「朝倉市の方へ、復興頑張って」と81枚のカードメッセージ／九州北部豪雨の被災地に向けて北九州市立霧丘小学校の６年生児童が

(2018/02/28)印刷する

　「ファイト！」「同じ福岡県民、お互いがんばりましょう」「健康第一！」「早くもとの生活にもどれるよう願っています」――。様々な手書きのメッセージが書かれたカード81枚を貼り付けた大きな紙が２月下旬、財団に届きました。

　北九州市立霧丘小学校の６年生が、昨年の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市の人たちを励まそうと書いた応援メッセージです。霧が丘小学校は５年前からベルマークを集めて東日本大震災の援助事業に寄付を続けています。PTAベルマーク委員長の山本樹理さんによると、毎年3学期になると被災地のことを授業でとりあげ、子どもたちに応援メッセージを書いてもらっているそうです。九州北部豪雨は、被災地が同じ県内ということもあり、子どもたちにも身近で起きた災害という気持ちが強かったようです。

　被害の大きかった朝倉市杷木地区にある同市立志波小学校に、財団からメッセージを送りました。杷木地区には志波小も含めて小学校が４校ありますが、三浦千鶴子校長は「ありがたいです。地域の４小学校で回覧します」と話しています。地区では今春から小学校が一つに統合されるそうですが、できれば統合後の小学校にも掲示したい、と考えています。