トランシーバーや電動空気入れを活用


(2014/07/24)印刷する

宮城県名取市立閖上(ゆりあげ)小学校

創立140年の伝統校。校名板も堂々たるものです

 震災で津波の被害にあった宮城県名取市立閖上小学校。沿岸部にあった校舎は使えなくなり、8キロほど離れた市立不二が丘小学校での間借り生活が続いています。児童は7コースに分かれてスクールバスで通ってきます。バスの時間が優先なので活動が制限される面もありますが、子どもたちは元気いっぱいでした。

職員室に常備したトランシーバーを持つ齋藤教頭

 ベルマーク財団では毎年、ベルマークで設備品を買ってもらう支援を続けています。

 齋藤裕美教頭が持っているのが、ベルマークで購入したトランシーバーです。災害のときに教職員が連絡を取り合う手段として、頼りにしていると話してくれました。廊下には電動の空気入れもありました。子どもたちはボール遊びが大好き。空気入れは毎日使う必需品だそうです。このほか、合唱や記念撮影などに使うひな壇や、サッカー用具などをベルマークの支援でそろえました。

電動空気入れ。ボール遊びに欠かせません

 三品隆校長は「国内外からのみなさんの支援に感謝しています」と話します。閖上小は閖上中学校との小中一貫校になり、新たな校舎を建設して3年後には再出発することが決まっているそうです。

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