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自分たちで調べ、文化遺産をはぐくむ心を
日本城郭協会が作品を募集

ベルマーク教育助成財団の常務理事で常葉学園大学学長の斎藤諦淳さんが会長を務める「財団法人日本城郭協会」は、お城を題材にした夏休みの自由研究コンテストを企画、作品を募集することになりました。優秀作品は表彰し、朝日小学生新聞紙上などで発表、さらに「研究報告書」として刊行する予定です。

 「城郭」「城址」「城下町」という、ちょっと珍しいテーマを設定したのは、「お城に関係した課題を自分たちで見つけて調べ、まとめて発表することによって自主的な学習に楽しみながら取り組んでもらう」「さらに、私たちの暮らしが歴史の流れの中で培われてきたことに気付き、先祖が残してくれた文化遺産を大切に受け継いで発展させていこう」との気持ちを育てるのがねらいです。

 同協会では、平成14年度から小・中学校でスタートする「総合的な学習」を先取りする形で昨年、高知市立追手前小学校の6年生に「高知城を探る」のテーマで調べてもらいました。その結果は公開授業で披露され、素晴らしい報告書にまとめられました。
 今回のコンテストは、追手前小の成果をもとに、実施に踏み切ったもので、同協会と朝日学生新聞社、くもん子ども研究所主催、文部科学省(申請中)、教育新聞社、ベルマーク教育助成財団など後援。

 申し込み締め切りは9月末日。作品はリポート、模造紙、CD・ROMのいずれかを使い、個人またはグループ、クラス単位で東京都千代田区五番町3ノ1の「くもん子ども研究所」内の事務局に送ってください。

 審査結果の発表は11月中。最優秀賞1点、優秀賞10点に賞状と副賞が贈られ、作品は朝日小学生新聞や朝日中学生ウイークリー、教育新聞などで紹介します。
 同協会では、このコンテストにちなんで、今年5月から7月にかけて全国各地で「土曜お城見学会」を開きます。
 コンテスト、見学会についての問い合わせは、同コンテスト事務局(電話03・3234・4584)へ。
(2002/3/28-6)


ポプラ社が「調べ学習ガイドブック」発行
総合学習のヒントに
ベルマーク運動も詳しく紹介

 ポプラ社から発行された「調べ学習ガイドブック」は調べるテーマの選定から調べ方、調べる先のガイドなどがぎっしり詰まった便利な道しるべだ。 この中で「調べ学習の実践例」としてベルマークが詳しく紹介されている。東京国立市の国立学園小学校の児童が「ボランティア」に興味を持ち、いろいろ調べていくうちに、身近で自分たちにもできるボランティアとしてベルマークにたどり着くというもの。

 今年から始まる総合的な学習に頭を悩ましている先生や子どもたちも多いと思われますが、テーマ探しや学習方法のヒントとして役に立ちそうです。(定価本体価格5800円)
(2002/3/28-5)


第4回友愛援助のアフガニスタン支援は
ジョイセフに寄託が決まりました

 2002年度に実施される第4回友愛援助のうちアフガニスタン復興支援事業はジョイセフ(家族計画国際協力財団)に委託することになりました。子どもと女性の健康を守る活動に焦点をあて、現地のNGO(非政府組織)と協力して、母子の保健衛生や寄生虫予防のほか生活環境の改善に取り組みます。

 アフガニスタンの事業は第4回の呼びかけに緊急に追加されたものですが、参加団体の共感を得て、短期間にもかかわらず230万円の資金が拠出されました。しかし、事態が流動的だったため、具体的な内容や委託先は未定でした。

 今年呼びかける第5回友愛でもアフガンを対象としますが、委託先は日本ユネスコ協会連盟になります。
(2002/3/28-4)


