北海道ニセコ町の近藤小で一輪車講習会


(2014/09/16)印刷する

手をつないで真剣に

 北海道のニセコ町立近藤小学校で8月26日、一輪車講習会が開かれました。1年生から6年生まで11人の子どもたちが参加し、基本的な乗り方からかなり高度な技まで、2人のインストラクターにみっちり教えてもらいました。ベルマーク財団のへき地校支援事業です。

笑顔がこぼれます

 指導したのは、小山美由紀さんと浮谷奈菜さん。小山さんは全日本競技大会で何度も優勝し、世界大会でも3度の優勝経験がある名選手。浮谷さんも国内、海外で活躍しており、一輪車で山を下るダウンヒル競技で日本一になっています。

 講習会では、まずインストラクターが模範演技を見せました。体育館の中を2人でぐるぐる回りながら、次々に華麗な模範演技を披露すると、子どもたちや先生方から大きな拍車がわきました。

 子どもたちは、まず基本的な知識を教えてもらいました。一輪車のサドルの位置をおへその高さにすることや、ペダルを踏む足の位置、背筋を伸ばし姿勢を良くすることなど基本的なアドバイスを受けました。「目線と姿勢が大切です」とインストラクターの声が飛びます。

ループに成功

 近藤小は一輪車が盛んな学校です。昼休みなどに乗っている子どもが多く、ほぼ全員が乗ることができます。静止するアイドリングの技や回転するスピン、横に寝かせた一輪車に手を使わずに乗る「蹴り上げ乗車」などを教えてもらうと一生懸命に練習していました。

模範演技です

 最後に大勢で手をつないで輪になり、ぐるぐる回る「ループ」に挑戦。全員の息があわないと成功するのは難しいですが、子どもたちは緊張しながらも一生懸命に取り組みました。中には転倒する子どももいましたが、隣の子に助けられてなんとか再開。最後に見事な輪ができた時は、先生たちから拍手と歓声が沸きました。

 講習会の最後に、児童会長の板敷凌くん(6年生)が、「今日はすごい技を教えてもらい本当にありがとうございました。僕もできるように練習します」とあいさつしました。

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