キユーピーの特別寄付に報告冊子/東日本大震災被災校へ総額1億3800万円
(2017/12/01)印刷する
東日本大震災の被災校を支援するため、2011年度から総額1億3820万5848円に上る特別寄付をベルマーク財団に続けてきたキユーピー(ベルマーク番号07)に対し、財団は被災地支援の内容を冊子にまとめ、報告しました。財団は東北3県の小・中学校を中心に教育設備や部活動の練習、遠征のバス代支援などに充ててきました。特別寄付は16年度までの財団の東北支援の総額4億4071万円の、約3分の1にあたります。
報告冊子は2冊目で、14年からの3年度分をA4判、23ページにまとめました。寄付の使い道や支援校のリスト、被災校の現状をつづったベルマーク新聞の記事、被災校から届いた感謝メッセージを掲載しています。
キユーピー本社(東京都渋谷区)を財団の中島泰常務理事らが11月30日に訪ね、「長きにわたり、本当にありがとうございました。被災校から大変、喜ばれています」と感謝を述べ、今村修事務局長がキユーピーの広報・CSR本部の石橋弘行CSR部長に冊子を手渡しました。
特別寄付は、マーク点数に応じて協賛会社が負担する通常の金額とは別に、全国のベルマーク運動参加団体が集めたキユーピーマーク点数の一定割合の金額を、東日本大震災支援の目的に限定して寄付されました。
CSR部の社会・環境チームリーダーの竹内直基さんは「社内でも被災地支援への関心は高く、冊子を広く共有したい。今後も被災地のニーズをくみながら、ソフト面での支援も続けていきたい」と話しました。
財団には、備品を買ったり、バス代支援を受けたりした学校から、多くのお礼のメッセージが届いています。
☆東北や九州の被災校からのお礼メッセージはこちらからご覧いただけます。