新品の長胴太鼓、秋まつりでドドン/ベルマーク財団が北海道・古舞小へ贈る


(2015/10/14)印刷する

 ベルマーク財団から贈られたばかりの新しい和太鼓の音はひと味違ったようです。北海道幕別町の古舞小学校から届いた感謝のメッセージのなかで、6年生の松田悠里子さんは、9月5日の地区の秋祭りで披露した笛と太鼓の楽しい掛け合いの様子を教えてくれました。

 ≪「ピッピ」と2回笛をふくと、太鼓を「ドンドン」と2回たたきます。笛を「ピーッ」と長くふくと、太鼓を「ドンドンドンドン」と連打します。子どもみこしを担いでいる人は「わっしょい」と言いながらみこしを回します。最後に「ドドン」とたたいて子どもみこしは終わります≫

新しい和太鼓と一緒に笑顔で記念撮影する北海道・古舞小の児童たち

 秋晴れの空のもと、児童たちの笑顔がはじけました。

 ベルマーク財団は今年度も、全国のへき地校や特別支援学校などに設備品を贈る援助をしました。へき地校には学校が希望する30万円相当の設備品が贈られ、道内では古舞小など20校が対象になりました。

 古舞小は学校教育用宮太鼓を選び、国産厚牛皮を使用した本格的な和太鼓(長胴太鼓、直径450㍉×高さ620㍉)が届きました。戦前から使っていた和太鼓は音が響かなくなっていたそうです。

 幕別町は道東の中心、帯広市の東隣にあります。古舞小は全校児童23人。かつて『愛国から幸福行き』という駅区間切符で「幸福駅ブーム」を巻き起こした旧広尾線「愛国駅」から東へ7㌔ほどのところにあります。

 「小さな学校ですから音楽専任の先生はいません。担任と一緒に祭りを盛り上げようと子どもたちは進んで参加しています。11月の学芸会でもぜひ長胴太鼓を使ってみたいですね」と井口観慈校長は話しました。

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