「チャリティー年賀状」販売開始/気仙沼の子どもたちの作品も


(2019/11/20)印刷する

 支援金がベルマーク預金に加算される「チャリティー年賀状」の販売が11月20日から始まりました。1枚あたり10円がウェブベルマーク協会に寄付される仕組みで、全国のベルマーク参加校から被災校や自分の学校など、支援先を選ぶことができます。

 販売されるのは、中高生も含めて実施された「全国学生デザインコンテスト2020」の入選作品104点で、1枚143円(税込)です。購入は、オンライン上で年賀状の作成・印刷・配送ができるアプリやサイト「スマホで年賀状」「ネットで年賀状」で。購入手続きをするとメールが送られてくるので、そこにあるリンクから「支援校選択・登録フォーム」を開き、任意の学校を選ぶことができます。来年1月15日まで販売します。

 博報堂アイ・スタジオが2011年から始めた取り組みで、これまでの支援金は累計736万4500円になるそうです。


 宮城県の気仙沼市立唐桑中学校(熊谷長悦校長)で10月31日、恒例の「チャリティー年賀状 デザイン教室」が開かれ、同中の2年生28人、唐桑小学校の6年生19人、中井小学校の6年生16人が参加しました。

 丸・三角・四角など、大きさや形、色の異なるパーツを組み合わせて年賀状をデザインします。教室は5年目を迎えますが、今回は唐桑中の生徒が初めて準備段階から参加。9月にあった事前授業で、パーツのもとになる色を決めるため、自分の手や木の葉、ビー玉、スポンジなどを使ってあえて色むらを作り、アクリル絵具で紙を染め上げたそうです。

 この日は小中混合の16グループに分かれ、「全国に伝えたい気仙沼の魅力」をテーマに作業に臨みました。約2時間後、工夫したパーツの組み合わせから「朝日に照らされるうみ」「折石(おれいし)」「鹿の親子」「泳ぐサンマたち」など、地元の風景や動物、海の幸などを表現した26作品が出来ました。11月30日から「スマホで年賀状」「ネットで年賀状」で販売されます。これらの作品を買った場合の支援金は、気仙沼市内のベルマーク参加校・団体に均等に配分されます。


ベルマーク商品

KGスキンタッチコットン(女児)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/15~4/19
2/14までの受付分を作業中