全国96会場で説明会 無事終了


(2014/07/14)印刷する

 2014年度のベルマーク運動説明会が、全国の96会場で開かれました。参加者は5051校・団体の1万4018人になり、前年を221団体、193人上回りました。ネットショッピングで東北の支援金が生まれるウェブベルマーク運動の説明も加わりました。PTAからは、全校に配るチラシを送ってほしいとの要望が相次ぎました。

 ベルマーク運動説明会は、今年で38回目になります。新たにベルマーク運動の担当になったみなさんに、運動の歴史や仕組み、集計の手順などを説明して、たくさんのマークを集める参考にしていただこうという狙いです。

 今年度は、茨城県つくば市、横浜市青葉区あざみ野、京都府福知山市、福岡県久留米市の4会場が加わりました。

 ベルマーク運動を経験したPTAにお願いした「体験発表」では、役員の負担をできるだけ軽くするため、知恵を絞っていることが浮かんできました。

 学校に集まるのではなく、家庭にマークを持ち帰って仕分けしてもらう方法、作業日を長く取って、可能な日に登校してもらう方法などです。役員だけではなく、一般の保護者にボランティアをお願いするPTAもたくさんありました。「一人一役」などの名前で、年に一度はPTAの仕事に協力してもらうルールを設けているPTAも目立ちました。

 また、保護者だけでなく、児童、生徒に協賛会社別の仕分けをしてもらい、大人は主に集計にあたる例も多いようです。「子どもたちも参加することで、学校をあげて意識が高まる」との報告がありました。

 また、インクカートリッジは、校区内の事業所や電気店などに協力をお願いして、まとまった量を入手しているPTAがありました。地域の協力はベルマークの点数だけでなく、子どもたちを見守り、学校を支える雰囲気を広げる効果もあります。

 現在の運動参加団体は約2万8000。1年間に集めるベルマークは約5億点です。年間のお買いもの額も5億円相当です。

 今年からは、ウェブベルマーク運動からの支援金も財団の援助資金に加わっています。参加登録が7月に8500人を超え、支援金も約5万円計上しています。

 「自宅でできるボランティア」として、東北の被災校支援に特化した運動です。

  

2014年度ベルマーク運動説明会 PTA体験発表

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こどもがよろこぶ・かるい学習帳B5かんじ104字

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