今年も「実験名人・ベルマーク教室」を開催
参加希望校を募集します

 ベルマーク教育助成財団は「実験名人・ベルマーク教室」への参加希望校を募集しています。開催にかかる費用は財団が負担します。山間部や離島などにある小規模な小・中・高校を優先します。先着順とします。
 「ベルマーク教室」は科学技術振興事業団に登録されている実験・工作の専門家「サイエンス・レンジャー」を希望学校に派遣、ふだんの授業ではできない実験を披露するものです。子どもたちの理科離れが問題となっている現在、理科への興味をかきたてる絶好の機会となります。
 開催日はレンジャーの日程もあり、なるべく土日か休日を希望。
 希望校は、はがきに学校名、所在地、学校長名、児童・生徒数、電話番号、担当者名、連絡先を記入して、同財団実験教室係(〒104-0061東京都中央区銀座6−6−7朝日ビル)に申し込む。
 問い合わせは電話03−3572−4937、E-mail:toiawase@bellmark.or.jp
(2002/3/28-3)


カンボジア、ラオスに絵本を届ける運動
今年もシール貼りのボランティアはいかが

 ベルマーク財団は「カンボジア、ラオスに絵本を届ける運動」を支援するボランティア参加校を募集します。
 この運動は国際援助団体シャンティ国際ボランティア会(SVA)と財団が連携して始めたもので、今年で3回目。現地語訳のシールを貼った日本の優れた児童書を送り届け,両国の子どもたちの読書推進、教育向上に協力します。
シール貼りの作業を日本の子どもたちや保護者に担当してもらいます。いながらにして国際的なボランティア活動に参加でき、子どもたちの国際理解を進めるのにうってつけです。
 参加費用は無料で、シール貼りの絵本は1学校あたり25冊、小中高校を対象とします。募集校は40校で先着順とします。
 希望する学校は電話(03・3572・4937)、E-mail:toiawase@bellmark.or.jp、または、はがきで財団(〒104−0061 東京都中央区銀座6−6−7)までお申し込みください。
(2002/3/28-2)


新年度のベルマーク新聞発行

 今年も新学期が始まりました。ベルマーク運動を進めるPTAのみなさんや生徒会のみなさんの活動が間もなくスタートします。
 財団と学校と参加企業とを結ぶ大切な「ベルマーク新聞」は、昨年から年6回発行に変わりました。新年度の発行は次の通りです。
 新学期号(4月10日発行)▽夏季号(7月10日発行)▽秋季号(9月10日発行)▽初冬号(11月10日発行)▽正月号(1月10日発行)▽早春号(3月10日発行)の6回となります。
 なお、ベルマーク財団のホームページで最新のニュースや学校訪問記事(毎月の大台達成校)などは随時更新し掲載しています。新聞より早く記事を読むことができますので、アクセスしてご覧ください。
(2002/3/28-1)


「ベル活動の詳しい内容知りたい」
大府西中の2年生が名古屋の
広報委員の職場訪ね熱心に取材

 愛知県大府市の大府西中学校2年生桜井恵理さんが2月21日、職場体験で朝日新聞名古屋本社に駐在するベルマーク教育助成財団の広報委員を訪ねてくれました。同中はベル運動未参加ですが、桜井さんは小学校時代に収集経験のあるベル活動の詳しい内容や、そこで働く人の仕事を知りたかったそうです。
 今も個人的に集めているベルマークを持参してくれた桜井さんは、広報委員が学校を訪問したり取材内容をホームページやベル新聞に掲載すること、PTAからの問い合わせや相談に応じたりすることなどの仕事をメモ。岐阜県の中学校生徒会が地域ぐるみのベル活動で町に福祉機器を贈り続けているという話を聞くと、自ら校長先生に電話して、生徒がそうした活動を始めた動機や今後の活動計画などを取材していました。
 朝日新聞名古屋本社の編集局なども見学した桜井さんは「ベルマークが学校から地域へ広がっており、たくさんのボランティアが参加していることが良く分かった。大府西中でも新年度からの生徒会活動の候補にベルマークが上がっているので、実現したら積極的に参加したい」と話していました。
(2002/3/20)
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