参加・脱退、新商品


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ベルマーク運動にファインプラス参加 カジュアル衣料では初

 ベルマーク運動にアパレルメーカーの株式会社「ファインプラス」(本社・東京都千代田区神田鍛冶町)が協賛会社として9月に加わりました。カジュアル衣料では初めての参加で、ベルマーク番号は39番です。商品へのベルマーク添付は12月発売の冬物の子ども服からになります。 ファインプラスのベルマーク商品展開のイメージ
 ファインプラス社は、1995年創立、衣料品やバッグ、雑貨の企画、生産、販売をしている総合アパレルメーカーで、「ペンフィールド」「アウトドアープロダクツ」などのブランドも手がけています。酒類販売、飲食店、靴店などを展開するファイングループ(本社・松山市)の子会社です。
 ベルマークを付けるのは、12月発売の子ども服(ファインキッズ)全品が第1弾で、その後、一般向け衣料や一部のバッグ、雑貨などに広げることにしています。2009年度からはペンフィールドの新規商品にも付ける予定です。商品は主に全国の大手衣料店やスポーツ点で販売される予定です。点数は5点〜100点で、5点刻みになります。デザイナーが手がけた様々なベルマークが登場します。
 同社はベルマーク参加にあたり「商品デザインにベルマークを加えることで、企業としてだけでなく、商品をお買い上げいただいた方にも社会貢献の意識を持っていただきたいと願っています。また、Tシャツやジャケットといった身近なファッションを通じてベルマークの認知度を高め、よりたくさん人にベルマークのことを知っていただきたいと思います」と抱負を話しています。
<イラスト>ファインプラスのベルマーク商品展開のイメージ
(2008/10/03)

ショウワノートが新商品

 ショウワノート(ベルマーク番号53)がベルマーク添付商品を追加します。
◆紙製文房具
 ・ポケモン学習帳(B5判)  170円   1.5点
 ・ポケモン学習帳(A5判)  140円   1点 (10月から順次発売)
 ・ポケモン学習帳(A6判)  100円   1点
 ・ポケモンセクション(B5判) 170円  1.5点 (11月から順次発売)
(2008/10/03)

日活、映画界初の協賛会社に 「ブタがいた教室」前売り券にマーク

 映画の日活株式会社(本社・東京都文京区)が8月からベルマーク運動の協賛会社に参加しました。ベルマーク番号は82番。映画界からは初めてで、11月公開の「ブタがいた教室」の前売り券にベルマークが付きます。 ベルマークの付いた映画「ブタがいた教室」前売り券(見本)
 日活は1912年設立の映画会社で、戦後「ビルマの竪琴」「警察日記」などの名作、「太陽の季節」などのヒット作を生み、石原裕次郎、小林旭、吉永小百合らのスターを輩出してきました。現在は、映画・ドラマの企画、製作、配給などが中心で、東京都調布市に撮影所があります。
 ベルマークが付く映画「ブタがいた教室」は、新米先生と6年生が、学校でブタを飼って大きくなったら食べよう、と卒業までの1年間世話をします。一緒に遊んで、世話をするうちに子どもたちの中に「かわいそうで食べられない」という声が起こってきます・・・。
 大阪の小学校であった実話を元に作られ、前田哲監督の下に、先生役の妻夫木聡と26人の子どもたちが主演しています。11月1日から全国51館で始まり、順次各地で公開され最終的に約100館で公開される予定です。
 ベルマークは、8月23日から発売された前売り券に付いています。またベルマークのない当日券も、前売り券と同様に、額面の100分の1がベルマーク点数になるので、半券そのものがベルマークの扱いになります。他のベルマークと同様、整理袋に入れ、「送り状」への点数記入も他の協賛会社と同様に書き込んで、ベルマーク財団に送るようお願いします。
 「小学校を舞台に、教育やいのちの大切さをテーマに真摯に取り組んだ映画なので、教育現場に少しでも還元できればと考え、ベルマーク運動に参加することにしました」。ベルマーク運動参加に際し日活はこう抱負を述べています。

「食」「教育」考える契機に ベルマーク参加で日活が抱負


 ベルマーク運動で映画界初の協賛会社「日活」。参加に当たっての同社の抱負を掲載しました。
     ◇
 日活は、小学校を舞台に教育やいのちの大切さをテーマとして取り組んだ映画『ブタがいた教室』を11月1日に公開します。 映画「ブタがいた教室」=(C)2008「ブタがいた教室」製作委員会
 「ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう!」新米教師の星先生(妻夫木聡)は6年2組の26人の子どもたちと一緒に卒業までの1年間、「食べる約束」で子ブタを飼い始めます。子どもたちは、子ブタを「Pちゃん」と名づけ、小屋を作り、毎日世話をし、一緒に遊んで楽しく日々を過ごしてゆきます。Pちゃんへの愛情が芽生えていくとともに近づいてくる卒業式…。クラスを真二つに分けた涙の激論の中、星先生と子どもたちが出した結論とは…。
 本作は、1990(平成2)年から3年間、大阪の小学校で実際に行われた授業を元に作られました。この教育現場の模様はテレビドキュメンタリー番組としても1993年に放送され、ギャラクシー賞奨励賞、動物愛護映画コンクール内閣総理大臣賞を受賞し、大きな反響を呼びました。
 セリフではない“自分の言葉”を台本なしで語る26人の子どもたちと一緒に悩みながら成長していく新米教師に、先生役初挑戦の妻夫木聡。前田哲監督とともに子どもたちのリアルな感情を引き出しています。さらに6年2組を支える教師陣に原田美枝子、大杉漣、田畑智子ら実力派キャストが脇を固めます。
 あなたならPちゃんを「食べる」?「食べない」?
 “いのち”、“食”、“教育”のあり方が改めて問われている今だからこそ、映画を通して、この授業を体感していただき、考えるきっかけとしていただければ幸いです。
 日活は、本作を通して教育現場に少しでも役立つことができればと、ベルマーク運動に参加することになりました。今後も、ふさわしい作品にベルマークを付け、運動に取り組んでまいります。
「ブタがいた教室」 http://www.butaita.jp/

<写真上> ベルマークの付いた映画「ブタがいた教室」前売り券(見本)
<写真下> 映画「ブタがいた教室」=(C)2008「ブタがいた教室」製作委員会

(2008/10/03)
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