ベルマーク財団、「2015年度協賛会社・協力会社懇談会」を開催


(2015/03/16)印刷する

東日本大震災の被災校支援を継続、創立55周年を記念し「ベルマーク大使」創設も
「スミフル」が自社のマーケティングの工夫を披露

 2015年度のベルマーク運動の協賛会社・協力会社懇談会が3月10日、東京都内のホテルでありました。ベルマーク運動の現況と15年度の事業計画・予算について財団事務局側が説明し、意見を交換しました。

 懇談会には、協賛会社39社59人、協力会社11社19人が出席しました。

熱心に資料に目を通す協賛会社・協力会社のみなさん
新規加入のあいさつをする山﨑利恵・BRITA Japan社長

 財団の銭谷眞美理事長が「ベルマーク運動は今年で55年の節目を迎えました。学校への応援に賛同してくださる協賛会社、協力会社の皆様に感謝します。この1年で、参加学校では5億2千万円の設備品を購入し、各企業からの寄付では7千万円規模の支援をすることができました」と感謝の言葉を述べました。

 中島泰常務理事は「財団を皆様方のCSR部門の出先機関だと思って利用していただきたい」とあいさつ、15年度の事業計画などについて説明しました。5年目となる東日本大震災の被災校支援に引き続き力を入れ、へき地学校や特別支援学校への支援を従来規模に戻すほか、協賛・協力会社とのさらなる関係強化を図ってPTA活動の活性化を進め、創立55周年にちなんで「ベルマーク大使」を創設するなど新たな広報活動に取り組むことなどを話しました。

市場調査費1億円突破の感謝状を手にする渡辺宏・日本テトラパック環境本部長

 新たに協賛会社に加わったイオントップバリュとBRITA Japan(ブリタ)の両社を紹介しました。また、集まったベルマークの点数に応じてPTAと財団に支払う市場調査費が累計で1億円を超えた日本テトラパックに感謝状と記念品を贈りました。同社は11年に協賛会社に加わったばかりです。1億円突破は46社目になりました。

「バナナ販売戦略とベルマーク」と題して講演する佐藤豊・スミフルマーケティング部部長

 スミフルマーケティング部部長の佐藤豊さんが講演し、財団から毎月送られてくる集票データを活用したマーケティング活動を披露しました。同社の戦略商品である中高地バナナの販路拡大にベルマーク運動を絡めた経験を紹介。ブランドの差別化への利用や集票データとマッピングソフトを組み合わせたマーケティングの工夫が大きな注目を集めました。

 昼食会は西村陽一専務理事(朝日新聞取締役編集担当)の乾杯で始まり、和やかな雰囲気のなかで、ベルマーク運動に関する意見の交換があちこちで行われていました。

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