被災校特別支援のキユーピーに感謝状


(2014/10/28)印刷する

感謝状を手にする井上伸雄取締役。左は中島泰財団常務理事

 東日本大震災の被災校を支援するための特別寄付を続けている協賛会社のキユーピー(ベルマーク番号07)に対し、ベルマーク教育助成財団は10月27日、感謝状を贈りました。この寄付は始めてから3年間で9800万円にのぼります。財団が大震災発生から4年間で実施する予定の被災校支援総額、3億7240万円相当の3割近くを1社の寄付が占めるという、ベルマーク運動史上で例のない規模です。

 感謝状は、東京・調布市の仙川キユーポートを中島泰・財団常務理事が訪ね、井上伸雄取締役に渡しました。「地震と津波で深く傷ついた子どもたちや学校の復興に向けた最大の支えとなっています」と中島常務理事は述べました。

被災校からの感謝メッセージに見入る井上取締役(中央)と森佳光広報・CSR本部長(右)、梶井剛社会・環境推進部長=いずれも東京・調布市の仙川キユーポート

 井上取締役によると、全国のキユーピー従業員から被災地に思いを寄せて「何かしなくては」という気持ちが高まり、考えていくうちに、ベルマーク運動の仕組みを使って「自分たちにできることをしよう」となったそうです。「気持ちさえあれば、それを確実に届けることはできる」と井上取締役は力を込めました。

 支援を受けている被災校からは、感謝の便りと写真が財団に次々と届いています。それに見入った井上取締役らは「少しでもお役に立てて、こちらもありがたいと思います」と話していました。

 キユーピーは寄付にとどまらず、被災地の小学校で出前授業を行う計画も立てています。「マヨネーズ教室」です。子どもたちが実際にマヨネーズ作りに挑み、食育とともに喜び、感動を味わってもらう教室です。学校負担はありません。詳しくはこちら

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