」が5月6日の広島、佐世保を皮切りに始まりました。新しくベルマーク担当になられたPTAや生徒、ボランティアの皆さんにベルマーク運動の意義や歴史、取り組み方などを学んでいただくのが主な狙いです。昨年を上回るお母さんたちで埋まった会場も多く、活発に意見を交わす風景も見られました。説明会は、6月末まで全国100カ所で開かれます。
今年の説明会の特徴は、ベルマーク教育助成財団が今年度の最重点目標に掲げた「協賛会社のベルマーク商品を、もっと知ってもらおう」とのキャンペーンにそって協賛会社の皆さんに積極参加を呼びかけたことです。
ベルマーク商品を売る側(協賛会社)と消費者(PTA)の距離を縮め、マークがついた商品がいっぱいあることを知ってもらうことによって、集票点数が増えれば、運動のさらなる活性化につながる、との考えからです。
財団が打ち出したこのキャンペーンは協賛会社にも快く受け止めていただき、たくさんの会場で、試供品やパンフレットを配っていただいたり、アンケートを実施するなど、協賛会社とお母さんたちの「ひざを交えた」交流があちこちで見られました。
昨年を上回る211人が集まった7日の新宿会場では日清食品とラッキーベルが参加しました。日清食品は発売45周年を迎えたチキンラーメンの試供品を受付に用意。お母さんたちは、「チキンラーメンにもベルマークが付いていたんだ。」と再認識されておりました。
同社の担当者は、「手ごたえは十分ですね」と喜んでいました。
このほか、ふじっ子が神戸会場で、塩ふきこんぶや煮豆を配ったほか、ショウワノートはベルマーク収集箱、キユーピーなどが各地の会場で試供品やパンフレットを配るなどしました。
今年の説明会には、学校関係者以外の一般の参加者も少なくありませんでした。「子供が学校を卒業してからは、ベルマークに縁遠くなっていました」というお母さんは、「やっぱりマークは捨てがたく、缶に貯めてきました」と20年間にわたって集めたマークを持参し、寄贈してくれました。私たち財団職員は、こうした応援団の存在を力強く感じました。
ベルマーク運動説明会についてのお問い合わせは、TEL(03)3572・4937へ。
(2003/5/7-2)
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