ゾウからハリネズミへ、すべり台が世代交代


(2018/12/03)印刷する

静岡・黒田幼稚園

 「とてもかわいいすべり台です。先代のぞうさんすべり台もベルマークで購入し、20年間子ども達に親しまれました。今回も大切に使わせていただきます」――

 学校法人とくのう学園黒田幼稚園(吉野けい子園長・園児270人)では20年前にベルマーク預金で購入したゾウのすべり台を長年愛用していましたが、さすがに老朽化してきたため、この度ハリネズミのすべり台を新たに購入しました。

 三島からJR東海道本線と身延線を乗り継ぎ50分、静岡県富士宮市の源道寺駅が最寄りの黒田幼稚園は、北に富士山、南には緑豊かな丘陵を望む自然豊かな場所にあります。ご当地グルメの富士宮やきそばは、B級グルメの人気を決めるB-1グランプリで過去何度も受賞しています。

広々としたきれいな園舎

 1984年にベルマーク運動に参加後34年間コツコツ集め続け、累計は600万点を超えました。活動は父母の会の「ベルマークママ」16人が中心となり月に一度集まります。ベルマークママの皆さんは「皆でやればあっという間。お喋りしているとマークが飛んでいきそうになってしまう事があるくらいで、大変なこともなく楽しく活動していますよ」「朝9時半~午後2時半までお昼休みを挟んで活動するので、子どもの様子も見られて一石二鳥」と話し、お昼に園児と同じ給食を食べる事も楽しみの一つになっているそうです。

ハリネズミすべり台はいつも大人気
マーク整理には牛乳石鹼の空き箱を活用

 家庭で積極的に集めているため園児のベルマーク収集への意識も高く、「スーパーで子どもがベルマーク付きの商品を選んできます。最近はブルボンのプチシリーズが人気」「子どもがおじいちゃんに自分でお願いして集めてもらっています」。廃品の箱についていても「先生、ベルマークあったよ~」と持ってきたり、月100枚集めてくる子もいるそうです。

 近隣ではお子さんが黒田幼稚園に入園したと話すと「ではベルマーク集めておくね!」と言われるほど「黒田幼稚園=ベルマーク」の印象が強いそうで、子どもが卒園後も何十年にも渡りマークを届けてくれる保護者や、近くのスーパーの協力もあり地域ぐるみで順調に集めています。

ベルマーくん知ってるよ~
園庭には、40周年記念で昨年購入した立派なアスレチックも


 ベルマーク預金では、これまでにアップライトピアノやからくり時計、交通安全教室でつかうウサギやゾウの着ぐるみやキーボード、大玉など様々なものを購入してきました。

 今回購入した「はりねずみすべり台」は、背面にクライミング用のホールドも付いていて、あちこちからよじ登れるようになっています。ゾウさん同様に子どもたちに大人気だそうで、吉野けい子園長は「皆さんが努力して集め、ベルマークママに整理していただいたマークをこのように形に残せるのは素晴らしいこと。引き続きベルマークを積極的に活用していきたい」と話しています。

ベルマークママの皆さんと先生方(左から3人目が吉野けい子園長)。壁にはずらっとベルマーク大台達成の感謝状が並んでいます

★2014年にはベルマーク運動説明会(沼津会場)で発表もしてくださいました!⇒リンク

ベルマーク商品

アルカリ乾電池「アルカリ1」

ベルマーク検収

今週の作業日:3/25~3/29
1/31までの受付分を作業中